無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

省エネとメンテナンス

2009-12-04 15:23:29 | 換気、住宅
太陽光発電を、日本は家庭の屋根に自主的に付けさせます。

最初の設備費用は補助金が出てますが、以降は売電で儲けた?金額でメンテナンス、修理などを賄います。

同じ地域で付けても、位置関係で発電量に差が出てきます。

また、冬場の表日本、裏日本、豪雪地域により発電量は違いが出てきます。

当然、売電で儲けた額も違ってきます。

ドイツのように、大きな敷地に太陽光発電を設置して、それを各住宅に配る方法のほうが、一般住宅では効率的であります。

それぞれの家庭の屋根にのせてある現在の方法は、メンテナンスが難しく大変コストが掛かります。

なぜ日本は、介護や省エネを個人に任せるのでしょうか?

ドイツの家庭の主婦は、ほぼ毎日窓を拭きます。また窓辺の草花の手入れを怠りません。

そのため、ドレーキップという内開き窓が主流で、手軽に窓清掃が出来るようになっています。

日本は引き違いのサッシのため、二階の窓を拭くのに大変な思いをしなければなりません。

結果、窓拭きは1年に1回暮れの大掃除の時だけと言うのが、日本の現状であります。

日本の窓は、障子から発展したため引き違いになり、内側に窓を外すことが出来そうなのですが、雨風を凌ぐため内側に水切り版が立ち上がっているため外すことができません。

メーカーによっては、外せる窓も、最近は出ているようですが?

現在のような太陽光発電の普及方法には、限界があります。

風力発電も、人里に近い場所に設置して低周波障害を起こしていると言う話を聞きます。

それであれば、山の斜面を利用して太陽光発電の方が良いかもしれません。

いずれにしても、個人の努力を期待しながら、省エネを薦めることは、後々個人が大きな負担を負う事になります。

日本人は、ちょっと前までDIYという言葉すら知りませんでした。

欧米では、自分の住宅は自分で手入れしながら価値を高めることにより、転売価格を高める事が出来ます。

日本は、土地神話で土地だけに価値があり、住宅に価値は存在しなかったので、どんなに綺麗にメンテナンスの良い住宅でも評価されない時代が長く続いたため、家にお金を掛けることが馬鹿馬鹿しい風潮になってしまいました。

住宅は25年でスクラップビルトで立替するため、陳腐な住宅ばかりが建ち、昔のような重厚な家は評価されなくなってしまいました。

そのため、古くなれば捨てて、新しいものに買い換えると言う悪しき習慣が起きてしまいました。

物を大切にする心が失われて、見かけだけの陳腐なものが評価される、情けない日本に成り下がってしまいました。

このような日本で、本当にメンテナンスをしっかりやるという人がどの位いるのでしょうか?

欧米では、モーターとか駆動部分は事故の補償が高いので、開けて清掃できないようになっている機械もあります。

日本は、皆さんが清掃できるようにしなければ、売れません?

でも、一番清掃しないのが日本人であります!!

新築の時は、一生懸命メンテナンスをしても、5年、10年スパンで続くのでしょうか?

太陽光発電、熱交換換気などは、メンテナンスをしっかりとやらなければ、その性能は落ち、初期の崇高な目的は失われてしまいます。

その結果、健康被害、高いメンテナンス代を払うことになりかねません。

皆さん、本当にそこまで考えているのでしょうね!

省エネと健康

2009-12-03 14:50:55 | 換気、住宅
省エネというと響きが良いです。

しかし、車も電気自動車だと高い、太陽光発電も設備は高い、全熱交換の換気も高い。

省エネは高貴な目的を持っていないと?中途半端な気持ちでやっても長続きしません。

かなりの確信犯でなければ、5年、10年スパンで続けるのは無理であります。

日本の省エネ技術は世界でもトップクラスであります。

しかしながら、住宅を見てみるとかなり疑問であります。

住宅も燃費表示の時代がやって来ると思います。

問題は、数値的な燃費と住んでいる人の健康が両方で良いのであれば、断然お勧めであります。

エコ給湯、太陽光発電、熱交換換気、ペアガラス、外断熱工法等、住宅の省エネ性能をうたっています。

しかしながら、これは単品の省エネをうたっているだけです。住宅全体のバランスの中での省エネになっているかどうかは、残念ながら分かりません。

工務店、ハウスメーカーが、引渡し前に実際試験してその数値結果を書面で出してもらわなければなりません。

数値は、気密性能、換気システムの部位別排気量、部位別給気量のデーター、暖冷房の燃費計算等まで保証してくれる工務店は、素晴らしいです。

でも、そこまでしてくれる工務店、ハウスメーカーは、日本全国でも数%であります。

運よく、そのような工務店、ハウスメーカーに出会えた人は大変幸運であります。

しかし、省エネが、その住宅の家族の健康を保証しているわけではありません。

家族の健康と幸せは、省エネとは別途の見えない空気環境に依存されており、それを検証するには、消費者側が換気システムと住宅性能の関係を詳しく勉強した人だけが分かりえるものであります。

自らの生命と財産、家族の健康と幸せは、他人任せの人には手に入れることは出来ません。

カビの臭いと様々な臭いと、いい加減な人間の嗅覚

2009-12-02 16:32:18 | 換気、住宅
ある有名なリゾート地の、有名なホテルに宿泊できるチャンスがありました。

期待に胸を膨らませて部屋に入ったとたん、ガックリきました。

かび臭いのです!!

でも、部屋を毎日清掃している人は気づかないのでしょうか?

最初テラスの窓を開けて風を入れようとしましたが、当然入ってきません。

入口のドアを開けて、テラスの窓を開けて風を通過させて1時間経ちました、やっとかび臭い臭いが抜けました。

ただ、今のシーズンは夏に比べたら、湿気も無く空気が乾いているので、そんな方法でもかび臭い臭いを軽減できます。

でも、夏のシーズンであればエアコンもガンガン効かせなくてはいけないし、ドアを開けても湿気が入ってきてしまい、かび臭さが抜けるわけでも無いです。

このようなリゾートホテルは女性客が多いと思いますので、帰ってきたら肌荒れや、鼻炎、湿疹にかかて、その原因がこのようなリゾートだったらがっかりするのではないでしょうか?

ほとんどの人は、そこまでの因果関係まで頭が廻らないので、何の問題も提起されないのが一般的であります。

こんな経験は、湿気の多い夏場のリゾートホテルでは、常に経験してますが?皆さんはいかがでしょうか?

同行者は、私が指摘するまで気が付かなかった?私が敏感なのか、それとも意外と皆さん鈍感なのか?

臭いとか、空気が綺麗とか言われると、そうかなと思ってしまうくらい、いい加減な判断しか人間様は出来ないのです。

それが普通なのです。それを、ここの空気は美味しいとか、爽やかだとか、綺麗だとか、柔らかいとか、様々な表現をして良さを強調する方が怪しいと思いませんか?

先日、高円寺で朝までやっている居酒屋が火事になりました。沢山の防炎処理されていない布が下げられていたと言われています。
そんな場所で、想像するのは、店に入ったらどんな臭いが最初にすのかなあ??
それらの布に染み付いた臭いがどんなものだったか?
それを消してしまう位、焼き鳥の臭い、その他の臭いが混在してたのか?

釜山の射撃場の火事でも、凄い火薬の臭いと音で反応が麻痺してしまい、従業員も長いこと清掃もしなくて火薬のくずが溜まっていたのが原因と言う記事もありました。

よく、我々もスナックに入って最初はタバコの臭いで気持ち悪くなりますが、酒を飲んでしばらくすると忘れてしまうくらい、人間の嗅覚もいい加減であります。

そのような臭いに絶対だめな人は、まず入らないのが普通で、入る事ができる人は臨機応変に対応できる感覚の持ち主であります。

また、タバコの臭い慣れている人は吸わない人より刺激臭に反応が鈍いのかなあ?と思ったりしてしまいます。

スナックは入れるけど、パチンコ店には入れません。あの染み付いたタバコの臭いがたまらなく耐えられません。

自分の嗅覚を磨く事は、自分を守る事が出来るのかもしれません。

人間の嗅覚なんて本当にいい加減です。だから、生活できるのです。

敏感に一々反応していたら、普通?の生活はできません。

何が本当で嘘かをしっかりと見極め出来る人で、余り敏感でもなく鈍感でもない人が良い空気、悪い空気を見極められて、健康な生活を送ることができるのでしょう!!