香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家

"香りと食でカラダを幸せにする芳香/料理愛好家"

加藤サキ子

ここに日本初が詰まっていました ド・ロ神父の偉業

2024-08-31 19:50:00 | 日記
2024.08.31


アロマセラピストの加藤です

お立ち寄りいただきありがとうございます

長崎の旅、従姉の家に行く途中の
出津地域


その中心 出津教会











マルク・マリー・ド・ロ神父は
フランスから石版印刷の技術を伝えるために
来日しました

1868年長崎に渡航し、大浦天主堂に
石版印刷所を設立しました
1871年横浜転勤,石版印刷所を設立

再び,
大浦天主堂に戻り印刷事業を始めました
1879年外海地区に赴任
あまりの困窮に驚愕しました

漁業中心の地域、大事な働き手を漁で
失った家族のために職場を作ります
漁のための網を作る工房を作ります
パンやマカロニ,そうめん,織物など製造の
授産所を作り、
女性たちが働けるようにしました
そして,そこに日本初の保育所を作ります

農産物だけでなく,医療や建築などの技術を
伝えます

宣教師は布教だけでなく、
医療や農業の知識も学んでいて、
赴任したら,
生涯その土地で活動するのだそう

外海では「ド・ロさま」と呼んで
親しまれています

長崎市内の大浦大司教館の
設計、建築監督も務めました

ご自身の希望で、1914年逝去ののちは
出津共同墓地に葬られています

鰯網工房はド・ロ神父が使用していた法衣や
食器など,ここだけにしかない資料が多く
展示されています(ド・ロ神父記念館)

ド・ロ神父は裕福な家庭に生まれ,遺産を
携えて来日し、生涯でその財を工場建設や
農地購入のために利用しました









近くには遠藤周作記念館もあります
小説「沈黙」の舞台がこの地域と言われてます
眺望も素晴らしいです



休憩所






市内観光も楽しいですが,車で2時間ほど
見事な眺望を眺めにいらしてください










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