人工内耳-2 2015-01-10
人間の内耳で音波信号は電気信号に
変換され、電気信号が聴力神経を通
じて脳に伝えられ脳が音を聞く。と
前回書いた。このメカニズムが生ま
れつき病気や遺伝や異常出産等で備
わってないと。言語習得面で問題が
生じる。音が脳に入ってこないから
言語を習得できずに成長して行く。
専門医はこれを避けるために、人工
内耳のImplantを2歳前後には済ま
さないといけないと考える。そのた
めには生後6ヶ月くらいで赤ちゃん
が音を聞けているかを知り、1歳過
ぎでは人工内耳を必要とするのか、
決定しなければならないようだ。
生後6ヶ月の赤ちゃんの「脳波聴力
検査」の通訳をしたことがあるが、
この検査の間、1時間も時には2時間
も通訳はないと言うか音を一切立て
ない。赤ちゃんは熟睡してないと
検査できない。通訳はその間、検査
室の外で待機となる。検査の前と後
には、医師と親ごさんとのやりとり
があるのでその時通訳する。中間が
長い待ち時間のattendとなる。私は
病院に5時間居た。