【都岳連】地上天気図の書き方講習会

都岳連が開催している「地上天気図の書き方講習会」に参加しました。都岳連の講習会に参加したのは5年ぶりくらいかな。内容は、天気図で使う各種記号・表現方法、等圧線の描き方、地球の自転と風向き、風力と方位、実際のラジオ放送を聞いての天気図作成等。

最近は、携帯電話の電波が山の頂上や稜線でだいぶ入るので、ラジオの予報もあまり聞かなくなりましたが、北アルプスの奥地、南アルプス、その他大勢の沢ではまだまだ携帯電話が通じません。登山する人たちにとって、そういった場所では、ラジオの天気予報を聞く習慣をつけることが重要だと思いますが、天気図を書いて予報することまでは必須の技術ではないと思います。ただし、天気図(気圧配置)、四季の天気の特徴を知り、登山前の3～4日前から予報を確認して、今後の天気がどうなるかをしっかり把握して山に入るという習慣は、是非身につけておいてほしいものです。

■使用したテキスト、天気図用紙
・わかりやすい天気図の話 / クライム気象図書出版編集部
・ラジオ用天気図用紙―地上天気図 (No.2) [大型本]

■都岳連が実施している講習会一覧
http://www.togakuren.com/koshu/index/