アートセンター歯科のスタッフブログ       078-231-1115

神戸市中央区の歯科医院 アートセンター歯科のスタッフが診療のことはもちろん、プライベートについても綴ります。

ブログについて

2010年02月22日 | 感興の赴くままに
今年に入ってブログを少し書いていこうと思っています。

開院以来1年半、いろんな人からブログの更新の必要性を何度となく言われながら何を書けばいいのかよく分からず、ほぼほったらかしの状態でした

普通の平凡な町医者の書いた拙い文章を、わざわざ貴重な時間を使って読む人がいるとはとても思えませんでした。

ところがある人から「セミナーや研修会で学んできたことも書いたらいいのでは?」と言われました。

それでやってみようと思いました。それだったら意味があるからです

今年に入っていくつか書いてきましたがさてどうでしょう?

皆さんいろいろ思われると思います。
ただし、文章が下手なのはご了承くださいね。
国語力がないことにかけては昔から折り紙つきですから

ただ、自分自身で心がけようとしていることは
・正直にありのままに書く(営業の為でなく)
・ネガティブな事はできるだけ書かない(社会悪になる)
・私たちアートセンター歯科のスタッフ一同が患者さんに見えないところでどんなことをしているのか、また日頃どんなことを考えて仕事しているのか、などが分かる事柄を書く

・・・・のようなことです。

それから、このブログを解析して驚いたのは何と一日30人ほどの方が閲覧されていることです

これには本当にびっくりしました。

このことをスタッフに言ったらスタッフも信じられないといった反応でした。
その話をして初めて!自医院のブログを見たスタッフもいました・・・

これからアートセンター歯科が誇る超優秀なスタッフもブログを随時書いていきますのでまた見てやってくださいね


江上さん誕生日

2010年02月22日 | スタッフ日記
平成22年2月22日と2ぞろいの本日、衛生士の江上さんの**歳の誕生日です

何時もソプラノのハイトーンボイスの天使のような声で一所懸命に熱心に患者さんに話している衛生士さんです

今日で**歳になられましたが間違いなく10歳は若く見えます
患者さんも皆さんそうおっしゃってます。

きっと心が澄んで綺麗からでしょうね

江上さん、いつもありがとうそしておめでとう



定年?

2010年02月21日 | 感興の赴くままに
定年て何なんでしょうか?単なる習わしですか?
私にはよく分かりません。

何十年と懸命にその道一筋で働いてきた方のスキルは社会にとっては大きな財産ではないでしょうか?

我々も毎日一つでも、わずかなものでもいいから一つでも積み重ねて成長していこうと努力しているのではないでしょうか?
皆さんそうでありましょう?
そうであれば経験の浅い若い人は、年数重ねた方には勝てませんね。当然のことながら。

その貴重な方々をなぜ60か65で一律カットし活躍の場を奪うのでしょうか?
これは、社会にとってとても大きな損失であり、個人にとっても理不尽な習わしではないでしょうか?
高い給料をもらって働くことだけではなくいろんな形を模索してみてはいかがでしょうか?

もちろん老後を完全にリタイアするのは個人の自由でその選択肢は残したうえでの話ですが。

今後の日本における激しい人口減少と労働人口の減少は「すでに起こった未来」であり、何らかの方法で働く人の数を増やしていかないといけません。

限られた人的資源ででそれを行おうとすれば選択肢は限られ、定年退職者に働いてもらうか主婦が働きやすいようにするかもしくは外国人労働者を増やすかだと思います。

定年ていったい何なんだ?ということをもう一度考え直してみては如何でしょうか?


受講後の感興

2010年02月21日 | 感興の赴くままに
いつも研修会に参加してつくづく思うのはその先生方のベースの深遠さです。
そこにたどり着くまでの軌跡は非常に長い道のりであったことでしょう。そして、様々な苦悩と挫折と逆境を乗り越えてこられたのです。
そのことがとてもよく分かります。
そして先生方皆さん共通するのはまず、「強い思い(善なる)}があるということです。
その強烈な熱意を内に秘めた強烈な努力をされてきた。
囲碁の故藤沢秀行さんの最期に残された言葉は「強烈な努力」だったとのこと。
正に強烈で非常に含蓄のある言葉だと思います。

講師の先生方は皆さんそれを実践してこられた方でその事にいつも感動して帰ります。
歯科医師になって良かったとしみじみ思う時です。
また、人間として生きてて良かったと思う時です。

そして、いつも思うのは彼らの存在はこの日本社会にとっては大きな財産だということです。彼らの築き上げた貴重な無形の財産をでき得る限り医院にダウンロードし、さらに応用し日々の臨床に生かせていけたら、と思っています。またそうすべくスタッフ一同、これからも精進していきます。

3DS

2010年02月21日 | 徒然日記
今日は神奈川県で研修会がありました。
講師の先生は学究タイプの方でその内容は非常に分かりやすく、有益なものでした。
現存する抗菌療法では最高レベルのものだと思います。

残念ながら現在、保険がききませんがオプションの一つとして採用します。

虫歯、歯周病のリスクを極限まで低下させ、全身疾患のリスクも減らしていきます。

また皆様に提案していきますので。

これからもアートセンター歯科では今、世界の中で最高、最先端の治療法を皆様に提供していきます。



大西

メインテナンス、予防の重要性

2010年02月16日 | 徒然日記
アートセンター歯科では治療が終了した患者さんに積極的に定期的な検診とメインテナンスの重要性を説明しています。

皆さんが歯科医院に来るきっかけの大半はどこかが痛くなったとか、腫れた、詰め物がとれた・・・などです。

そして、治療を受けて治るとそれで終わってまた何かあると来院する。何もなければ検診も受けず来院しない。次に何か不具合があって来院された時はほぼ100%前回より悪くなっている。また、治して何年か後に何かあって来院された時はさらに悪くなっている・・・を繰り返します。

どんどん口腔内の環境が崩壊していくにつれて治療期間もかかり、費用もかかります。しかし、本来の健康な状態からはどんどんほど遠くなっていきます。
リハビリにすぎないのです。

削ったりつめたり、抜いて入れ歯やブリッジにしたりしていくら時間と費用をかけても天然歯がすべてそろったきれいで正常な歯列の口腔内の状態には及びません。

当然のことですが、虫歯にも歯周病にも罹らないのが最も快適な人生を送れるのです。
その上、費用も安くすみ、しかも楽です。

現在では虫歯も歯周病もかなり予防できるようになってきました。

予防するためには
・正しい方法を知る
・その方法を実践する
・それを継続する
ことが重要です。

そして、その前に歯科疾患に罹らないようにしたいという強い意欲とか決意が必要です。

そのお手伝いをするのが私たち歯科医院の役割です。

まず、予防の重要性をお伝えし、ご理解が得られるように努めていきます。
それから、患者さん、各々状態が異なりますし、リスクも違いますのでその方々に応じた予防方法をご説明します。
それから末永く継続的にメインテナンスしていけるように、モチベーションを維持していただけるようにいろいろ考え、工夫しながら我々も努力していきます。

私たち歯科医療従事者の根源的な目標は
「この世から歯科疾患を無くし、治療を無くす」
ことです。

決して治療を増やすことではありません。
治療を減らし、究極的にはゼロにすることです。

しかし、現実はそうはなりません。
論文によると、いくら予防処置を行っても約7-10%の人は虫歯や歯周病に罹患します。

それに、歯科疾患は虫歯や歯周病だけではありません。
歯列不正、不正咬合、ドライマウス、口臭、顎関節症、非歯原性疼痛、粘膜疾患・・・など

だから我々がやるべき仕事は決してなくならないのですが、十分予防可能な虫歯や歯周病に関しては予防していくべきです。
そして、虫歯を削ったり、歯周病でぐらぐらの歯を抜いたり入れ歯にしたりという治療行為自体はどんどん減らしていくべきなのです。

みなさん
「虫歯とか歯周病は本来稀な疾患である」(Page)
ことを覚えておいてください。

アートセンター歯科では3DSや歯周内科治療を行っています。
しかし、日進月歩で医学は進歩しています。
予防方法に関しても進化しています。
アートセンター歯科では常に新しい知識や技術を取り入れ日々の臨床に応用していき皆様のお役にたてるように精進していきます。











インプラント矯正

2010年02月16日 | お知らせ
現在、おもにブラケットとワイヤーで行っている矯正ですが、インプラントを使うことで期間を短縮でき、術式が容易になりました。
ここで用いるインプラントは非常に細く短いつまようじぐらいな大きさのもので全く心配はありません。

今後、矯正医と共に幅広く応用していきます。

また、矯正治療していない一般の方でも応用できます。
例えばブリッジに。

抜けた歯の両隣の残存歯を使って被せるのをブリッジといいます。
しかし、片方に歯が無ければ今までは入れ歯かインプラントでした。

そのようなケースは非常に多く、また、患者さんが最も迷い、悩まれるのもこのケースです。

だからといってそのまま放置していたら

・対合歯が伸びてくるなどでかみ合わせが狂ってくる
・最も大きな力を負担すべき奥歯が無くなり、大きな負担に弱い前歯で咬むため前歯が弱ってくる。
・顎関節に負担がかかり顎関節症になる
・十分な咀嚼ができないので胃に負担がかかる(胃がんのリスクになることが証明されています)

など、いいことはありません。
何とかした方がいいのです。

そこで、一つ選択肢が増えました。
インプラント矯正です。

矯正によって歯を移動させてブリッジにするのです。
動かせた歯ですが弱ることはなく普通に使えます。

治療のオプションの一つとしてこれから皆さんに提示していきます。


3月10日休診

2010年02月11日 | お知らせ
3月10日水曜日は誠に申し訳ありませんが休診とさせていただきます。

盛和塾という経営者の勉強会に出席するためです。

盛和塾とはこの度JALのCEOになられた稲盛和夫氏に経営について学ぶ経営塾です。

稲盛さんは京都で京セラを創業されその後、KDDIを設立されました。

その稲盛和夫という偉大な経営者に直接教えを請うことができるありがたい機会なのです。

なぜ、歯科医師が経営の勉強会に?

開業医の仕事には大きく分けて2つの側面があります。それは

・経営者
・歯科医師

この二つは当然のことながら全く別物です。

我々は大学では歯科医師としての教育は受けてきましたが経営の勉強はほとんどしてきていません。
したがって開業医としてスタートした時点で最も足らないのは「経営力」なのです。
歯科医院を開業した時点でどの医院もある一定レベルの診療技術はもっています。
もっともばらつきの大きいのがこの「経営力」ではないでしょうか。

私も開院して1年半になりますが「経営力を伸ばす」ことがずっと課題としてありました。

幸いなことに地域の皆様のお陰で、また、優秀なスタッフの頑張りで今までやってこれました。

しかし、これからは本当の経営力を伸ばしていかないとアートセンター歯科は真に価値のある存在にはなれないと思っています。
それではここで開院した意味がありません。

先日、あるコンサルタントと話をしていました。
私が
「医院経営の教科書を作ったらどうですか?全国の開業医の先生が助かると思うのですが。」
と言ったら
そのコンサルタントが
「いいえ。それは無理です。経営に失敗するための教科書はできるでしょうね。なぜなら、経営とは心理学なのです。これ、といった決まったものはないのです。その時々の状況に応じて決断していく積み重ねでそこに人間の心理が大きく関与してきます。人の心は物ではないので物質を扱う科学的手法は使えません。」
とおっしゃいました。

私としてはその言葉に全面的に賛同するわけではないのですが、「心が経営に大きく影響する」という言葉には「なるほど!」と思いました。

だから経営はいつになっても完成されないのです。
いつの時代になっても何処の国でもどんな職業の人でも経営者はその難問と格闘してきました。必ず解があるはずだと夢見て。

ところが、経営の問題を解くカギは外部にあるのではなく内部にあるのです。
つまり、自分の心、内面の問題だったのです。

また、ある時、株の求道者のような方と話していましたら
「株で成功するにはまず自分の心を整えることだよ。」とおっしゃいました。
株をする人は大きくテクニカル派とファンダメンタル派に分かれるようですがそれぞれの技術は日進月歩で進んでいます。コンピューターが発達した現代では昔の時代では考えられないほど高度な分析が可能となっています。
ところが、そんな高度なテクニックを駆使してもやはり儲ける人もいれば損する人もいます。
どんな人が儲けてどんな人が損をするかを分析するとそのパターンは今も昔も変わらないとのことでした。心が大きく左右するのだと。

私はこのことを非常に興味深く聞きました。

そして、その方は「逆に真がある」「随所に主となる」・・・など要点を幾つか教えてくださいました。
この言葉は非常に奥が深いので簡単には説明できません。また、機会があれば別に書きます。

一方、稲盛さんは
「心を高める、経営を伸ばす」
とおっしゃっています。

正直、未熟者の私としては、今の段階ではその真意が分かりません。
非常に重要な事だと漠然とした予感がするだけです。
なので、これから稲盛哲学を学んでいくのことを楽しみにしております。