あるまこ~

ITコンサルタント&山岳ガイド協会公認 山岳ガイド&インターネットショップ ラブジアース店長&LOC代表の徒然日記。

【LOC】10/20 裏妙義 木戸壁右カンテ

2018年10月20日 23時55分05秒 | LOC

当初計画は裏妙義 丁須の頭ピストンの予定でしたが、参加者が少なかったことからマルチピッチクライミングのルートに変更しました。木戸壁は、国民宿舎から30分程度で分岐も分かりやすくアプローチしやすいですね。快晴の中、快適なマルチピッチを楽しめましたが、1時30分から結構強い雨のため、4P目途中から懸垂下降しました。夜はくつろぎの郷のコテージで温泉・キムチ鍋で暖まりました。


■ルート情報

1P目(Ⅲ):15m。出だし垂直3m、その後スラブを直上。出だしはやや大きめのホールドをつかんで豪快にマントル。マントル時にハンガーボルトがあるので、思い切り登ってみましょう。後はスラブと言っても、デコボコしているので、階段を上るくらい簡単。中間支点ボルト4-5個、終了点ボルト2個。

2P目(Ⅳ):20m。スラブを右上し、垂直部分を乗越し、若干左へ移動。そこを直上し右凹角を登り、最後は左へトラバース。ルートファインディングが重要なピッチ。基本はボルトを追っていけば問題ないが、フォローだと見失いがち。ルートが左右に移動するので、60cm程度のヌンチャクがおすすめ。垂直部分を乗越す核心部は2個ほどボルトが連打されているので、心理的には相当楽。個人的にはこのピッチがハイライトだと感じた。中間支点ボルト9-11個、終了点ボルト2個。

3P目(Ⅲ):20m。急に中間支点が少なくなるので、ルートを見失ったかと思うピッチ。凹角部分をひたすら登る。ゴジラの背と呼ばれる岩角を右手でつかみ、ステミング気味で登る。終了点はわりと3-4人が滞在できる松の木テラスで。中間支点ボルト2個、終了点ボルト2個。

4P目(Ⅳ):30m。スラブを7mほど右上し、そのまま直上していく。屈曲部分が垂壁で思い切りが必要。中間支点ボルト6-7個、終了点ボルト3個。


■行程

6:50 新宿出発
9:30 裏妙義 国民宿舎 到着、準備
9:55 出発
10:30 木戸壁分岐
10:55 登攀開始
13:40 懸垂下降開始
14:40 下山開始
15:05 裏妙義 国民宿舎
15:20 出発、スーパーで買い物
16:30 くつろぎの郷 コテージ
18:00 夕食
21:00 就寝 


■写真

 


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