目黒から渋谷まで山手線沿いを歩いた日、ちょうど家の食パンがなくなった日だったので恵比寿の行列のできるパン屋さんに寄りました。
俺のベーカリー。通りかかったのが平日の午後2時半くらいだったので並ばずに変えました。
食パンは2斤売りだったので少し大きすぎる。1斤サイズで焼いている「マスカルポーネとはちみつ」を買いました。
写真だと左上の山形パンの奴。1斤で900円。
山崎の「超芳醇」食パンは158円なので、1斤900円の「マスカルポーネとはちみつ」は「超芳醇」の5.7倍になります。人生最高値の食パンです。
家のスライサーで厚めの5枚に切って軽くトーストして食べています。さすが900円で「マスカルポーネとはちみつ」も入っているので美味いです。
ヤマザキの5.7倍美味いかと言われるとそこまでではないように思いますが、中には「ヤマザキの10倍美味い!」って感じる人もいるかも知れません。
高級な美味しいものを食べた時に「今まで食べていた〇〇はなんだったの?」とか「もう今まで食べていた○○には戻れない!」とか言う人いますが、
自分でそういう風に思ったことってほとんどないです。それはそれ、これはこれ。別物。高級なのが普及品の「上」とは感じない。味覚鈍いのかも。
だからあんまりエンゲル係数が上がらなくてすんでいるんだろうな。子供のころから高級なものを食べさせなかった母のおかげです。
こないだ何かで読んだのですが、目利きを育てる時には良いものとそうでないものと満遍なく見せてはいけないそうです。
小さなころから良い物だけを見せる、聴かせる、食べさせる。そうすることでいいものとそうでないものの区別がつくようになるんだとか。
一理あるかも知れませんね。
区別がつくといえば芸能人格付けチェックのGACKT。あの連続正解は本当だとするとすごい。
しかしあれだけ明確にいろんなものの区別がつくとなると普段の生活とかもいろいろと大変だろうなあ。お金かかりそう。
安い肉とか安いワインとか飲むのことはできなくなりそうですから。
楽器の値段で高いのを当てるやつあります。私は懸命に聞いているのですがかなりはずれます。
生音で聞くのではなく、マイク、スピーカーを通っているせいもあると思うんですが、でも同じプロが演奏する場合楽器の違いは小さいです。
今年、たぶん初めてではないかと思うのですが、プロのオケとアマチュアのオケを聞き分けるやつがありましたが、あれだけは明確に分かりました。
それも最初の数秒で。あの違いは大きすぎました。出演者はけっこう悩んでいたようなので、聴きなれない人には同じようなもの、と感じるんですね。
でもそれはプロとアマという違いだったからで、あれが例えば読売交響楽団とベルリンフィルの聞き比べだったら当てられたかどうか。
絶対に当てられない自信があります。