アリゾナマニアの知ったか発言集

CLE戦(3)

・ディフェンスはトータル333ヤード。2TD・1FGの17失点
・2年目OLBスコフィールドが4Qに2連続サックとFF
・4連勝は12年ぶり。ウィゼンハントHCはチーム歴代最多勝
・後半逆転が7試合、4Q逆転が6試合(ともにNFL記録にあと1)


4連勝は1999年以来だそうです。プレイオフに進出した翌シーズン。第10週からDET、DAL、@NYG、PHIに4連勝。とってもこのシーズンは6勝10敗。3連敗、3連敗、4連敗があって波が大きかった。1998年は第15週から3連勝でプレイオフに滑り込んで、プレイオフ1回戦もDALに勝利して4連勝してます。

ウィゼンハントHCは今回の勝利で通算43勝目でドン・コリエルを抜いてチーム歴代単独トップ。チーム史上最高の名将といっても差し支えないでしょう。歴史はあるけど伝統はないですから。


The Cardiac Cardinals
http://www.azcardinals.com/news-and-events/article-2/The-Cardiac-Cardinals/889915b5-118c-4167-8133-f1e7aca0f554

今シーズンの7勝はすべて前半終了時点でリードされてて逆転勝ちで、1970年以降でのNFL記録にあと1つだそうです(8勝が6チームあって、一番最近では去年のNYJ)。

3Q終了時点でリードされていて逆転勝ちというのは6試合で、これは1970年以降では2位タイの記録。2009年のINDが12勝のうち7勝が4QカムバックだったそうでこれがNFL記録。


4QにOLBスコフィールドのFF→DEキャンベルのFRでボールを奪ったんですが、これが3試合ぶりのターンオーバーでした。

CLEのQBセネカ・ウォレスは18/31(成功率58.1%)、226ヤード、1TD、1INTでパサーレイティング91.6。76ヤードTDがなければパスでの平均獲得ヤードは10ヤード切ってる。RBヒリスに26回99ヤード(平均3.8ヤード)1TD進まれた。特にバネが強いとか足腰が粘り強いとかいうアリゾナの苦手なタイプではないはずだけどOLが強くてこれだけ進まれてしまった。レシーバーでは新人WRリトルが5キャッチ131ヤード1TD。レシーバーの層の薄さに助けられた面もあったかな。


 NTイーソン  1タックル 反則1回罰退10ヤード(STでホールディング)
 NTカーター  2タックル 1TFL

 今回はディフェンス最初のプレーがNT外した4-3でした。イーソンは前週のようには目立たなかった。新人カーターは終盤に良い突進してた。

 DEドケット  1タックル
 DEキャンベル  4タックル 1FR
 DEホリデイ  0
 DEタリー  0

 ドケットもキャンベルもいつもほどの働きができなかった。相手のCとLGが強かったからDLは劣勢だったしLTにはジョー・トーマスがいるんでね。


 OLBヘイガンズ  4タックル
 OLBアチョ  3タックル
 OLBスコフィールド  3タックル 2サック 1TFL 1FF
 OLBポーター  インアクティブ

 スコフィールドが4Qに2連続サック&FFで同点FGを呼び込んだ。1つ目は相手FBにブロックされたけどQBが前に位置を変えたところを倒した。2つ目は相手RTの内側を抜いてQBのバランスを崩してファンブルさせた。2つとも左OLBの位置から。オーバータイムの相手パントのときPに良いラッシュかけてたしコンディション良さそうだった。ヘイガンズとアチョもラン守備で貢献。

 ILBレノン  7タックル 1TFL
 ILBワシントン  6タックル
 ILBブラッドリー  0
 ILBウォーカー  0

 2人ともいつも通り鋭い動きだった。オープニングドライブでRBヒリスに18ヤードと12ヤードのロングゲインをされてしまったけどそのあとアジャストできてた。WRリトルの76ヤードTDのときカバーに付いてたのがワシントンだったけどWRとLBではスピードに差があるから仕方ない。


 CBピーターソン  2タックル
 CBマーシャル  6タックル 1PD
 CBジェファーソン  1タックル
 CBアダムス  2タックル 反則1回罰退10ヤード(ホールディング)

 マーシャルが随所で良いタックルしてた。ピーターソンは序盤はWRリトルの軽やかなフットワークに翻弄されてたけど中盤以降はパスラッシュが良くなってきたこともあって抑えてた。次週のCINには大学時代から何度も対戦してるA.J.グリーンがいるからこのマッチアップは愉しみ。アダムスは相手の最初のオフェンスプレーが3WRセットだったため今シーズン初の先発扱い。ブリッツでQBに迫ったけど仕留められずパス投げられてしまった。FSローズが復帰したけどニッケルでは引き続きマーシャルをFSに入れてたみたいでジェファーソンもディフェンスで出場してました。

 SSウィルソン  8タックル 1PD
 FSローズ  5タックル 1TFL 1PD
 FSジョンソン  1タックル
 Sアブドゥラ  0
 Sコンシダイン  インアクティブ

 FSローズが9試合ぶりに出場。出場プレー数は半分くらいにとどまったけど3rd downでのナイスなパスカットもあったしタックルも良かった。やっぱりいると違う。残り2試合はもっと活躍できそう。ウィルソンは前2試合はボックス内にいてブリッツも多かったけど今回はパスカバーに下がることが多かった。それで良いプレーを連発。どっちをやらせても良いとなるとホートンDCの選択の幅が広がる。コンシダインは負傷欠場。ST的には不在は痛かったみたいです。


 KR スティーブンス=ハウリング  4回平均24.5ヤード 最長37ヤード
 PR CBピーターソン  3回平均11.0ヤード 最長32ヤード

 ピーターソンは相手Pが良くて直接外に出たりキャッチ後すぐに捕まったりで4Qまでの6回のPRでトータル1ヤードしかリターンできなかった。でもオーバータイムに32ヤードのリターンして勝利に大きく貢献。3人目の27番の選手のタックルを外した足の動きとスピードは惚れ惚れする。あれだけで15ヤードくらい余分に稼いだ。

 LSHの37ヤードは今シーズン最長だそうです。


出番なし
QB 2 R.Bartel

インアクティブ
QB 4 K.Kolb, WR 18 S.Williams, S 37 S.Considine, LB 55 J.Porter, T 74 D.Batiste, WR 83 J.Johnson, WR 89 D.Sampson


 コッブはインアクティブ。WRはサンプソンが負傷欠場でスタッキーが出場、Sはローズ復帰と入れ替わりでコンシダインが負傷。なのでポジション別の出場登録人数は前の試合と同じで4RB・4WR・4TEでした。

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