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工務店、ハウスメーカーへの疑問?

2009-11-12 13:33:35 | 換気、住宅
ある工務店の会に参加してきました。

中小工務店の集まりですが、皆さん住宅性能はしっかりと出されています。

話題の中心は、長期優良住宅、太陽光発電の補助金を積極的に受けようとするグループ。

情報に乗り遅れて、何もできないグループと二分された印象がしました。

中小工務店は、社長の情報活動により大きな差がでて来る事が、いまさらながら思い知りました。

ただ疑問に思ったのは、住宅性能を上げた中小工務店が、次の一手に対してどのように進めたらよいか良く分かってない?または、性能以外の住宅ソフトに関してのノウハウが無い。

換気に関しても、昔より興味が薄れている、自分の住宅レベルを上げておきながら室内空気環境に関しての関心が薄れたのかな?

やはり、見えない空気に関して自信を持って語ることができないし、自信をもって施主に言える工務店の社長が少なくなったような気がしました。

また、思い込み?が大きく、自分がやっている事に自信がある社長は、換気よりも補助金を貰う活動の方が施主を説得しやすいという合理的な考えが顕著でありました。

当然、受注を伸ばしているのは、このような工務店であります。

当然と言えば当然ですが、室内空気環境にももっと関心を持ってもらいたいと思いました。

室内空気環境を施主に訴えかける中小工務店がいないことは無いのですが?

それが判を押したように、全熱交換換気システム派なのです。

それも、温度差の無い東京とか大都市圏であります。

その大前提は、乾燥度合を緩めたい、外の空気を浄化して室内に取り込みたいと言うことみたいです。

室内に取り入れる空気、室内を循環する空気の両方を、常にフィルターを通過させた空気を人間様が吸うことになります。

外から取り入れる空気のフィルターは、花粉時期になるべく入れたくないと思えば目の細かいフィルターを使います。当然、花粉より大きな浮遊粉塵により目詰まりが早くなります。当然取替え頻度が早まり、遅くなればゴミの間を通過した空気を吸うことになります。

熱交換の場合出る空気と入る空気が同量でありますので、機械を通過する空気量以外の自然換気の部分をどう制御するか、できるかは住宅の気密性能によるところが大きくなります。

では、住宅に存在する隙間からの自然換気、玄関ドア、窓の開閉の開閉による、フィルターを通過しない空気の制御はどうするのでしょうか?

クリーンルームと同じように、玄関、窓、他の外気と接点には全て外気遮断室を設け、エアシャワー等で花粉、その他の外気に関わって入ってくる物質を排除しなければなりません。

こりゃ凄いことになりそうですね!でも、そこまでする人は皆無であります。

では、なぜ外気をクリーンにするために1箇所から住宅内部に空気を取り入れなくてはいけないのか、私には分かりません。

一般的な外気を徹底的に遮断は出来ませんし、洗濯物を外に干す家が全熱交換を使っていたら笑いものであります。

外気だから笑って済ませられるかもしれません。

今日はちょっと時間が無いので、続きは明日へ?