月と空の浜辺

趣味についてのブログ。
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NecroVisioN:冥府へのお誘い

2009-06-02 23:03:12 | FPS
Steam リリースセールで10%offくらいで販売していた NecroVisioN.(ネクロビジョン)
散々悩んだあげく、遂に買ってしまいました(^_^)/
・・・って、セールが終わっていた件について。
3000円だから300円くらいしか価格は変わらないけど、もっと早く決断すれば・・・と(-_-)

それはともかくこのゲーム。
Painkillerの開発元が作った新作で、傑作アクションFPSの代名詞と名高い前作の評判のお陰で、ファンから期待されていた作品。
自社開発のペインエンジンで作られた作品です。

しかしDEMOが公開された時点ではファンの反応はよろしくない。
私もプレイ動画などで序盤の内容は知っていたのですが、その時の印象としては「糞ゲー」でした。
一般的なレビューも低く、知名度の低いB級ゲームの地を行っている・・・と。

それが購入に踏み切るのを躊躇わせていたのですが、実際にプレイしてみたらこれは面白い、と。
見事に予想を裏切ってくれました(^_^)



曰くありげなオープニング。
本編と関係があるのか、ちょっと不明。

ペインエンジンなので、SSを取ろうとボタンを押しただけで、ムービースキップになった(;_;)



ロード画面イラスト。
中世風絵画ですが、ガスマスクの騎士が装備している武器はマシンガン。
後述しますが、この雰囲気こそがネクロビジョンですね。



舞台は第一次世界大戦。
FPS物としても、一次大戦物というのは比較的珍しいはず。
隊長の演説から始まり、CoDシリーズバリの激戦に突っ込みます。

プロローグは、そんな感じで、普通の戦争ものFPSっぽく始まるのですが、その際の戦闘は確かに普通のFPSっぽいです。
CoD2とかそんな感じ?

しかし、武器性能がリアル系で狙いづらく、リコイルも酷く、ボルトアクションライフルなので連射も効かない。
そんなリアル系な割に、敵の動きはペインエンジン。
つまり、高機動戦が主体な戦闘システムで、普通の敵兵士も高速移動して突っ込んできます。

「こんな武器で、ちんたら狙っていられるかぁああ!!」

と、多くの人はこの時点でストレスが溜まるはず。


この序盤の状態を、プレイ動画を見た時点でそう思いましたし、実際にプレイしてみてもそう思いました。
「あぁ、やっぱり、予想通り外れだったかな・・・」

そう思いつつも進めてみたのですが・・・。
どうやらそれこそが制作者の狙いだったようで。



チャプター終了時のエピソードムービー。
キャラクターの台詞を含め、ボイス量はかなり多く、シナリオ面に力を入れている様子が伺えます。

私は英語は完全に理解出来ないので、雰囲気で納得する程度ですが(~o~)
英語がある程度分かる人なら、更に世界観に入り込めるかも。




片手剣とピストルで、巨大モンスターと戦闘!
SFファンタジーならぬ、ウォーファンタジーってジャンルだろうか。

SF物では結構ある設定ですが、一次大戦でこれは珍しいのではなかろうか(謎)


はい、プロローグ終わったら一気に方向性が変わりました(^o^)/


ネクロビジョンとは
「二次世界大戦物のように敵兵士とちんたら撃ち合うゲームではない」

制作者が伝えたかったのはこのメッセージですね。



使用できる武器はライフルやショットガン、マシンガンは基本として、銃剣や片手剣、スコップなど多種多様な武器が存在。
片手持ち武器なら、剣+ピストルや、ピストル二丁など、自由に組み合わせが可能。

攻撃法としては、左右の武器を使い分けられる他に、いつでも繰り出せるキックがあります。
敵を吹き飛ばしダウンさせる効果があって強力。

FPSとは言え、射撃が主体ではなくあくまで近接攻撃が主体のゲームになっています。
使える武器は色々あるので、自分の好きな攻撃法で遊んでください!と言う雰囲気。

キックの性能とか考えても、Postal2に雰囲気は近いかも知れませんね。




巨大モンスターを倒したご褒美に、ヴァンパイアアーティファクトをドロップ。
ゲットすることで、ヒューリーレベルの上限が上がる様子。

HSを決めたり、敵を格闘を含めたコンボ攻撃を決めると、ヒューリーレベルという物が一時的に上がる様子。
ヒューリーレベルの上限は初期値では1ですが、このようにヴァンパイアアーティファクトやシークレットを入手するごとに、上限値を上げられるようです。

コンボを繋いでヒューリーレベルが上がるほど攻撃力の増加などの恩恵を受けられ、戦闘が有利になる、と。
キャラクターのパラメータ的な成長はありませんが、ちゃんとヒューリーレベルによるキャラクターの成長と言う影響が大きいシステムなのは偉い。



銃剣による、フィニッシュアタックで、ザクッ!と指してグリグリ!
頭部命中時は、アゴを吹き飛ばすような突き上げ!

様々な近接武器のフィニッシュブローモーションも凝っています。



髑髏の雲。
イベントシーンで謎の超常現象が多発。



魔法生物状のエネミー戦。


ジャンルとしてはファンタジーアクションかな。
全体的な雰囲気は、前作ペインキラーに近い印象。

まだ序盤ですが、独自の世界観の表現は見事としか言いようがないですね(^_^)



戦闘難易度としては比較的易しいと思われます。
バシバシと結構食らうシステムなので、ライフはどんどん減らされますが、自然回復システムでライフ最大値の半分程度までは回復します。
そのため、巧く逃げつつ回復したり、瀕死時に自動でバレットタイム(スローモ)が発生して、ギリギリ生き延びられたりなど、システム的に爽快感がある調整に思います。

「ただ暴れれば良いだけ」という印象もありますが、ある程度追い込まれる事もあるので、それなりに緊張感を持った戦闘バランスになっているのではないかな(^_^)



欠点としては、とにかくロードが長い・・・。
ペインエンジンの特徴だけあって、この点は改善されず。
クイックセーブ&クイックロード機能があるのですが、ロードが長すぎて全然クイックじゃないという。

別のエンジンで作ってあれば良かったのに・・・。
それを言っちゃお終いだけど・・・(~o~)
(自社開発のエンジンを否定しては元も子もない)

後は、使用できる武器の種類が多すぎる為、武器選択が大変、と言う側面もあります。
贅沢な悩みとは言えますが、もうちょっと何とかならなかったのかな・・・。


と言うわけで、ネクロビジョンのプレイ序盤のレビューでした。
これは久々に楽しめるゲームかも(^_^)




Necrovision (輸入版)

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