白い色彩

2010-02-02 | 日記
夕暮れのトワイライトから、だんだんと夜の帳が降り始めると、ランプの灯りがいよいよ暖かく光ってきます。
この白いボディーのスタンドランプは、デンマークのデザイナーにして色彩魔術師 VERNER PANTON (1926-1998) の名作ランプです。エレガントなフォルムにかつて、僕はゾッコンでした。単なるランプが僕にとって、ダヴィッド描く「レカミエ夫人」でした。

光の造形と白い色彩。夜が深くなるにつれ、闇は一層暖かく感じられます。何人にとっても夜が豊饒でありますように…。