今週からこちらの世界に復帰いたします。
それまではどちらにいたかというと、
先々週は反応的な世界、先週は身体的な世界
昨日は久々に脂肪燃焼エアロビで汗をかき、やる気満タンで再スタートいたします
さて、私は今年からビジネス書や自己啓発書を読み始めたのだが、最初に驚いたこと・・・
それは自分がこれまで経験し考え抜いて何とか辿り付いた答えのようなものと同じことが書いてあるということだった。
そして、それまでは自分は間違った方向に来ているのか、思い込みによる都合のいい答えを出しただけなのか、よくわからない思いを抱いていたが、やっと、少し自信を得ることが出来た
それと同時に考えたことは、きっかけは別にしても生きていると誰もが同じようなところで躓き、そこから学びまた歩きだすんだということ
つまり、一生は選択の連続、いや決断の繋がりであるが、結局どの道を選んだとしても同じところにたどり着くのではないかと思った。
例えば、高校のときに数学と化学が得意だからと理系を選び医学部に行き医者になったとしても、中学のときに怪我をすることなく長距離を続けそのまま日体大に行き陸上の選手になったとしても、ストレートで県庁に入り堅く公務員になっていたとしても、留学して日本から離れて生活をしていたとしても・・・etc、どの道を選んでも私に用意された問題というのは同じなのではないかと。
「過去は変えられない」という言葉を正当化するためでもなく、自然とそう思ったのだった。
これらを知ってか知らずか、先日、私の読書の仕方を「確認作業」と言った方がいた。
なるほど、そうなのかもしれない。
「インプット」と「アウトプット」という言葉は最近知ったようなものだけれど、私はまず体感し、自分で考え、たまたまピンと来た本を読み、「なるほど~」と確信し、また追体験する・・・
インプットは本を読むこと、アウトプットはブログなどに書き出すこと、のように捉えられがちであるが、これで終わりではないと思う。
結局インプットとアウトプットは永遠に連鎖的に続き、経験することで厚みを増していくものだと思う。
実は、この指摘、以前母から言われたと全く同じで驚いた
「あなたの旅行は確認作業だね」
そのとおり。
決まるまでは時間がかかるが、方向が定まれば集中してその世界にどっぷり浸かり情報収集して自分で納得したらプランを立ていざ出発。だから旅行先では「なるほど~」の連続なのである。
ちょうど、5月2日から約一週間、大阪、奈良、三重、和歌山を旅行していたが、この時貸してもらった「世界遺産 神々の眠る『熊野』を歩く」(植島啓司著)にこんなことが書いてあった。
「神仏習合、本地垂迹、修験道などの言葉によって物事を理解したつもりになってはいけない。つねに観念が先にあるのではなく、まずはそこで起こった事実を見つめようとしなければならない。観念はすぐに古くなるが、事実は色あせない。人間はいつか死ぬが、人間の残した足跡は永遠に残る。そのためには自分の足で歩き回らなければならない。何かを媒介にしてはならない。熊野をじかに見ずしては、永遠に熊野を語ることはできないのである。」
そう、これ、これ。まさにこれ
あるきっかけで「人生生涯小僧のこころ―大峯千日回峰行者が超人的修行の末につかんだ世界」(塩沼亮潤著)を読んだところ、過去の経験から照らしてまた「なるほど~」の連続だったので、それから大峯奥駈道に行きたい思いに駆られ、今回絶妙なタイミングで実現した
私は山の本を読めばその山に登りたくなり行ってしまう人間であるが、つまりはそれが「分かる」ということなのではないか・・・いろんなことを考えさせてくれる旅であった。
ということで、「ただいま~」
その時に勧められたのが「鈴木秀子さん」と「塩沼亮潤さん」でした。
鈴木さんの書籍は何冊か読んでいたので、何か偶然で引き寄せかな?と持っていた程度でした。
『愛と癒しのコミュニオン』、『心の対話者』の著者です。
同時にそのとき、お医者さんから塩沼さんの事を初めて聴きました。仙台にいらっしゃる凄いお坊さんである事などつゆ知らず、しかも、塩沼さんのCDまで借りていたのを先程思い出し、今手にしてます!偶然ですね。
シカモア
私も同じく2月に塩沼亮潤さんを知り、気になっていたところ、また別ルートから聞こえてきて・・・という偶然が重なり、本を手にとりました。不思議ですね!
鈴木秀子さんは存じませんでしたが、加藤諦三さんに近い系統でしょうか。著書の中で最も気になったのは「いまを生きる智慧」という本。今、「慧」という字に敏感になっているのでこれも偶然??・・・読んでみたくなりました。
鈴木秀子さんは3冊のみしか読んでませんが、潜在意識系の書籍を読みあさった後に再読したら、なんとその内容を網羅している箇所を散見してます。
新書の2冊『愛と癒しのコミュニオン』、『心の対話者』はお勧めいたします。
前にブログでは紹介したのですが、SBCかカツマーで紹介しようと思っていた所でした。
実は一時期、SBCのゲストに御呼びしたいと頭をよぎった事がある方です!
へぇ~、CD聞いてみたいです。肉声なら伝わり方がまた違うでしょうね!
鈴木秀子さんはシスターだけでなく瞑想の方でも出てくるようですね。実は今回吉野から大峯に向かう途中、何故か瞑想センターの話になり、なかなか興味深かったですよ~。
ではその2冊、読んでみたいと思います。そしてゲストに呼ばれるときは是非参加させてください!SBCの更なる活性化、お祈りいたしております。(最近参加できていないので遠巻きに応援しています)
私の好きな玄侑宗久が「多生の縁」という著書で鈴木秀子さんと対談していました!『袖振り合うも多生の縁』なんて思ってしまう私なので、これは読まなきゃ~!!
先日、別ジャンルで好きな著者が繋がりまくる体験をしたばかりなのに、すご~い。興奮気味です。
これは知りませんでした。でもお勧めの2冊は名著中の名著。特に『愛と癒しの・・・』については、私がかつて読みまくった潜在意識系の内容を網羅しており、しかも日本人を題材にしている豊富な事例がとても腑に落ちます。
このところずっと他のビジネス書等で感じている事を既に言い当てております。
例の(笑)玄侑さんとの対談も、気になりますね。読んでみたいです。
また、私がビジネス書を読み初めたときに、どれも既に言い尽くされた感を感たのはそういうことだったのですね。なぜに読む必要があるのかわからずしばらく悩んでいました・・・(笑)
こうしてコメントをくださるだけで世界が広がった気がいたします。ありがとうございます。
ついにお勧めの「小僧のこころ」及び最新刊?の「心を込めて生きる」を一気に拝読しました!
前者はCDで聴いたので、既に凄いインパクトでしたが、書籍で読むとまた凄いインパクトでした。
和田さんが泣きながら読んだというのもうなずけますね。
貧しくも、あり得ない位に教育者である母と祖母への愛情、そして、常に感謝する気持ち。千日回峰行とその後の四無行という命がけの修行がどうして可能なのか、その誠実で純粋な気持ちであるが故に可能なのかと思いました。
実はちょうど、GWに「空海」に関する書籍を読んでましたので、これまたシンクロを感じます。
お寺についても文化的な側面、日本人の精神性という点から非常に自分に取ってホットなトピックです。
ご紹介頂きありがとうございました。「愛と癒し・・」も是非!気に入ると思いますよ。
シカモア
「心を込めて生きる」という新刊があったことを初めて知りました!これも読まなきゃ・・・(そして積読の右側が増える~(笑))
またまた空海とは!実は今回の旅行で高野山に行けないかとあれこれ考えていたものですから驚きです。また最初のきっかけをくれた和田さんも同じ時期に熊野本宮に出かけられていたことを帰ってから知りました。
いろんなことがまさにシンクロですね!!