アリゾナマニアの知ったか発言集

STL戦(3)

・ディフェンスは1TD・1FGの10失点
・ILBダンスビーのINTリターンTDとOLBエイブラハムのセーフティで9得点してる
・STLのRBのランは合計34ヤードに封じ、懸案のTEクックも抑えた
・OLBエイブラハムが3サック
・OLBダンスビーもサック、FSジョンソンがINT


http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56040/ARI_Gamebook.pdf

ディフェンスは10失点。最初のドライブで1st downを2回更新されて44ヤードFGを決められたあとは2Q・3Qと無失点。4QにRBステイシーにTDランされたけどこれはWRオースティンにリバースプレーで56ヤードのロングゲインをやられたのが響いた。

そして9得点。3Q最初のドライブでILBダンスビーが23ヤードのINTリターンTD、2ドライブ後にはOLBエイブラハムがエンドゾーン内でサックしてセーフティ。だから差し引きするとわずか1失点。

トータル257ヤード、1st down更新14回、3rd downコンバージョン3/11の27%としっかり抑えた。


□NT
 D.ウィリアムズ  1タックル
 タアム  1タックル 1TFL

 スタッツこそ地味だけど2人ともラン守備でしっかり貢献している。


□DE
 ドケット  2タックル
 キャンベル  3タックル 1PD
 ラッカー  0
 タリー  (インアクティブ)

 キャンベルはILBダンスビーのINTリターンTDのときQBに襲いかかってパスを乱した。OLBエイブラハムの1つ目のサックのとき一緒にプレッシャーかけてた。

 DE全体的に今回は地味めでドケットはほとんど目立たなかったけどラン守備ではちゃんと仕事してた。ラッカーは3-4のOLBの位置にいたことがあって、良いプレッシャーかけてた。


□OLB
 エイブラハム  6タックル 3サック 3TFL 1FF
 ショーネシー  0
 ベナード  0
 モック  (インアクティブ)

 エイブラハムは後半だけで3サック。3Qに3rd downでDEキャンベルとともにプレッシャーをかけてFFもした(リカバーはできず)。次は相手ゴール前で右DEの位置から左隣のキャンベルの左を回り込んでエンドゾーン内でサックしてセーフティ(2点)。4Q最後のドライブでは左DEの位置から相手RTを抜いてQBの足を払った。そのほかにもプレッシャーかけて投げ捨てさせたのがあったし、RBがピッチでボール受けたとこを素早く反応して倒したりとラン守備でも貢献。

 ショーネシーとベナードは目立つ働きはなかった。


□ILB
 ワシントン  7タックル 1TFL
 ダンスビー  8タックル 1サック 2TFL 1INT(リターンTD) 1PD 反則1回15y(アンネセサリーラフネス)
 ブリンクリー  0
 ミンター  0

 ダンスビーは3Qに23ヤードのINTリターンTD。TEクックへのパスだったということも大きい。INTリターンTDは今シーズン2回目。4Qにはサック。ブリッツしてOLBの右からフリーで入った。OLBエイブラハムの3つ目のサックのときも来ていた。WRオースティンの56ヤードゲインのときTD防ぐタックルしたし、ショートパスをTFLしたのもあった。好調が続いている。

 ワシントンも鋭い反応をしていた。3rd downでTEクックへのパスを防いだのもあった。


□CB
 ピーターソン  0 反則1回4y(パスインターフェア)
 パワーズ  8タックル 1PD 反則1回10y(パスインターフェア)
 ケイソン  1タックル
 アリーナス  0
 ベセル  0
 マキャン  0

 STLのWR勢はオースティン1回9ヤード、ギブンズ1回21ヤード、ベイリー3回46ヤード、ペティス1回19ヤード、クイック0回。WRへのパスはわずか6回しか通っていない。ピーターソンの側へは数回しかパスが来なかった。

 ミドルパスはパワーズ側へが多くてタックル数が増えた。PDはTEクックへのパスを防いだ。

 マシューの負傷退場後はニッケルはまずはケイソンやアリーナスがやってたようだけど、4Q途中からはパワーズがニッケルに回ってケイソンがパワーズのとこに入るというパターンに落ち着いた。パワーズのニッケル適性は十分だから心配ないけど、ケイソンが次週以降(特にSF戦)で狙われてボロが出ないか不安。でもプレシーズンゲーム当時よりコンディションは良くなってる。

 ダイムは今回もケイソンだった。

 マキャンはSTのガンナーでスピードを見せつけた。3Qにパントをゴール前1ヤード地点で押さえて直後のセーフティに繋げた。そのあともう1回1ヤード地点でパントを止めたけどこれは体がエンドゾーンに入ってから再びボールに触れたということでタッチバックになってしまったけど惜しかった。


□S
 FSマシュー  1タックル 1PD
 SSベル  2タックル 1PD
 FSジョンソン  3タックル 1INT 1PD 反則1回5y(ホールディング)
 SSジェファーソン  0

 マシューはWRオースティンへのパスをカットしたプレーはもうちょっとでINTできたてかもしれない。3Qにセーフティ後の相手のフリーキックをリターン中に膝ACLを断裂して負傷退場。

 相手TEクックは3回49ヤードのみ(31ヤードというのがあったけど前半残り数秒でTDさえさせなければOKという場面だったから実質カウントしなくてもいい)とかなり封じることができた。といってもベルがナイスカバーしたシーンは全然見なくて両ILBやパワーズが防いでた。

 ベルは3Qにランで良いタックルしてたのと4Qにパスをナイスカットしてたけど、それ以外は存在感がなかった。WRオースティンの56ヤードのときは切れ味鋭い動きに触れることすらできず。

 ジョンソンは4QにWRギブンズへのパスをINT(今シーズン3INT目)。ニッケルFSだったけどマシュー負傷後は通常FSにも入っていた。STで良いタックルがあった。



STLのQBクレメンスは16/27(成功率59.2%)、181ヤード、TDなし、2INT、Rat 48.5。ブラッドフォードよりは対峙しやすかった。

RBステイシーは14回25ヤード(平均1.8ヤード)と抑え込んだ。2番手RBカニンガムも2回9ヤードでRBには合計34ヤードしか進ませていない。



 Kフィーリー  FG 0/2(×50ヤード、×25ヤード)
 Pザスタディル  4回平均47.0ヤード inside20y 3回 最長54ヤード

 フィーリーはFGを2本とも失敗。1回外すとリズム崩して立て続けに失敗する悪癖が出てしまった。13点リードしていたから良いけど25ヤードを外されるのは困る。キックオフは相手KRがエンドゾーンからでもリターンしてきて5回平均25.4ヤード。

 ザスタディルは3Qに1ヤード地点でボールを止めてセーフティに繋げた。もう1回もわずかにタッチバックになってしまったけどゴール前で手前にバウンドする良いパントだった(2回目のバウンドが奥へ行ってしまった)。実質4回ともinside20y。センターライン付近からのパントは本当に上手い。


 KR CBアリーナス  1回26ヤード
 KR FSマシュー 1回マイナス5ヤード(フリーキック)
 PR CBピーターソン  2回平均1.5ヤード 最長9ヤード

 今のSTLのK/Pではリターンはもともと期待できない。KRはCBマキャンにやらせてみたい。

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