日曜日の午後

2013-07-28 | 日記

     

マルセル・ブロイヤー ( 1902-1981 ) のパイプ椅子・ワシリーチェアー。1926年のデザイン。外は蒸し暑いけど、たまにいい風が入ると、こういう時は自然の風はなんて気持ちいいんだろう、と思う。このところ毎日雨が降っているけど、カラッと晴れるのはいつになるんだろう、もう八月になる。

開けた窓から油蝉の鳴く声が夏の盛りである。それから、窓を閉めてエアコンを入れてピアノ曲をかけるのである。そして午後の時間は読書時間となる。だから取り立てて書くこともないから今日も静かにして、アンノンな画廊なんだなぁ、とつくづく思う。

と、書いてるうちにキモノを召した女性客が、クッキーをお土産に現れたから、ここでブログを書くのを一旦止めたのだった。彼女は前々回の 『 朝活 』 に参加されていた方で、昨日の 『 朝活 』 には事情で来れなかった、という。そんなお話を聞きながら、一応ここは画廊なので、でもないけど、好きな画家の名前を聞いて見ると、以前、「 猪熊弦一郎現代美術館 」 を訪ねて以来、猪熊弦一郎 ( 1902-1993 ) のファンになったそうである。美術館の雰囲気がとても良かったそうである。僕は行ったことはないけど、僕の中では今一番に行って見たいのが、やっぱりコペンハーゲンにある 「 ルイジアナ美術館 」 かな、その次にこの猪熊の美術館かな。

お土産の、与板のお菓子屋さん製というクッキーをいただきながら、そういう “ … かな ” の話をしたのだった。しかし、そうは言っても掲載したこのブロイヤーの椅子については一体どうなったんだろう … 。まあ、今日はこれでいいかな … 。