美術館にアートを贈る会

アートが大好きな私たちは、
市民と美術館の新しい関係の構築をめざしています。

総会・トークセッション(11月30日)のご案内

2024-11-19 10:39:54 | Weblog

【 2024 総会・講演会(トークセッション2)・懇親会 】 

「トークセッション2」を下記の通り開催いたします。ぜひご参加ください。 

会の活動が20年を迎える今年、当会の活動の20年について発起人の一人であり、当会理事長の佐野吉彦が加藤義夫(副理事長)のナビゲーションでお話します。 
トークセッション1(10/19)では会の立ち上げ人、八木光惠が20年の活動を始めた経緯など詳しくお話をさせていただきました。 
ブログに一部掲載しています。ご参照ください。 
https://blog.goo.ne.jp/art-okuru/e/431cbd99ac670e043322787b07cad668 
引き続き、まだまだ知られていない別の視点から深掘りします。 
また建築の分野だけでなく、各地のアートや音楽の文化プロジェクトをサポートしている佐野理事長ならではのお話もあろうかと。 
これまでの美術館にアートを贈る会の活動を知る機会ですので、初めての方も大歓迎です。ぜひお誘い合わせてご参加ください。 

トークセッションの後に、その場で懇親会を開催いたします。みなさまの参加申し込みをお待ちしています。 

【 2024 総会・講演会(トークセッション2)・懇親会 】 

■日時と内容: 

2024年11月30日(土) 

17:15 受付開始 

17:30-17:45 総会(どなたでもご参加可能です) 
17:45-19:00 トークセッション2「なにが凄いのか?美術館にアートを贈る会は」 
        スピーカー:佐野吉彦(当会理事長、株式会社安井建築設計事務所 代表取締役社長) 
        ナビゲーター:加藤義夫(当会副理事長、宝塚市立文化芸術センター 館長) 
19:00-20:00 懇親会 
       *ささやかですが秋を感じる軽食をご用意しています。歓談をお楽しみください。 

■会場:アートコートギャラリー 
    大阪市北区天満橋1-8-5 アートコート1F    
    Tel: 06-6354-5444 
    http://www.artcourtgallery.com/access.html 

    *ギャラリーでは秋山陽「未だ生まれない...」展(11/9〜12/14)が開催中です。 
    https://www.artcourtgallery.com/exhibitions/16342/ 

■参加費:お一人様/3,000円(懇親会費) 
     サポート会員は無料。
     サポート会員への申込は当日も受け付けますので受付でお申し出ください。 

■参加申込:11月27日までにメールでお申し込みください。 
      美術館にアートを贈る会 事務局 info@art-okuru.org

 


トークセッション(10月19日) 報告 (後半)

2024-11-13 15:52:16 | Weblog

美術館にアートを贈る会・トークセッション
「20年の活動をせんぶ見せます」

(前半−2の続き)

後半は参加者も交えて、参加の感想や意見交換会になった。

時代背景の変化(八木)

  • 経済がまた違う形で活発になってきている。最近では美術館は積極的に外からのお金を集めてくる手法が定着してきている。自分たちの予算以外に外からも集めてくる館もだんだん増えてきている。
  • 私たちの活動も地道に地味に続けていく大事な活動だとは思っているが、寄付をうまくとりこむたくましさが増えてきていると思う。
  • 大きな組織にしていたら、きっと続いていなかっただろう。よりより形があるのではないかと思いながらも、小さい地道な活動のままにしている。小さなお金とアートを応援しようという志がうまく合致すれば、それで美術館のコレクションをよりよくしていけるのではないかと考えた。

 

市民と美術館との交流の新しい場を提供した20年(加藤)

  • 寄贈プロジェクトを通して、美術館に興味をもってもらったり、意識を高めてもらうことだと思う。継続は力なり。20年間続けてこられたのは、1口五千円という、いま財布に入っているお金で、美術館と関われたり、特に現代美術のアーティストと交流ができたり、アトリエまで行けたりとか、一生に一度も会わないかもしれない美術館の学芸員と会ったり、美術館の館長に講演してもらったりとか、美術館と市民が関わることができるメディアになっている。市民活動と芸術文化や美術館という日本の文化政策の中でのあり方を市民が理解して物申してもいいし、協力もできるという、いままでなかった交流の場を提供したのが20年かなと思う。

参加者からの意見や感想

  • 第6弾寄贈プロジェクトで、自分が写真に登場したのは楽しかった。どういう姿勢をとればよいのかを作家さんが教えてくれたりして、そのプロセスが良い経験だった。
  • 作家の創作の場は神秘的に思っていたが、アトリエ訪問で身近に感じることができた。
  • 美術館には厚い壁があるが、館長や学芸員から美術館の裏側や悩みを直に聞けるのは価値がある。
  • 収蔵庫が物理的にいっぱいになるとどうなるのか。
  • 美術館には展覧会を見に行くものだと思っていたが、コレクションに関わるようになって美術館がもっと近くなった。
  • 募金してそれで小さな美術館をスタートするのはどうか。古民家で小さな美術館を始める。作品を一点ずつ増やしていって、寄付者たち全員でつくっていくという達成感がある。
  • 古民家は古民家の問題があって、クリアしないといけない問題はある。古くて魅力的な建物は、戦前のものが多い。建てられたときの記憶がつながっていっていない。古い建物の危機はそこにある。
  • いま美術館がいちばん悩んでいる問題は修復。見せたいが見せられない、傷んでいてコンディションが悪いので、そのサポートを切実に感じている。新たに修復プロジェクトはどうだろうか。
  • 第5弾寄贈プロジェクトの児玉靖枝さんの作品がいま兵庫県美のコレクション展で展示されている。友の会のメンバーはいつでも何回でも楽しめるのが嬉しい。今村源さんの作品も、伊丹ミュージアムでいつでも見られるのは嬉しい。

 

初めて参加の方からの感想

  • 行政とのさまざまな折衝では、予算の取得、執行、その中でいろんな制約があるのを興味深く拝聴した。
  • かなり難易度の高いプロジェクトを長年丁寧に続けられていることを知ることができ大変興味深く拝聴させて頂いた。
  • みなさまの活動は市民とアートをつなぐオルタナティブな活動であることがよくわかった。
  • 次のプロジェクトはどうやって始まるか?

(以上)


トークセッション(10月19日) 報告 (前半−2)

2024-11-12 15:44:38 | Weblog

美術館にアートを贈る会・トークセッション
「20年の活動をせんぶ見せます」

(前半−1の続き)

第2弾寄贈プロジェクト

和歌山近美の展覧会でお買い物をしませんか(八木)

レクチャーシリーズを6回行い、この会の活動の考え方を広め共有していった。
その中で、第5回の和歌山県近美の浜田さんの熱いプレゼンテーションによって、第2弾寄贈プロジェクトが始まることになる。

当時学芸課長だった浜田さんから、そのプレゼンテーション後に思いがけない提案があった。和歌山近美で開催されていた展覧会を見に来ませんか?美術館で買い物をするように、みんなで見に来て、買い物をして、それを美術館に入れてほしいと。

その呼びかけに応じて、美術館に遊びにいくように展覧会を見せてもらいにいって、展覧会を見た後でどれがいいかみんなで相談して、それを寄贈しましょうとなった。

そのときの参加者は会のメンバーだけでなく、地元の和歌山のwakasのメンバーもいっしょになって、別室に入って、全員がひとことずつ自分の考えを述べ、その上で投票し、1回で栗田宏一さんの作品を寄贈することになった。

1回目の藤本さんの作品は、アーコートギャラリーでの出品作だったが、以降は、アートコートギャラリーが間にいっさい入らない作家をこころがけている。

栗田さんの作品はみなさん幸せな気持ちになりながら、ご協力くださった、会としてはのぞましい形で発展しはじめた時期だと思う。

 

第3弾寄贈プロジェクト


 滋賀近美の学芸員からの緊急コールから始まる(八木)

2回の寄贈活動を見ておられた、滋賀近美の学芸課長だった山本惇夫さんから、助けてほしいという相談があった。

伊庭靖子さんが当時、神奈川県立近代美術館で個展をされて、そのときに滋賀近美の委託預かり作品で、滋賀近美のコレクションの人間国宝だった陶芸家の清水卯一さんの作品を描いた伊庭さんの作品3点があった。

伊庭さんは非常にファンの多い作家で、伊庭さんの作品を入手したいという人がたくさんおられて、海外からも委託であれば買えるだろうという問い合わせがあったりして、学芸員だった山本さんとしては、せっかく滋賀近美のコレクションをもとにして描いてもらった作品(山本さんご自身が企画された4人の作家のグループ展の出品作でもあった。)が、美術館から出ていってしまうということはたいへん残念だし、美術館としても大きな損失になる。なんとかコレクションに迎え入れたい。そのときになにができるかと考えたときにご相談があった。学芸員さんからの緊急コールということもあり、受けよう、ぜひ力になろう、という形で始まったのが第3弾である。

 

第4弾寄贈プロジェクト

初めてのコミッションワークの取り組み(八木)

藤巻さんが伊丹の美術館の学芸員をされていて、当会の活動を知って、相談があった

作家今村源さんの2006年の個展から2点預かったままになっている作品がある。それをなんとかひとつでも、収蔵になれば美術館としても、そして作家としてもよいことではないかという相談が、藤巻さんからあった。

そのとき、預かりになっている2点の作品は、今村さんにしたら、自分の手元を離れて美術館にずっと置いてある作品なので、それらは作家の今村さんから美術館に寄贈するので、それらとは別に、新しい作品をつくってみたい、という申し出が今村さんからあった。今村さんの思いがけない提案から、その新作を寄贈する方向に動き出した。

常設で彫刻作品が置かれている美術館なので、新しい作品をできれば常設で置ける場所を見つけたいとのことで今村さん自身が自分で良い場所を見つけてくれた。今村さんの作品はふわっと浮いたような作品なので、展示室への階段の中空に設置したい。今村さん自身がドローイングを描いて見せてくださったり、制作過程を見せてもらうためにスタジオ訪問をしたりした。これは私たちの会で初めてのコミッションワーク、発注制作になった。

この時期になると、美術館側の受け入れは、わりと柔軟で、実績のある会からの寄贈ということで、受け入れ側のへの慎重を期する遠慮は不要になっていて、良い形で美術館と活動ができた。

キャプションに寄贈者名として美術館にアートを贈る会が入っている。寄贈した1年間は寄贈者全員の名前が記載されていた。

 

第5弾寄贈プロジェクト

3人の学芸員から5人の作家提案

美術館側の私たちの会に対する信頼度はさらに深くなって、第5弾に入ると、兵庫県立美術館の現代美術を担当する学芸員さん3人が、兵庫県立美術館として収蔵したい作家5人について丁寧なプレゼンをしてくださり、さらに美術館で実際に5人の作家の作品を見せていただく機会もつくってくださった。

5人の中から会として児玉靖枝さんを選び、その後、児玉さんの作品でいくつもあるシリーズから最新作まで展示して、会員で作品を選ぶ会を開催。3点を選んだ。児玉さんに自分の創作について話してもらう機会もつくった。

クラウドファンディングに初めてトライした。よりたくさんの方の協力を求め、よりパブリックな活動にするため、ネット上の募金活動にトライしてみることにした。

まだCFが一般的でなくて、一度でもやったことのある人は問題なかったが、初めての人は少しハードルが高い人もいた。この仕組みで協力者は全国に広がった。

 

第6弾に向けて

新規寄贈プロジェクトのためのトークディスカッションや新規寄贈プロジェクトのためのスタディを行う。

1回目は、篠さんに、コレクションの意義と市民の声の重要性ついて。
2回目は、中塚さんに、関西の美術館のコレクションについて。
3回目は、会員から作家提案を受けた。
4回目に、その中から、山村幸則さんの《芦屋体操第一、第二》を選んだ。

パフォーマンスが画期的(加藤)

体操というパフォーマンス的なものを寄贈できないか、画期的な発想だと思った。当時国立国際美術館で、パフォーマンスをコレクションするというのをやり始めたところだった。

 

第6弾寄贈プロジェクト

作家リサーチとして芦屋美博の大槻さんも招いて山村さんの作品世界を学ぶところから始めた。

芦屋神社で、キックオフイベントを開催。芦屋の撮影ポイントを歩くツアーも2回開催。

クラウドファンディングも実施し、募金目標金額を達成して、山村さんに支払いは済んでいる。現在は美術館の本年度の収集委員会に諮ってもらう準備を進めている。

 

美術館訪問シリーズ

2009年から始め、現在も継続中。

かなり上質で非常に付加価値の高い美術館訪問が続いている。

(後半に続く)

 

 

 


トークセッション(10月19日) 報告 (前半−1)

2024-11-11 16:57:23 | Weblog

美術館にアートを贈る会・トークセッション
「20年の活動をせんぶ見せます」

日時:2024年10月19日(土)13:00〜15:00
会場:ナレッジサロン プロジェクトルームCD
スピーカー:八木光惠(理事・アートコートギャラリー代表)
ナビゲーター:加藤義夫(副理事長・宝塚市立文化芸術センター館長)
参加者:13名

前半は、立ち上げ人の八木さんが、会の発足から第3弾寄贈プロジェクトまでの経緯を特に詳しく話し、加藤さんが当時の社会環境を踏まえた美術界事情でフォローする内容になりました。
第4弾寄贈プロジェクト以降は、事務局の奥村、嶋津も話に参加し、会場全体で話が展開するようになりました。

後半は、参加者も交えて、プロジェクトに参加したときの率直な感想や意見交換会になり、新たなプロジェクトの提案も出て、実りあるトークセッションになりました。

ご報告として、まずは前半の一部(会の発足から第1弾寄贈プロジェクトまで)の要旨をアップいたします。

会の始まり
〜第1弾寄贈プロジェクト

きっかけ(八木)

アメリカでの5年間の滞在の後、2003年7月からアートコートギャラリーを始め、その翌年2004年に美術家藤本由紀夫氏を含めた6人展を開催。藤本さんの出品作が作品の素材にオルゴールを使う最初の記念すべき作品だった。藤本さんから「もし販売するなら美術館に限定してほしい」との意向があった。

アメリカで学んだことを生かしたい(八木)

5年ほどアメリカに住んで、そこでノンプロフィットの活動についての勉強をした。ニューヨーク州立大学で聴講し、その付属の美術館でインターンとして仕事もさせてもらい、アメリカでの寄付による美術館のコレクション形成を学んだ。せっかくアメリカで見知ってきたコレクション形成の形を日本に持ってきて発展させていくにはどのような形がよいかを考えていたことが、この会に繋がった。


同時代の作家の作品を一点でも残したい(八木)

当時の美術館を取り巻く経済状況によって、公立美術館には収蔵のための購入予算がほとんどなかった。どうすれば美術館に収蔵してもらえるだろうか。そのとき思い立ったのが、アートが好きで、志のある市民一人ひとりから一口5000円ずつ出資を募って、それを購入資金にして美術館に贈るシステム。

購入予算がない美術館がほとんどだったので、同時代の作家の作品が美術館に収蔵され次の世代まで伝えられるというチャンスを逃してしまうのではないかという危惧があった。私たちがいまいっしょに話をしたり、交流したり、応援したりできる同時代の作家の作品をひとつでも残していける機会を、という思いで作品を選びながら、という形をじょじょに作って行くことになった。

ただ私はコマーシャルギャラリーのオーナーなので、手前味噌ではない活動にどう持って行くかに腐心し、会の形を整え、藤本さんに了解をいただき、スタートした。


3人に声をかける(八木)

こんなことを考えていると言ったときに、幸いにして、佐野吉彦さん(株式会社安井建築設計事務所 代表取締役社長)、篠雅廣さん(当時は高知県立美術館館長)、田中恒子さん(当時は大阪教育大学名誉教授・アートコレクター)、この3人がいっしょに発起人になろうと、活動をずっと支えてくださる形になった。

寄付文化が育ちにくい日本(加藤)

アメリカと日本では税制が違う。現代美術を買ってそれを美術館に寄付したり、高額の作品でも寄付することによって、免税処置があるのがアメリカ。日本ではその免税措置がないので寄付文化がなかなか育たない。
八木さんが挑もうとされたのは素晴らしいことだと思っていたが、私が最初にこの活動に関わったときに、これが20年も続くとは考えられなかった。

バブル経済が1991年に崩壊し税収が激減。そのことで各美術館の文化予算も減らされて、購入予算はほとんどゼロになった。美術館の大きな仕事のひとつが作品を集めて保存して未来に届けることなのだが、その時代のものをほとんど集められないことを危惧して立ち上げられたと思う。


第1弾の寄贈美術館は(八木)

藤本さんの作品が生かされる美術館はどこか。すぐに西宮市大谷記念美術館にあるべきだと考えた。そのとき藤本さんはすでに1年に一度だけの展覧会「美術館の遠足」という展覧会をされていて、たいへん評判の高い展覧会で、美術館と藤本さんはすでに重要な関係を結んでおられるということが大きな理由だった。

2005年3月の意見交換会

はじめての試みゆえの困難さ(八木)

初めての試みだったので、どういうふうに流れていくのかというのは予測できなかった。まずは藤本さんにはたくさんのファンがいたので声がけはしやすいだろうと思った。

また藤本さん自身も非常に協力的で、サウンドアーティストのパイオニアとして、新しい分野を切り開いてきた方なので、新しいことをすることはなかなか理解されないという状況をわかっておられた。この活動も初めてだから当然難しい状況が起きるだろうが、自分は打たれ慣れているから、自分が最初の一人になることはまったく問題ない、協力するとはっきり言ってくださった。

ただひとつの条件が、自分一人で終わらないでほしい、次に続けていってほしい、というのが重要な条件だった。

もう一つの困難は、公立の美術館ならではのもの。場合によっては市議会に出ての説明責任もある。そこにまったく新しいことを説明していくのはなかなか難しい。最終的には収蔵委員会による決定が必要なので、決めつけることができない。委員会で認められたものしか美術館には収蔵されない。
こちらは、大谷記念美術館に収蔵されることを希望するが、最終的にはどうなるのかはなかなかはっきりとは言えない。そこのところははっきり言うのは控えてほしい、と、矢面に立たされる学芸員の難しい立場があった。


購入より寄贈の方が難しい(加藤)

美術館にコレクションしてもらう方法としては、公的資金で購入よりも、寄贈の方がハードルが高い

藤本さんの作品は、美術としての捉え方ですが、サウンドアートは音楽?というような捉え方もあった。サウンドオブジェクトという話もあって、そのへんのハードルも高かったと思う。市民の人が協力してお金を出し合って、それはいいことだということよりも、行政的な部分で、美術館に入るということはアーティストの売名行為に当たるというような考え方もある。ほとんどの作家は美術館にコレクションしてほしい、寄贈したいと思うが、そう簡単にはいかないというのがこのあたりだ。

 

(続く)

 

 


2024 総会・講演会・懇親会(11月30日)のご案内

2024-11-06 14:17:28 | Weblog

今年の総会・講演会(トークセション2)・懇親会を下記の通り開催いたします。

会の活動が20年を迎える今年、トークセッション1(10/19)では会の立ち上げ人、八木光惠が20年の活動を始めた経緯を中心に詳しくお話をさせていただきました。
引き続いて今回は、発起人の一人であり、当会理事長の佐野吉彦が加藤義夫(副理事長)のナビゲーションでお話いたします。
まだまだ知られていない当会の活動の20年について深掘りします。

次なるステップに向かうエネルギーをみなさまとともに醸成したく、みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

【 2024 総会・講演会・懇親会 】

■日時と内容:
2024年11月30日(土)17:15 受付開始

 17:30-17:45 総会
 17:45-19:00 トークセッション2「なにが凄いのか?美術館にアートを贈る会は」
        スピーカー:佐野吉彦(当会理事長、株式会社安井建築設計事務所 代表取締役社長)
        ナビゲーター:加藤義夫(当会副理事長、宝塚市立文化芸術センター 館長)
 19:00-20:00 懇親会
        *ささやかですが秋を感じる軽食をご用意しています。歓談をお楽しみください。

■会場:アートコートギャラリー
  大阪市北区天満橋1-8-5 アートコート1F   Tel: 06-6354-5444
  http://www.artcourtgallery.com/access.html

 *秋山陽「未だ生まれない・・・」展(11/9〜12/14)が開催中です。
 https://www.artcourtgallery.com/exhibitions/16342/

■参加費:お一人様/3,000円(サポート会員は無料)
  サポート会員への申込は当日も受け付けますので受付でお申し出ください。

■参加申込:準備の関係で、11月22日までにメールでお申し込みください。
      美術館にアートを贈る会 事務局 info@art-okuru.org

みなさまとの語らいの時間を楽しみにしています。
美術館にアートを贈る会 事務局

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