午後の時間

2015-06-21 | 日記

         

午後、一時大粒の雨が降った。午後、『加藤登紀子全曲集』のCDをかけながらこのパステル画を仕上げた。その中の一曲「鳳仙花」というのがあって、やけに印象に残ったのが、“赤い色”なのである。赤い鳳仙花が庭に咲いた。やがて夏が去って秋風が吹いて、鳳仙花の種は遠くへ弾けて行くのだ。また暑い夏が去って、秋風が吹く頃、少女は爪先を鳳仙花のように赤く染めるのだった。だからこの絵も赤く染まったのである。最高血圧129mmHg最低血圧93mmHgで推移する僕の心臓は、これから来るであろう夏の暑さにも耐えられるだろう。寂しい秋風にも何とか耐えられるだろう … 。

               寂しけれ赤滔々と夏の花

 


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