Aruiのスペース

自分の身の回りで起こったことの記録であったり、横浜での生活日記であったり・・・です。

英語を話す訳

2010-07-30 07:59:18 | Weblog
英語を話す訳             2010-07-30

最近アフリカ出身の男性と話す機会が有りました。日本
人女性と結婚し、日本で起業し成功しています。彼が言う
には、日本で医師や看護師で英語を喋る人を見たことが
無いが、これが信じられない。

そんなことはなく、中にはアメリカの大学を卒業して、アメ
リカ人の学生に英語で教えている先生もいるし、それ位
の英語力を持っていながら、現在日本で医師をやってい
る先生も何人も居るのですが、確かに、普段は余り見か
けないことは事実です。

ただ、その人と話していてすぐ判ったことは、彼等の国で
は、まともな暮らしをするためには、英語が必須である。
逆に言えば、英語が出来なければ、うんとみじめな生活を
強いられる。と言うことです。彼等の国では、部族ごとに
言葉が違う。政権を握った部族でなければ、国内に居て
良い生活ができない。強い部族の言葉を覚えるか、それ
ならいっそ英語を覚えて、globalに生活するかの選択で
ある訳です。勿論、小学校から英語を教えているそうです。

これは全く私個人の意見ですが、大学の教科書が自国語
で書かれている国は、外国語の習得は苦手です。つまり、
外国語を覚える必要がぐーんと下がるからです。ヨーロッ
パの先進国の中にも、大学の教科書や最先端科学等の
専門書について、自国語で書かれた物が殆ど無い国が
有ります。こういった国の大学生や専門家の数が、限ら
れていて、自国の言語で著書を出しても買ってくれる数
が少ない。ビズネスとして成立しないことが充分有り得
ます。限られた数の大学生や専門家としては、最新の知
識の習得は英語とかドイツ語を読まないと得られないこ
とになりますね。

先のアフリカの某国では、小学校から英語を勉強し、高校、
当然ながら大学では教科書の大半が英語ですから、高等
教育卒業者=英語習得者の式が成立します。日本だと、
うかうかすると博士号取得者でも英語が出来ないことも
起こり得ます。それだけ日本は幸せなんだと思います。

最近、日本社会で、社内の公用語を英語にする会社の
話題が賑わっていました。社員の方々ご苦労様です。
でも・・・・これから、中国語、韓国語も出てきますよ。あはは、
私にはもう関係ない。没関係。