つまをめとらば 2016-01-24
今年の直木賞は青山文平氏の「つま
をめとらば」であった。人のいわく、
妻を娶らば 才たけて
見目麗しく 情けあり と続くのだ。
この言葉、若い人にはお勧めするが、
40数年結婚を続けた私のような者に
は、妻は健康が一番だと思う。手術
を受けて放射線治療を続け、食事の
量が減ってしまった妻には、食べた
い物を見つけ、体重低下を防いで貰
いたい。
この後に続く言葉は、
友を選ばば、書を読みて、
六分の侠気、四分の熱 となるが、
これは、友と言うより、自分がそう
あるべきと心得たい。