無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

外の空気は綺麗か?

2010-04-21 09:56:05 | 換気、住宅
最近、外の空気は汚いから、花粉などが飛んでいるから窓を開けたくないという人が出てきたそうです。

十数年まえ、まだ高気密、高断熱住宅の初期に、よくこのような問い合わせがありました。

高気密住宅に住んでいるが、窓は開けちゃいけないんですよね?

我々は、冬や夏の時に高気密住宅の実感ができます。

その他の時期は、窓を開けて自然と共生することが基本ですという話をしてました。

住宅はシェルターではありません。生活の場であります。

では、外の空気が汚いからと言って、外に出ない生活はできるのでしょうか?

今頃は、電話とパソコンでなんでも注文できるから問題ないのでしょうか?

それでは、外に外食、旅行なんかできません。

でも、精密機械を作るような部屋のように、防護マスクと防護服で生活するのでしょうか?

無菌、除菌、無臭室のように、木造住宅が管理できる性能でしょうか?

なにか、違うような気がします。

そんな住宅に、全熱交換が付いていたら、その都度止めるのでしょうか?それともなるべく窓は開けない、玄関ドアも風除室付きでエアーカーテンで外気が遮断できるのでしょうか?

木造住宅は潜水艦ではないので、躯体に存在する隙間すべて埋められるのでしょうか?

C値0.000にできるのでしょうか?

その値は、永久に存続できるのでしょうか?木造で?

そんな生活をしたら、刑務所の方が良かったなんて笑い話なりそうな?

そうなれば、スペースシャトル同じように、窓は全てFIXで開かない、全ての出入り口、穴は完璧に塞ぎ、2次、3次の外の空気と遮断する。

これって、本気でやらないと中途半端はだめなのです。

しかし、話を聞いてると、ほとんどの人は中途半端です。

それだったら、やってもやらなくても同じなのに?

気休め程度で、工務店も本気ですなんて言っているのがふざけているのです。

人間が本来持っている免疫力を低下させる事を積極的に進めて良いことがあるのでしょうか?

除菌、除臭グッヅが氾濫する事で、人が持っている皮膚常在菌を殲滅し、外気と遮断することで、綺麗な空気を自分だけ吸っているという妄想に駆られるのはいかがなものでしょうか?

人間は本来、様々な菌と共生して生きてきました。

自ら菌を排除すると、必要な菌も捨ててしまいます。そうなれば、裸の王様で新しいウイルス菌にすぐ感染してしまいます。

我々が子供時代、トイレも水洗ではなく、駄菓子屋売っている、お菓子を平気で汚い手で食べてました。

同じような環境に、東南アジアの子供達はまだいます。

でも、目は今の日本の子供よりも輝いています。

そのような家に住んでいる人は、東南アジアに旅行したら下痢をし体調を悪くします。

多分ヨーロッパ、アメリカに行っても同じです。

これから一生シェルターのような家で、素晴らしい生活をしてください。

外の世界と断絶して。

映画もゴルフも外食も旅行も断念して。

本当のエコと美容と健康

2010-04-20 09:56:29 | 換気、住宅
毎日、エコと美容と健康という題にしてます。

何が美容と健康で何がエコか?

皆さんが、これを読みながら考えてください。

昨日話した、お風呂に入る習慣を、少し変えることで大きなエコにつながります。

個人が少し、節約する事で大きなダム、無駄な公共投資を防げます。

民主党政権が悪い、自民党が悪いと言って、首相の頭を変えても何も変わらないのです。

自分が少しでも本気になって世の中に寄与するという気持ちが無ければ何も変わりません。

お風呂の変わりにシャワーにするだけで、5分の一に水道料を減らせます。

スチームサウナに替えると10分の一の5リッターの水で、1時間は入れます。

お風呂よりも体の芯まで温まり、体の代謝も良く全ての毛穴が開き快適で健康な体になります。

水道、光熱費を節約でき、健康な体を維持でき、省エネに貢献できる仕組みに、自ら変えることで人生も変わります。

全熱交換で室内の空気が軽やかで、爽やかそうに感じるのは、臭感疲労で、免疫力を低下させた体には、空気が循環して外気の影響を受けない方が、そう感じるのかもしれません。

それと、室内空気の綺麗さは違います。

その付け届けは10年後まで楽しみに待ちましょう。

素晴らしい老後が待っていると思います。

スチームサウナを体験すると、団塊の世代の女性は自分の肌の輝きがどんな化粧品を使うより効果があることを実感します。

この実践を秋田の工務店、青森の女性社長の工務店がして、奥様達から評価を得て事は、何の不思議な事ではありません。

美容に関心のない、男社長の工務店がほとんどの日本では、この話が通じるまで時間が掛かりそうです。

その間に取り残される、エコで美容に関心ある消費者は、誰に頼めばよいのでしょうか?

そのような提案力の在る工務店は何処に存在するのか?

工務店は家を造るのが仕事は、今までの世代。これからは家族の健康、美容、エコで快適な住まいを目指す工務店は何処にいるのでしょうか?

難しい全熱交換で空気を引き回し、お客様に快適な空気環境ですと断言し、もしダクト内が細菌で汚染され、ウイルスが培養されて繁殖して、院内感染のような事故が家庭内で絶対起こらないという保証を誰がするのでしょうか?

工務店の社長が保証しても、それはただの紙切れであります。

事故が起きたときはは遅いのです。

換気は、エコにとっても単純な方が安心できます。

空気の流れを、100%制御できると思うのは妄想であります。

妄想に踊らされる消費者も勉強不足であります。

健康と美容に良い家は当然快適な住まい

2010-04-19 10:04:49 | 換気、住宅
先日、FPコーポレーションの光村副社長にお会いしました。

本当に良い家とはなにか知らなさ過ぎる人が多いという、熱い話になりました。

快適な住まいという言葉は氾濫してますが、本当に快適で健康に幸せに住める家をほとんどの人は知らない。

何とか、知らせてあげたいという光村副社長の情熱が伝わってきました。

ほとんどの、大手ハウスメーカーの社長さん達は、経営能力だけで家に対する熱い思いは無いのではないでしょうか?

日本の現状では無理なのでしょうか?

良いものより、安い簡単な物ですます傾向が顕著であります。

その割には、簡単に騙される正直なお年寄りも多くいる、不思議な世の中であります。

最近の省エネは、エコ給湯、太陽光発電に代表されますが、無駄使いの象徴されるのはダムであります。

ダムがこんなに必要になったのは、人口が増え家庭に風呂ができたためかもしれません。

全国の全ての市町村では、まず人口増が基本で税金が使われてきました。

結果、上水道、下水道整備、道路整備など人が増える算術の計画が優先されてきた付け届けが現在の状況であります。

ヨーロッパ、アメリカでは、お風呂はシャワーの事であります。

日本では、浴槽に入ることであります。

この違いは余りにも資源の無駄使いが大きく出ます。

日本の浴槽の平均は200リッターであります。

欧米のシャワーは一人当たり10リッターくらいであります。

家族4人であれば、日本では一人当たり50リッター、欧米の5倍も水を使います。

水を沸かすエネルギー、追い炊きするエネルギーも余分にかかります。

皆さんは水道代は電気代よりも安いからと思っていても、そのために投資された市町村の税金は莫大であります。

この税金は回収できません。

上下水道整備、補修にはお金が掛かります。

年をとってから毎日お風呂に入って、ゆっくりしましょうなんていうのは妄想であります。

年をとってお風呂に入るのは大変であります、その度に200リッターの水を捨てて、お湯に沸かすエネルギーを捨てる大きな無駄がでます。

地方では過疎化が進み、人口増を予測して整備した上下水道は宝の持ち腐れになり維持してゆくだけで大きな税金が必要となります。

誰が払うのでしょうか?

日本人がお風呂に入らなければならない最大の理由?知ってますか?

それは、家が寒いからです!!

お風呂で温まらないと寝れないからです。

いや!それは違う!ゆっくり湯船に浸かってリラックスするためだと反論したくなるのでしょうが?

それは、家の中が寒い、快適でない人の言い草であります!!

最近の世論調査も誘導型で答えを集約しますが、この問題の答えも調査をしなくても、私の意見は正しくないと出ます。

その位、皆さんの住んでいる住宅はお風呂に入らないと体が温まらなく、ストレスが開放されず、ローンに追いまくられ、何のために買った家か解らない生活をしています。

それを気付かないから、皆さんも住んでいられる訳であります。




健康で美しく長生き出来るか?

2010-04-15 14:22:53 | 換気、住宅
久しぶりであります。

不思議なもので、1月半更新しなくても訪問者数は変わりありません。

とっくに忘れ去られた運命と思っていましたが?

皆さん、何を期待して私の意見を見ているのでしょうか?

愛知の工務店さんのお客様向けにお話をした時、ほとんどが主婦の方でしたが、話に興味があるのは換気ではなく美容と健康でした。

美容と健康を維持するのには綺麗な空気と室内空気環境改善が不可欠なのですが、室内空気環境と自分の美容と健康がどのように関係するのか、主婦の方たちに解るように説明する方法を考えないと難しい?

綾小路きみまろさんのような、ユーモアを交えながら、面白おかしく話さないと引っ張り込めない?空気のように見えない、形の無いものをもっと解りやすく話ができる人は、現在日本にはいないな!

いるのは、もっともらしく高い全熱交換を売っている工務店くらいかな。

空気を解らない、一般の人を洗脳するのは簡単かもしれませんが、空気環境の成果は10年スパンで検証しないと、結果は出ません。

そういう工務店は、あと10年は安泰?不思議な現象だ!

今日、北海道から帰ってきました。アース21という北海道で意欲的に勉強している工務店のグループの総会に出てきました。(http://www.earth-21.org/)

二十数年北海道で高気密、高断熱住宅を造ってきた工務店から、新進気鋭の若い社長の工務店など、全道から30社の工務店会員と13社の賛助会員、10社の準会員などが集まり2日間わたり会議をしてきました。

21世紀の住文化を創造してゆくために、北海道の志のある工務店が集まり造られた会であります。

この会の面白さは、若い次世代を担う社長が多い事です。

今まで、団塊の世代が担ってきた高気密、高断熱住宅を、どのように発展させ、また自分達世代で何を発信できるか真剣に熱く語れる事です。

若い経営者が沢山入って、自分達の置かれている業界を直視し、これからどのように発展させてゆくのかという真面目な議論は、捨てたものではないと感じさせられます。

大手に対抗してゆくためには、工務店ができる力は限られています。志を同じくする工務店が手を取り合い団結して発信する事は重要であります。

この会の良い所は、皆さん会員が全て同じ工法や、システムを共有している訳ではない事です。

それぞれの信じる方法で住宅を建てながら、会を通じて勉強し、発言をしながら道内各地で自立している若い工務店が多い大変珍しい工務店の集まりだという事です。

なかなかこのような会は在りません!どうしても同じ工法とかフランチャイズとか、共同仕入れとか会は沢山あります。何か同じ事で信じあうのではなく、工務店というスタンスのみで会が17年も存続し、こんなに盛り上がる会は見たことがありません。

本当に不思議な会であります。これからも北国から発信し続けるこの会を注目しましょう!!

いつも意見の違う、北海道のT建設の専務と話して初めて意見が一致した事があります。

これからは、美容と健康に寄与する家造り、団塊の主婦世代は女を捨てたくない思いが強い(自分のかみさんも同じ)から、そこにアピールできる差別化は何か?

住宅の性能、換気、冷暖房がトップレベルの工務店にとっては、次の一手は団塊の主婦世代の美容と健康しかありません。という意見で初めて一致しました。

旭川に30年来付き合っている久保木工という会社があります。

ここの社長はとてもユニーク(通り越した変人とまで言われてますが)で、NTシーザーという木製サッシを道内、道外で販売し、その他家具、ログハウスなど木に関わる様々な製品を開発してきました。

美瑛、富良野に抜けるラベンダー街道に、とても大きな工場(建具屋という商売であれば日本一の大きさ)を持ち、自社内に神社まで造ってしまうほどです。

最近は、木にエネルギーを注入した生体エネルギー処理されたヘルスウッドなる物を作り出してきました。

その処理をした木材は、ヤニ臭さが抜け含水率も低く抑え狂いにくく、シックハウス対策にも使え除臭効果もあるという優れもの?であります。

今回、木製スチームサウナルームをその木を使って試作してもらい、昨日体験してきました。

スチームサウナなのに、排水口は無し?乾式サウナと同じ造り?なのに1時間近く二人でスチームサウナに入っていましたが、床がびしょびしょになるわけでもない。乾式サウナのように苦しくなく、1時間があっという間に経ってしまった。持って入ったタオルがスチームでぐちゃぐちゃになる訳でもなく、本を持って入っても読めるくらいの感じ?スチーム温度を50度くらいに上げると蒸気量が増えて、快適ではなくなる。40度から45度くらいであればとても快適であります。

この木製のスチームサウナルームはとても快適で、団塊の主婦に教えたら大変な評判を呼びそうな感じです。スチームサウナはミストサウナと違って粒子が小さく1時間くらい入っても木製のサウナルームが調整できるくらいの水分しか放出しないので、電気、水道代も安く、フロアーがビショビショにならないため(温度設定と、入る時間で異なる、あくまでも今回の体験)、乾式サウナのような設置方法(ミストサウナのような排水口を設けなくても良い可能性)でもいける可能性が出てきた、画期的なことであります!!

スチームサウナの方が断然ミストサウナより快適(水分粒子が小さいため、体に重くのしかからないため)です。老人介護をするのにとても楽、車椅子乗せて、そのまま10分20分で体の芯から温まり、負荷も小さくスチームの保湿効果もあり、出し入れする時でも介護人が着替えなくても普段着のままでよい。

スチームの温度は43度、外は吹雪でしたが、出てきて寝るまで(5時間)体の芯が冷めなく(この後飲み屋を3件はしごして、私は吹雪の中20分近く歩いてホテルまで帰らされてしまった)、今朝は、旭川の外は乾燥してるのに肌はすべすべ(温泉に入った翌日みたい)で驚きました。

冬場の乾燥(過乾燥)を住宅の性能や換気のせいにしている人は、機械的な解決方法より、体に加湿してあげることで解決する方が効果的であると感じました!