Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

アメリカへ 10

2009-06-10 21:50:23 | Weblog
アメリカへ 10

6月5日(金)晴れ、来米8日目

普通のバスに乗る。私が買ったシカゴのCTA乗車券7日間
乗車券の最終有効期限の日です。何処へでも何回でも乗り
放題です。地下鉄では何度も行きましたので、今日は、
バスで行くことにしました。娘が会社に出かけた後、家内と
出かけました。シカゴの中心地は何処なのでしょうか。勿
論ちゃんとした決まりは有ります。それは南北に走るState
通りと、東西に走るMadison通りの交差点が0地点だそうで
それより南北にいくつ、東西にいくつと言う地名標記で、場
所を表します(地下鉄の駅など)。その0地点(中心地)から
見ると私が居るところは、西へ12km、北へ10kmの所と
言うことになります。

そこから、市の中心へバスで出かけてみました。家の近くの
バス停からCentral Lineのバスに乗りますと、Central Line
は真っ直ぐに南下します。何処までも真っ直ぐです。バス停
の間隔は、日本と変わりません。中には、次のバス停が、
見えてる場合も有ります。我が家(と言っても、娘宅ですが)
から10分も離れると、乗って来る人達は全部黒人になります。

だから街は、黒人居住地になってる訳ですが、別に貧民街
には見えません。白人が住む高級住宅街には及びません
が、3-4 bedroomの庭付き住宅地が続きます。シカゴの
バスは綺麗で、この路線は10-15分に1本の間隔でバスは
来ます。バスは前方が入り口で、後方に降車専用口が有り
ます。地元の人は、次の停留所で降りる時は、車の窓の上
のロ-プを引きます。するとStop requestedの表示が前方
の電光表示板に出ます。ここには次の停留所名や時刻が
入れ替わり表示されます。

バス入り口の近くの席には車椅子のマークが有り、所謂
優先席Priority sheetになっています。そこは、空いている
時は誰でも座ります。が、怪我人、赤ちゃん連れ、年寄り
が乗ってくると、そこに座っていた若者は、すぐ立ちます。
見事にそれを実行していました。席を譲って貰った人達は
特にお礼を述べる訳でも無く、当然のように座っていました。
黒人の若者達は私が見ていた限り全員これを守っていま
した。実にすがすがしかったです。

私達はChicagoと言う停留所で飛び降り、東行きのバスに
乗りました。Chicago通りが中心のStateと交わる辺りで
降りれば、私達が判ってるシカゴの中心街になるからです。
Chicago通りをミシガン湖の方に向かって30分も走ると
ようやく白人が乗ってきました。それまで乗客は、私達
夫婦以外は、全部黒人でした。昼間であったためでしょうか、
危険なことは全く有りませんでした(後で、そんなことは辞め
るようにきつく言われましたが)。結局、家から1時間15分も
かけて普通の路線バスでシカゴのダウンタウンに着きました。
途中、普通のアメリカ人の街の様子が見れて、良い思い出
になりました。

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