無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

健康で美しく長生き出来るか?

2010-04-15 14:22:53 | 換気、住宅
久しぶりであります。

不思議なもので、1月半更新しなくても訪問者数は変わりありません。

とっくに忘れ去られた運命と思っていましたが?

皆さん、何を期待して私の意見を見ているのでしょうか?

愛知の工務店さんのお客様向けにお話をした時、ほとんどが主婦の方でしたが、話に興味があるのは換気ではなく美容と健康でした。

美容と健康を維持するのには綺麗な空気と室内空気環境改善が不可欠なのですが、室内空気環境と自分の美容と健康がどのように関係するのか、主婦の方たちに解るように説明する方法を考えないと難しい?

綾小路きみまろさんのような、ユーモアを交えながら、面白おかしく話さないと引っ張り込めない?空気のように見えない、形の無いものをもっと解りやすく話ができる人は、現在日本にはいないな!

いるのは、もっともらしく高い全熱交換を売っている工務店くらいかな。

空気を解らない、一般の人を洗脳するのは簡単かもしれませんが、空気環境の成果は10年スパンで検証しないと、結果は出ません。

そういう工務店は、あと10年は安泰?不思議な現象だ!

今日、北海道から帰ってきました。アース21という北海道で意欲的に勉強している工務店のグループの総会に出てきました。(http://www.earth-21.org/)

二十数年北海道で高気密、高断熱住宅を造ってきた工務店から、新進気鋭の若い社長の工務店など、全道から30社の工務店会員と13社の賛助会員、10社の準会員などが集まり2日間わたり会議をしてきました。

21世紀の住文化を創造してゆくために、北海道の志のある工務店が集まり造られた会であります。

この会の面白さは、若い次世代を担う社長が多い事です。

今まで、団塊の世代が担ってきた高気密、高断熱住宅を、どのように発展させ、また自分達世代で何を発信できるか真剣に熱く語れる事です。

若い経営者が沢山入って、自分達の置かれている業界を直視し、これからどのように発展させてゆくのかという真面目な議論は、捨てたものではないと感じさせられます。

大手に対抗してゆくためには、工務店ができる力は限られています。志を同じくする工務店が手を取り合い団結して発信する事は重要であります。

この会の良い所は、皆さん会員が全て同じ工法や、システムを共有している訳ではない事です。

それぞれの信じる方法で住宅を建てながら、会を通じて勉強し、発言をしながら道内各地で自立している若い工務店が多い大変珍しい工務店の集まりだという事です。

なかなかこのような会は在りません!どうしても同じ工法とかフランチャイズとか、共同仕入れとか会は沢山あります。何か同じ事で信じあうのではなく、工務店というスタンスのみで会が17年も存続し、こんなに盛り上がる会は見たことがありません。

本当に不思議な会であります。これからも北国から発信し続けるこの会を注目しましょう!!

いつも意見の違う、北海道のT建設の専務と話して初めて意見が一致した事があります。

これからは、美容と健康に寄与する家造り、団塊の主婦世代は女を捨てたくない思いが強い(自分のかみさんも同じ)から、そこにアピールできる差別化は何か?

住宅の性能、換気、冷暖房がトップレベルの工務店にとっては、次の一手は団塊の主婦世代の美容と健康しかありません。という意見で初めて一致しました。

旭川に30年来付き合っている久保木工という会社があります。

ここの社長はとてもユニーク(通り越した変人とまで言われてますが)で、NTシーザーという木製サッシを道内、道外で販売し、その他家具、ログハウスなど木に関わる様々な製品を開発してきました。

美瑛、富良野に抜けるラベンダー街道に、とても大きな工場(建具屋という商売であれば日本一の大きさ)を持ち、自社内に神社まで造ってしまうほどです。

最近は、木にエネルギーを注入した生体エネルギー処理されたヘルスウッドなる物を作り出してきました。

その処理をした木材は、ヤニ臭さが抜け含水率も低く抑え狂いにくく、シックハウス対策にも使え除臭効果もあるという優れもの?であります。

今回、木製スチームサウナルームをその木を使って試作してもらい、昨日体験してきました。

スチームサウナなのに、排水口は無し?乾式サウナと同じ造り?なのに1時間近く二人でスチームサウナに入っていましたが、床がびしょびしょになるわけでもない。乾式サウナのように苦しくなく、1時間があっという間に経ってしまった。持って入ったタオルがスチームでぐちゃぐちゃになる訳でもなく、本を持って入っても読めるくらいの感じ?スチーム温度を50度くらいに上げると蒸気量が増えて、快適ではなくなる。40度から45度くらいであればとても快適であります。

この木製のスチームサウナルームはとても快適で、団塊の主婦に教えたら大変な評判を呼びそうな感じです。スチームサウナはミストサウナと違って粒子が小さく1時間くらい入っても木製のサウナルームが調整できるくらいの水分しか放出しないので、電気、水道代も安く、フロアーがビショビショにならないため(温度設定と、入る時間で異なる、あくまでも今回の体験)、乾式サウナのような設置方法(ミストサウナのような排水口を設けなくても良い可能性)でもいける可能性が出てきた、画期的なことであります!!

スチームサウナの方が断然ミストサウナより快適(水分粒子が小さいため、体に重くのしかからないため)です。老人介護をするのにとても楽、車椅子乗せて、そのまま10分20分で体の芯から温まり、負荷も小さくスチームの保湿効果もあり、出し入れする時でも介護人が着替えなくても普段着のままでよい。

スチームの温度は43度、外は吹雪でしたが、出てきて寝るまで(5時間)体の芯が冷めなく(この後飲み屋を3件はしごして、私は吹雪の中20分近く歩いてホテルまで帰らされてしまった)、今朝は、旭川の外は乾燥してるのに肌はすべすべ(温泉に入った翌日みたい)で驚きました。

冬場の乾燥(過乾燥)を住宅の性能や換気のせいにしている人は、機械的な解決方法より、体に加湿してあげることで解決する方が効果的であると感じました!