アートの周辺 around the art

美術館、展覧会、作品、アーティスト… 私のアンテナに
引っかかるアートにまつわるもろもろを記してまいります。

『ラグジュアリー ファッションの欲望』

2009-05-15 | 展覧会
 京都国立近代美術館で、シリーズで開催されているファッション展。
 『モードのジャポニズム』『身体の夢』『COLORSファッションと色彩』と続き、今回のテーマは「ラグジュアリー」だ。エリザベス1世時代のボディス(胴着)から始まる本展来会は、17~18世紀の絢爛な宮廷ファッションから20世紀のシャネルや川久保玲、そして現代のマルタン・マルジェラのアーティスティックなファッションまで、“ラグジュアリー”を様々な視点で切り取り、斬新に呈示している。
 セクション1 着飾ることは自分の力を示すこと Ostentation
 セクション2 削ぎ落とす事は飾ること Less is more
 セクション3 冒険する精神 Clothes are free-spirited
 セクション4 ひとつだけの服 Uniqueness

このシリーズをほとんど制覇している一緒に出かけた友人には、少々物足りなかったようだが、私はシャネルの新しさに、改めてビックリして感心した。やっぱ天才だ!
 ファッションって、誰しも(普通は)身に纏わねばならない不可欠なのものであり、でも実用だけじゃなく自己表現の手段にもなり、こうして自分が着用するのとは別世界の鑑賞物にもなり得る不思議なものだ。
 5月24日(日)まで。東京にも巡回。

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