微睡みの祝祭

夢か現か、微睡みの中を彷徨う。
観たもの、想ったことをただただ漠然と書きとめています。

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阪急電車 片道15分の奇跡

2018-06-18 | chinema(日本映画)

映画を観た。

★阪急電車 片道15分の奇跡

阪急の一番の売りの路線をつかって上手く撮っている。
よくできたお話だなぁと思い、
この物語の原作者は一体誰だろうかと気になり調べてみると、
有川浩さん、さらによく調べてみたら、女性だった。
なるほど、わかるよなぁ。

女を励ます言葉があちこちに散りばめられ、
女の微妙な心理というか、
弱みというか、強みというか、そのあたリをつなぎつなぎ、《奇跡》という話に格上げしている。
凄腕の営業力である。

「私と付き合いながら、この女とナマでやるわけ」
中谷美紀のこの台詞で、ホーやるなぁ、この女この映画も本気やでぇと思わせた。
いつもこの人全力直球的演技で、筋の一本通った女性の姿をみせてくれるが、
今回もカッコイイ女、気丈夫な女を演じている。
この人がいると、空間に緊張感が生まれる。

そしてこの映像は爽快というか、異様というか、
こういうの 《一度でいいから見てみたい》
街の中、白のウエディングドレスの女がいたら綺麗だろうなー。
このありえない驚きの新鮮度。



しばらく息を飲む。
そして彼女が、泣き崩れるところから、《癒しのホームドラマ》へ。

《マルサの女》宮本信子は健在です。
しっかりしたおばあさん役で、存在感たっぷり。
彼女の台詞を聞いていると、芝居をしているというより、いつもの会話をしているような。
戸田恵梨香、男のDVに悩み再出発する女役。
彼女は神戸出身、関西弁がちゃんとしゃべれる関西っ娘なんです。
気張らんでも普段の雰囲気だったような。
谷村美月、何を隠そう彼女のファンで、彼女も関西っ娘。
普段のボケた感じがよく出ていた。
最近ほんとに良くみる芦田愛菜ちゃん、
年は幾つかしらんけど、適当に演技していてもきっちりそれでいいという天才的演技力。
不思議なくらいみんな普段の姿に見えた。
うるさいおばさん達も普段の姿に見えたから。

そんないかにも普段着のような彼女たちの台詞の中に、
いろいろはっとさせられる言葉がたくさんあった。
中でも一番は、宮本信子おばあちゃんの言葉。
《泣いてもいい。でも泣くのを自分で止めれる女になりなさい》だったかな? 
よかった。
背筋がビシーと伸びた。

阪急沿線で阪急と共に暮らす人たちの姿がいきいきと描かれていた。


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