アリゾナマニアの知ったか発言集

LAR戦のAftermath

・WRハリウッド・ブラウンがTDできたかもしれない2本のパス
・RBはコナー不在だったがイングラムとウィリアムズでも進んだ
・SブラウントはガンナーでミスをしたがFFで挽回


□Near-Miss To Hollywood Brown, And Rams Aftermath (チーム公式サイト10月15日日曜の記事)

・試合は違ったものになっていただろう。どのくらい違っていたかは誰にも分からないが、違っただろう。

 もしQBジョシュア・ドッブスが敵陣37ヤード地点からもう少し早くダウンフィールドのWRハリウッド・ブラウンへボールを投げていたら。ラムズのDBアーケロ・ウィザースプーンがリカバーしてボールを叩き落とすのに十分な時間を与えず確実にTDできていただろう。そうしたら直後のKマット・プレイターの55ヤードFG成功より4点多く入っていた。

 もしQBドッブスが4th-and-4yでWRブラウンへのサイドライン際へのパスを芝生上に引き留めていれば、ブラウンはTDできただろう。ブラウンはボールをキャッチしたが、インバウンズに残るチャンスはなかった。つまり7点の振り幅だ。そうならず攻撃権を失った。

 WRブラウンは「試合後にこういう気分になるのはタフなことだ」と明らかにフラストレーションが溜まっていた。「オレたちはもっと良い練習をして試合であれらを通さないといけない。オレは1対1のマッチアップで勝っていると間違いなく感じたからね」。

 明らかにアリゾナにはこの11点が必要だった。それによってモメンタムや試合の戦略が変わったかもしれない。それ以上のものだった。このチームにエラーをする許容量は大きくない。適切なプレーコールがされたときにそれが実行できなければこのチームには痛手になる。4th-downでのあのプレーコールは良かった。WRブラウンはワイドオープンになっていた。

 SNSはこのような試合中に予期される疑問であふれていた。QBカイラー・マレイの復帰はいつなのか。新人QBクレイトン・トゥーンに出場時間を与えるのか。トゥーン起用が差し迫っているとは思えない。マレイについても分からない。SEA戦もドッブスが先発するだろうしチームがそれ以外のことを考えるとは思わない。

 WRブラウンは11回ターゲットになったが4キャッチのみだった。この比率は改善させる必要がある。

 QBドッブスは「惜しかった。改善する手立てはある。あの2本を通す。(ハリウッドが)オープンになったときボールを渡すのがオレの仕事だ」。


 (FOXのジョナサン・ビルマの解説だと1本目はアーロン・ドナルドのプレッシャーでパスが乱れたと言ってた。あれ通ってればだいぶ違った)。


・RBデイミアン・ウィリアムズは加入後初出場で問題無さそうだ。RBキオンテイ・イングラムは今シーズンで一番良かったと思う。出番も一番多かった。RBジェームズ・コナーの不在がレッドゾーンでの攻撃にどのくらい影響したかは分からないが、アリゾナはラン攻撃を機能させることができる。

 (強力DL相手なのでほぼノーゲインも多かったけどそこそこ進んでた。ウィリアムズはカットバックにキレがあった)。


・2年目TEトレイ・マクブライドはナイスゲームだったと思う。4キャッチ62ヤード。彼がどう進歩し続けるか興味深い。


・Kマット・プレイターは3FG成功で通算得点がNFL歴代18位になった。50ヤード以上のFG成功は通算74回目で自身のNFL記録を伸ばした。


・Sジョーイ・ブラウントは試合序盤にガンナーでミスをした。相手がボールを捕らないかフェアキャッチすると想定してエンドゾーンにボールが入らないようにするために相手PRの5ヤード後方に位置取った。しかしPRオースティン・トラメルはボールをキャッチして29ヤードのリターンをした。

 しかしブラウントは次のパントで挽回した。PRトラメルをタックルで潰してファンブルフォース。CBボビー・プライスがリカバーしてターンオーバーとなりFGに繋がった。

 (なんで追い越してるのかと思ったらそういう理由だったわけね。落下地点を見誤った判断ミス。リターンに備えるのが第一。でも学習して挽回した)。


・新人CBキートレル・クラークにとってはタフな一日だった。クーパー・カップのようなWRをカバーするのがどんなものかを思い知った。カップは7キャッチ148ヤード1TDの活躍。すべてクラークがカバーしていたわけではないが、このルーキーがまだ学習曲線にいることが分かった。

 (半歩オープンになる技術とそれを通すパス精度。ひどいカバーしてるわけじゃくてもCBが目立ってしまう試合だった)。


・CBアントニオ・ハミルトンは足の付け根を痛めて途中退場。新人CBスターリング・トーマス・IVがディフェンスで初出場した。DB陣は猛烈に傷んでいる。


・元アリゾナで現ATLのDEカレイス・キャンベルが通算100サックに到達。キャンベルはこれまでにプレーした4都市の教師にそれぞれ25,000ドルを寄付するという。アトランタ、ジャクソンビル、ボルティモア、そしてもちろんフェニックスだ。

 (そういえばフランチャイズが州の名前なのは少数派だった)。


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