・2年続けてチームのOLで唯一の全試合先発した堅実な選手を失った
・ドラフト3巡新人のメイソン・コールが先発チームに繰り上がり
□A.Q.Shipley Out For Season, So Mason Cole Gets His Turn (チーム公式サイト8月6日月曜の記事)
4日土曜のRed and White practice(紅白戦)で先発CのA.Q.シップリーが右膝を負傷。月曜になって膝ACL(前十字靱帯)断裂と診断され今シーズンの出場が絶望になってしまいました。
去年も一昨年もOLに負傷者が続出する中で2年続けてチームのOLで唯一の全試合先発して支えてくれたベテランの離脱は痛い。
それまで2番手チームのCだった新人メイソン・コール(今年のドラフト3巡、ミシガン大出身)が先発チームに繰り上がってます。
スティーブ・ウィルクスHCは新人コールについて「理由があってドラフト指名したから彼はここにいるのだし、起用すればNFLのレベルでもプレーできる状態にある」。ミシガン大でプロスタイルのオフェンス(HCは前SFのジム・ハーボウ)でやってたこと、大学で51試合連続先発して経験豊富なことで通常のルーキーより適応が早いだろうと。
控えCは3番手チームのCだったダニエル・ムンヤー(去年ずっと2番手Cだった)と、控えOGエバン・ベーム(一昨年Cとしてドラフト4巡指名された選手、去年は開幕先発RG)の争い。新たにベテランを連れてくる可能性もあります。
(来年か再来年には先発Cになってるはずだと思ってた期待の新人だけど、こういう形で繰り上がるとは思ってなかった。新人の開幕先発はライル・センドライン以来。3巡でCを指名しておいて本当によかった)。
□"Gritty" A.Q.Shipley has his boss' respect (チーム公式サイト8月2日木曜の記事)
負傷する2日前の記事。スティーブ・ウィルクスHCがシップリーをかなり信用していて、新人コールの存在があっても今年シップリーを先発から外す気はなさそうだというもの。
「すべてにおいて要になってるのはAQだ。コミュニケーション能力が高いし相手ILBの動きを見極めてきっちりパスプロテクションする。彼が主役になっている」。「サイズや身長のことをいう人が多い(シップリーは身長6-1とOLとしてはかなり小さい)が、彼は根性があるし泥臭い。私は彼が大好きだ」。
身体能力も実績も地味な32歳が、新任のHCにここまで気に入られるって大したもの。
去年2年3.5Mの契約をしてるので今シーズン終了後にUFAになる。この気に入られぶりだと残留もあるかも。加入1年目の2015年はまだ先発Cにライル・センドラインがいたからシップリーは控えでたまにブロッキングFBに起用されてた。もとはOGだったし使い勝手は悪くない。
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