あるBOX(改)

ボクシング、70年代ロック、ヲタ系、日々の出来事などをウダウダと・・・

「極私的エロス・恋歌1974」を観に行った②

2018年08月16日 | 生活
上映終了後、拍手で迎えられる原一男監督。
そして、松葉杖の小林佐智子さん。痩身で小柄な女性だ。

劇中では気付かなかったが、子供時代にポリオを患われた影響
だとの事。



両者腰かけて夫婦対談。
それだけでは…と疾走プロの女性スタッフ島野さんが司会進行を
務められた。

さすが疾走プロのスタッフさん。監督にも切り込んでいかれます。
「三角関係はいつごろから?」「二股だったんですよね」
「籍はどちらから入れようと?」



タジタジしつつも監督は「そりゃ男と女ですから、色々あるよ」と
返答されておりました。

今回は監督よりも小林さんが主に喋るという取り決めだったそうで
興味深い話も聞けました。

そもそも何故、原一男という人物と組むことになったのか?



「上京して映画がやりたいと思っていたが、カメラを持つ人が必要
だった。最初は写真をやっていた原さんの個展を見に行ったのが縁」

無料の個展などを調べてあらゆる所に出向いていたとのこと。
可憐な女性と見せて、やはり創作の情念に取り憑かれた人だったのだ。

「二人合わせて原一男」という言葉もあった。
いまでも華奢で可愛らしさも感じさせる小林さんだが、過激な作風の
一翼を担ってらっしゃるのだ。疾走プロダクションの!

ちなみに最初は「失踪」プロダクションと誤記されて参った…なんて
話もありましたよ(笑)。



話は当然「極私的エロス」にも及び。
「武田さんに対する気持ちは?」と聞かれても、原一男監督をめぐる
敵意のような物はなく、憧れや同士のような印象を感じていたそうです。

その辺りは作中の印象そのままでした。

原一男監督に対しても敬意が先というか、パートナーシップが強い様子。
すばらしいコンビだなぁと感じ入りました。



終始テレ気味だった原一男監督。
失礼ながら、あんな過激なドキュメンタリー撮るのに独特の愛嬌がある
んですよね、この方は。

そして、しとやかで小声で優しく話す小林佐智子さん。
※それなのに内面に激しい物を秘めている…

会いたかった人に逢えた気がしました。
そういう意味でも「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」
シリーズは、とても有意義で御座いました。

これで原一男監督作品は「またの日の知華」以外すべて見た事になる。
※UPLINKさんは来年も計画されているようで「知華」も上映したいとか


そして原一男監督最新作にも触れときたい。
『ニッポン国VS泉南石綿村』

興行はスベり気味と言われてるが、ヘヴィな題材ながらメッチャ面白い
エンターテイメント作だから、再度お勧めいたします!
『映画』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
« 「極私的エロス・恋歌1974」... | トップ | 「トンコ・メーテル」「ネコ... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

生活」カテゴリの最新記事