・トータル獲得ヤードはアリゾナ198ヤード、LAが549ヤード
・ラムズがマクベイHCになってから5試合とも30失点以上の完敗
・QBマレイは6被サック・1INT(リターンTDされた)
□Air Drop: Cardinals Can't Slow Rams' Passing Game In Ross (チーム公式サイト12月1日日曜の記事)
試合後のロッカールームでILBジョーダン・ヒックスは頭を振っていた。「こんな試合をしてはいけない。力を出せなかった。我々のすべてが機能停止していた。受け入れがたい」。
ラムズに7-34で負けて5連敗。今シーズン初めて接戦にすらできなかった。ラムズ549ヤードに対してアリゾナは198ヤードと圧倒された。
だがディフェンスの問題が際立つ。ラムズのQBジャレッド・ゴフは11月は3試合でTDパスがゼロだったがこの日は前半だけで323ヤード投げ、最終的に424ヤード2TD。勝敗が決したので4Qは1本のパスを投げただけで控えQBと交代した。
WRロバート・ウッズが13キャッチ172ヤード。TEタイラー・ヒグビーは7キャッチでキャリアハイの107ヤードを前半だけで記録した。アリゾナは今年ずっとパス守備が不振だがこの日が最低の状態に見えた。
ILBヒックスはバンス・ジョセフDCのスキームに問題があるという意見を即座に否定した。「実行力の問題だ。練習でやっていることが試合でできない。もっと早く成熟しないといけない」。「コミュニケーションの問題がかなりある。相手がワイドオープンになったら大抵やられる。役割と違う動きをする選手が1人とか2人いるだけで全体が無防備になってしまう」。
ヒグビーだけでなくアリゾナは毎週のようにTEに対するパスカバーに問題を抱えている。キングスベリーHCは「オレが何を答えたとしても現時点では不十分だ。オレが何を言っても耳には響かない。とにかく修正しないと」。
相手に500ヤード以上進まれるのはこの5連敗でNO戦に続いて2試合目。SFのガロッポロと今日のゴフで2試合続けて相手QBにパス400ヤード以上通された。ヒグビーのTDで今年12試合で相手TEに13TD目された。
新人CBバイロン・マーフィーは「ディフェンス全体のユニットとしてもっと良くなるにはまだコミュニケーションが必要だ。それを粘り強くやる」。
ラムズはショーン・マクベイがHCに就任してからアリゾナ戦は5連勝。33-0、32-16、34-0、31-9、そして34-7。QBカイラー・マレイが4Qに15ヤードTDランするまでは34-0だった。
ディフェンスが持ちこたえられなかっただけでなく、オフェンスも希望を持たせることができなかった。QBマレイはハムストリングの痛みに悩まされパス19/34で163ヤード。6回の被サックを浴び1インターセプトを喫した。幸運だったのはあと3度インターセプトされかけたが1つは相手選手が落球、2回は相手の反則で取り消された。
マレイはインターセプトについては投げてはいけないボールだったと認めた。「悪いボールだった。悪い日だった」。「向こうのほうがエネルギーがあった。彼らのほうがハードにプレーしていた。良いチーム相手にこんなことではいけない」。
ラムズはマンデーナイトでBALに6-45で惨敗したあとだった。WRラリー・フィッツジェラルドは「タレントが揃っているチームが相手のときはミスする余裕はない」。それはこの日にはっきり証明された。
「ファンのためにもっと良い試合をしないといけない」。(キングスベリーHC)。
(戦力で劣ってるのにモチベーションでも下回ってたと。負けるべくして負けた。SF戦かTB戦に勝っててプレイオフの可能性が残ってたら違ったんだろうけど)。
(バイウィーク明けなのにマンデーナイト上がりで中5日のチームに惨敗。相手が前週惨敗で挽回に燃えてたとはいえ)。
(間違いなく今シーズンのワーストゲームだった)。
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