梅雨後半に入って凄い天気が続いている!雨!雨!雨!蘭達もぐっしょりです。
赤花の代表品種は朱天王、猩々。これらは実生交配品種の親木に使われている。
葉姿も良く花弁はそうでもないが赤の色素は一級品です。
朱天王
花軸、距は濃い紅で花弁先端に紅が乗るが、花の中心部は白い。
開花までは濃い紅色を示す。
葉は葉幅も充分にあり重量感がある。
セルフ実生で縞が出現した紅華殿や、三蝶咲きの花かんざしが有名ですね!
猩々
花は朱天王とほぼ同じ。
葉姿が姫葉で葉の紺性が良い。朱天王よりは小型。
実生では虎班がでたりしている。
東天紅
やや葉幅の細い立ち姫葉の木姿で紺性は薄め。
根は薄い泥根であるが時々青根(少し汚れている)を出す。
花の紅は薄いが、花の中心や花弁の中心に赤が乗る。
例年我が家の棚では最初に開花する品種でお気に入り。
桃源
葉幅が狭いが葉丈が長い垂れ葉品種。
花は薄い桃色(薄赤紫?)が、これまた垂れる様に咲く。
大株にすると鉢の周りに垂れる様に咲くため1本吊り枠で飾ると栄える!
古い品種であるが好きな品種。
紅貴
和歌山産の赤花で、紅の乗るのが今までの花より広い。当然赤く見える。
花そのものの形も綺麗で棚には1本欲しい品種。
紅天狗の花色に匹敵する。
紅天狗
赤花の最高峰でしょう!同じ環境で上記の品種と一緒に栽培していますがやはり最も赤い!
木の葉姿も端正な姫葉で良い。花の形もGood!今の所言う事無しの品種。
どの品種も開花直後は色も濃いが開花後しばらくすると少し色が薄れる。
でもこの品種は赤い!!
東天紅の花色を濃厚にした感じの花です。
この他、赤花品種にはもっと多くの物がありますが、タイプ別に代表品種を同じ環境で作って比較して
みました。どれも甲乙付けがたく良い花物品種であることが解った。
余裕があれば超陰作りにして開花させれば花の緑が少し残って3色花を見る事が出来るかも!