韓国の客船事故 2014-04-29
若い人が多く無くなった。それが大人
達の不作為と過失と怠慢で、惜しい命
を亡くしたことに哀悼の思いを禁じ得
ない。船長は許せないのは当然だが、
最初に救助にかけつけた海洋警察の
動きが理解できない。
最初の救助艇は、自分の繋留ポイント
を離れ、「セウォル号」が見えた瞬間
あんなゴムボート1隻ではどうにもなら
ないと判る筈で、すぐ応援体制、救命
艇の出動をかけるべきだ。
今回の事故では船会社と船長のミスで
乗船客を閉じ込めたままで生き殺しに
した訳だが、あれが、若し救助体制が
良くて、400以上の乗船客が救命具を
つけて、続々と船外に向けて出て来た
ら、とても対応できなかった。TVで見
る限り、それ程貧弱な救助態勢だった。
今後の日本のために思うこと。客船の
水難救助には、水難救助だけではなく、
傾いた船上船内を敏速に移動救助でき
る陸上の救命員も必要である。