夢と希望と

そして力と意志と覚悟があるなら、きっと何でも出来る。

獣の戯れ言シリーズ

2007-05-21 | 中身
 傍若無人を自負する私ですが、自分が歩んできた道に後悔が全く無いとは言えません。ああしていれば良かった、こうしていればもっと素敵だった等と埒もない思考に歯噛みする事は良くあります。
 しかし、そんなモノは所詮結果論であり仮定の域を出ないという事も、同時に理解しています。
 そしてたとえ何度繰り返したとしても、きっと私は同じ行動を選択したであろう、と確信してもいます。
 その時その瞬間、己の矜持を曲げずに拓いた道ならば、結果がどのようなモノであろうと問題ありません。敵が生じたならば闘えば良いし、友が生じたならば誇れば良い。もしも進退窮まり矢尽き刀折れ爪が剥がれ牙が砕けようと、それが自分の闘争の結果ならば受け入れて死ぬだけの話です。弱ければ負ける、負ければ喰われて死ぬ、そんな事は至極当然であり一々嘆くような事ではありませんから。

 結局、何を申し上げたいのかと言えば。
 全てを諦めて手に入れる精神の平穏よりも、自我を突き詰めた先にある野垂れ死にの方が、私は好きだという事です。