こころとからだ

アロママの日々感じた事、思った事。

親孝行な娘

2009-06-21 | ひとりごと
なぜ娘は一ヶ月早く生まれてきたのか?
この事に関して身に覚えのある事があるのでお話したいと思います。

私は無痛分娩を希望してました。
この無痛分娩については賛否両論ありまして、親のエゴだと反対される方も多数いるかと思います。
(男性の方に言うと殆どの方が反対されました)

自然に産むのがいいという考え方に反対する気は毛頭ありません。
もちろんそうでしょう。
でも私は、痛みに十何時間(人によっては何十時間)も耐えて、
「痛みのあまり出産自体の記憶があまりない」
「生まれた喜びより、痛いのが終わった安堵感のほうが強かった」
なんて事なるのは絶対嫌でした。
せっかくなのだから、赤ちゃんが生まれる瞬間をしっかりと味わい、記憶にしっかりと残し後々の素晴らしい思い出にしたいと思っていたんです。

また、1,2年程前に友達が無痛分娩で出産をして、
「赤ちゃんが産道を通って出てくる感じが解ってとても良かった」、
「産後の体力の回復が早かった」
などの魅力的な発言も聞き、私は無痛で生むことを決めました。

そして、そんな私でしたが、全く赤ちゃんの意志を無視するのも嫌でした。
「私が良くてもお腹の中にいる赤ちゃんがもし嫌だったら?」
そんな事を考え、お腹の中の我が子に話かけます。
「お母さんは無痛であなたを産もうと思っているけど、もしあなたが嫌なら早めに
(その産院は計画分娩でのみ無痛を行っていたため、急に陣痛がきた場合は普通に出産しなければいけなかった)
生まれてきちゃっていいからね」

そういった赤ちゃんとの話し合いを何度も続け、
「赤ちゃんが嫌ならしょうがない、あきらめよう」という思いで妊娠期間を過ごしていました。

そう、そしてご存じの通り、我が子は一ヶ月近くも早く生まれてきました。
もちろん急だったので普通分娩で・・・。
嫌だったのね~、無痛で生まれるの・・・。

でも、そこは我が娘!
ママの事もちゃんと考えてくれていたんです。

初産にもかかわらず、超安産でした!
痛かったのは2時間位でしょうか。
あれれ、これはもしかしたら陣痛??便意じゃないの?・・・。
から5時間で生まれてきました。
また、36週だったため、体が小さかったのも良かったのだと思います。

いきんでいいわよ!と助産師さんに言われた時は
「えっ、もういきんじゃっていいんですか?!」
と思わず聞いちゃう位のレベルの痛みでした。

あ~、こんなに楽なら無痛でなくて良かったわ~。

娘よ、ありがとう!