あけましておめでとうございます!今年は本当に暖かく穏やかなお正月です。明るく前向きな気持ちで新しい年を過ごせる気持ちになりますね~。
昨年、鑑賞した展覧会は、このブログに掲載したもので20本、それ以外も合わせると25本ほどだったでしょうか。毎年、この24、5本の壁を超えることができません。仕事の休日数と相関関係があるんだかないんだか…。
そんな中、私が選ぶ昨年の展覧会BEST3を発表いたします!
第3位「生誕110年 片岡球子展」(愛知県美術館)
大好きな片岡球子の作品を、初期から晩年まで一堂に見ることができた貴重な機会でした。画家の人生を辿り、画風の変遷を重ね合わせて見ることができる。特に長く教師を続けていて、辞めた50才以降の作品の充実ぶりは素晴らしく、自分自身の年齢を考えると励まされるものがありました。実物を見てこそわかる、表面の作り込みにも感動!
第2位「琳派 京を彩る」(京都国立博物館)
やはり2015年は琳派をはずせません。京都の力を結集して名作をずらりと揃えた展覧会には、恐れ入りました~。「琳派」の流れが、今の日本の美術やデザインに与えている多大な影響を改めて思い知ることができました。俵屋宗達の「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」の流れるような鶴の動きは、ホント素晴らしかった!
そして、第1位は「堂島リバービエンナーレ2015」(堂島リバーフォーラム)
いつも新しいアートとの出会いをもたらしてくれる「堂島リバービエンナーレ」。今年は何と言っても写真の池田亮司さんのインスタレーションがおもしろかった!音、映像、シチュエーション、視覚、聴覚、なんだか体じゅうで感じるような感覚が新しい。めちゃめちゃ先端のようで、なぜかまったり癒されてしまうところも不思議で…。このアートイベントも3回目ですが、こじんまりした会場ながら、バラエティに富んだ作品が見れて楽しいんですよね。テーマも、地球や水、川といった自然の営みにつながっている感じが良くて。次回も楽しみにしています!
改めて振り返ってみますと、あまり大きな目玉となる展覧会は少なかった(もしくは見に行ってなかった)ように思います。それでも、本数が少ないだけに、ひとつひとつの展覧会には、大きな動機を持って出かけました。
「北山善夫展」や「バーネット・ニューマン」などは、はるばる遠くまで出かけたかいのある展覧会だったと思います。また、東京で見た「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」や「Don't Follow the Wind」などは、今の時代だからこそ見るべき展覧会であったと思っています。
昨年もいろいろなアートとの出会いがありました。今、私にとってさまざまな情報源となっているのは、やはりTwitterです。これがなければ、本当に何ものにも出会えてなかったのではないでしょうか。これからは、自分の興味に沿った情報へのアンテナを張ることが、とても大事になってくるように感じます。
日頃、当ブログをご覧くださっている皆さまには、本当に感謝いたします。皆さまの興味に少しでもお応えできたなら、大変うれしく思います。今年も、相変わらずボチボチな感じになると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。心わくわくするアートとの出会いに期待いたしましょう!
今年もどうぞよろしくお願いします^^
今年は、PLAstica.さんを見習って、もっとフットワーク軽くいろいろなところに出かけたいです!
今年も、どうぞよろしくお願いいたします!!