ありゃりゃサンポ

近現代の建築と一日八千歩の散歩の忘備録。美味しいご飯と音楽と。
東京都全域を徒歩で塗り潰す計画進行中。

俺のベーカリーの「マスカルポーネとはちみつ」

2019年01月11日 | 食べ物のはなし

目黒から渋谷まで山手線沿いを歩いた日、ちょうど家の食パンがなくなった日だったので恵比寿の行列のできるパン屋さんに寄りました。
俺のベーカリー。通りかかったのが平日の午後2時半くらいだったので並ばずに変えました。
食パンは2斤売りだったので少し大きすぎる。1斤サイズで焼いている「マスカルポーネとはちみつ」を買いました。
写真だと左上の山形パンの奴。1斤で900円。
山崎の「超芳醇」食パンは158円なので、1斤900円の「マスカルポーネとはちみつ」は「超芳醇」の5.7倍になります。人生最高値の食パンです。

家のスライサーで厚めの5枚に切って軽くトーストして食べています。さすが900円で「マスカルポーネとはちみつ」も入っているので美味いです。
ヤマザキの5.7倍美味いかと言われるとそこまでではないように思いますが、中には「ヤマザキの10倍美味い!」って感じる人もいるかも知れません。

高級な美味しいものを食べた時に「今まで食べていた〇〇はなんだったの?」とか「もう今まで食べていた○○には戻れない!」とか言う人いますが、
自分でそういう風に思ったことってほとんどないです。それはそれ、これはこれ。別物。高級なのが普及品の「上」とは感じない。味覚鈍いのかも。
だからあんまりエンゲル係数が上がらなくてすんでいるんだろうな。子供のころから高級なものを食べさせなかった母のおかげです。

こないだ何かで読んだのですが、目利きを育てる時には良いものとそうでないものと満遍なく見せてはいけないそうです。
小さなころから良い物だけを見せる、聴かせる、食べさせる。そうすることでいいものとそうでないものの区別がつくようになるんだとか。
一理あるかも知れませんね。

区別がつくといえば芸能人格付けチェックのGACKT。あの連続正解は本当だとするとすごい。
しかしあれだけ明確にいろんなものの区別がつくとなると普段の生活とかもいろいろと大変だろうなあ。お金かかりそう。
安い肉とか安いワインとか飲むのことはできなくなりそうですから。

楽器の値段で高いのを当てるやつあります。私は懸命に聞いているのですがかなりはずれます。
生音で聞くのではなく、マイク、スピーカーを通っているせいもあると思うんですが、でも同じプロが演奏する場合楽器の違いは小さいです。
今年、たぶん初めてではないかと思うのですが、プロのオケとアマチュアのオケを聞き分けるやつがありましたが、あれだけは明確に分かりました。
それも最初の数秒で。あの違いは大きすぎました。出演者はけっこう悩んでいたようなので、聴きなれない人には同じようなもの、と感じるんですね。
でもそれはプロとアマという違いだったからで、あれが例えば読売交響楽団とベルリンフィルの聞き比べだったら当てられたかどうか。
絶対に当てられない自信があります。
コメント
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ボヘミアン・アリー・膵臓

2019年01月11日 | 映画とテレビ

ボヘミアンラプソディ。11月22日TOHOシネマ日比谷にて。

いわゆるブリティッシュハードだけが正統派ロックと思っていた中学生の私の耳に最初に聞こえたクイーンはシングル「キラー・クイーン」。
これはロックではない。と思いました。クラスの女子での人気が高まって行ったこともあって、扱いは「女子供のロック」。
「クイーンいいよ!」とかなり強力に推していた斉藤君に2枚目のアルバムを聞かせてもらったけど、残念ながらメロディアス過ぎて理解できず。
その翌年に高校生になって管弦楽部に入部してからはクラシックとYes中心のプログレばかり聞くようになり、そこで完全にクイーンとは縁が切れました。
惜しいことをしたものです。まあクイーンに限らずなんですけど、今、同世代のロック大好きの人たちの中にいて全然話が通じません(笑)
前置き長いですが、そんな私でしたのでこの映画はクイーンについて始めて知ることばかりで面白かったです。そもそも演奏される音楽がかっこいい。
フレディの歌、いいですよね。


アリー スター誕生。1月9日シネマサンシャインにて。

歌いいねをもう一本。
ボヘミアンラプソディとゴールデングローブを競っていて結局賞は獲れなかったんですが、評判良さそうなので一応見ておこうかなと。
レディガガがスターになるためにがんばる話かと思っていたら、偶然の出会いから意外ととんとん拍子にスターになってしまって。
中盤以降はパートナーのアルコールとドラッグ中毒に苦慮する姿ばかりが描かれる暗い展開でちょっと辛かったです。
劇中で歌われる歌はどれもなかなか良かった。レディガガもいつもすごい化粧と奇抜な服の姿しか知らなかったけどなかなか素顔もいいです。


気味の膵臓を食べたい。1月10日ホームシアターにて。

アリーを見た映画館の座席が今時の映画館にしては背中が固くて、おまけに前後の高低差も少ないので後ろを気にしてまっすぐに座れず。
これなら家のスクリーンで見た方がマシかなと思って年末年始に撮っておいた中からRさんが見なさそうな青春映画を1本。
難病にかかっていて余命いくばくもない美少女とクラスの中で存在感の薄い男子とのはかなくも切ない恋。
興味を煽るために過度に謎めかせたタイトルとあまりのベタな設定と青臭いセリフに閉口しながらがんばって最後まで見て、終盤で2回泣いた。てへ。
主演の浜辺美波は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』での「めんま」から3年。演技はまだまだですがやっぱりかわいいね。
(といいつつたまに桜井日奈子と区別がつかなくなったりもする)
コメント (2)
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