換気不足とCO中毒事故増える！

東京消防庁が住宅の一酸化炭素中毒が増えてると警告を出してます。

日本の９７％の住宅がいい加減な換気しか付いてない状況で、施主には暖房設備は勝手に付けなさいと言っている。

その結果、石油ファンヒーターが最も安く快適な暖房設備として普及している。

普通の人は、住宅が以前よりも密閉になっているのは気が付かず、好き勝手に暖房設備を選びます。

石油ファンヒーターをつけると、灯油１リッター当たり１リッター以上の水蒸気が発生します。

それらの水蒸気は、断熱欠損の所で結露して、壁、外壁、押入れの中でカビ、しみを作ります。

外壁は放って置くと、しみが数年すると浮き出てきます。また、壁に青かびのようものが目立ってきます。

普通の人は、それが断熱欠損、もしくは断熱材の手抜き工事か判断付きません。

まあ、ほとんどの建売、分譲住宅で３０００万位の家は、遅かれ少なかれこのような症状は避けられません。

そのことを販売業者にクレームつけても、逃げられるだけで正面から改修工事なんて話にはなりません。

安くて良い住宅はありません。

まして土地付き戸建で３０００万で大都市圏ではあり得ないと思ったほうが賢明です。

そんな住宅で石油ファンヒーターを使えば、結露発生器、カビ発生器になる事はしょうがないのです。

ましてや、練炭、木炭、囲炉裏なんて使用すれば自殺行為であります。

自分が住んでいる住まいは、昔のような隙間だらけの家とは違うのです。

その辺をわきまえないと、家族の健康と生命は保証されないかもしれない？

なおさら、只今のエコポイントで内窓を入れた場合は、去年まで石油ファンヒーターをつけると窓に結露してたのが、今年の冬は結露しないと喜ぶのは早いのです。

昨年よりも密閉性が上がった結果、窓に結露しなくても、改修してない壁の中の結露が増えると言う皮肉な結果になる可能性があります。

昨年まで使えた七輪でつまみを焼いたり楽しんでいたら、今年は皆さん健康が阻害される恐れがあります。

自分で勝手に囲炉裏や火鉢を使ったらとんでもない結果になりかねないので、くれぐれも注意です！！

そのレベルの、工務店、販売業者は誰も注意してくれません。

念のため、ご注意申し上げます。