夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

奴隷制度合法化法案。

2018-02-24 | 中身
 およそ企業にとって最も削減したいのが人件費です。資本家にとって理想の労働者とは、文句を言わず無償で死ぬまで働く奴隷。それを実現する為の「定額働かせ放題・残業代0プラン」法案が今の国会でゴリ押し通過しようとしています。
 冬季オリンピックなんぞに国民の目が向いている隙に、このような重要法案をそそくさと通してしまおうという性根がどうしようもなく腐り果てていますけれども……ま、自民党は昔から一貫して経団連の使用人ですから特に驚くような事でもありません。
 ただ、どう考えても搾取される側の労働者までもが自民党を支持しているという状況は論理的に考えて度し難いものです。国家や企業に滅私奉公したいなんていう惰弱なカスの思考は、要するに信奉対象と自己の同一化による陶酔が根源にあるものと理解してはいますけれども……酔っ払いの思考システムは理解はできても共感はできません。
 酔生夢死など愚の骨頂。お酒でも煙草でも宗教でも愛国心でも何であろうと、依存し酔っ払うのは現実を冷徹に観察し続ける事からの逃避に過ぎません。何事も酔わずに醒めてやらかしたいものです。