・内容は優勢だったのに得点機を何度も逸した
・オーバータイムで決まれば勝利の24ヤードFGをまさかの失敗
・そのあとSEAもお付き合いしてくれて28ヤードFG失敗で唖然
□
SEAの攻撃を4Qまでほぼ完璧に封じ込めたのに、アリゾナも得点をなかなか奪えず勝ちきれなかった。
野球で例えるなら投手陣は9イニングを2安打1失点に抑えたのに打線は拙攻で残塁の山で延長戦にもつれ込んだという状態。
勝利を掴み損ねたと見るべきか、SEA相手に負けなかったことを評価すべきか。この1分けがシーズン終盤にどういう意味を持ってくるのか。
□
最初の得点機は39ヤードFG。相手LBがLSを飛び越えてブロック。ルール上問題ないらしい。
次の46ヤードFGは成功して2Qに先制。
前半終了間際にFG圏に入るもQBパーマーがファンブル、OLがリカバーするもタイムアウトが残ってなくて時間切れでFG蹴ることができず。
後半最初のドライブでまたFG圏。でも4th and 1yでRBデビッド・ジョンソンが止められて攻撃終了。前半のFGをあと1本でも決めてればFG蹴ってたはず。悪循環に陥った。
SEAの4Qの得点はパントブロックから。今シーズン初出場のRBカーウィン・ウィリアムズがブロックミスしてパントをブロックされてアリゾナ陣22y地点からSEAの攻撃となってしまった。
オーバータイムでは3rd downでWRフロイドの落球が響いてFGどまり。SEAのオフェンスがここでFG圏までスイスイ進んでこちらもFGでまた同点。
WRネルソンへのパスで5y地点まで迫り、RBジョンソンのランでTDしたかに見えたけど1y地点。もう1回RBジョンソンが止められると3rd downでFGチームが入ってきて、19ヤードFGのはずがディレーで24ヤードFGに。イージーな距離なのになんとアップライトに当てて失敗。1つ目のFGのときと同様に正面からLBが迫ってきたのが気になったか。
SEAにまたもFG圏に入られ負けを覚悟したけどまさかまさかの28ヤードFG失敗には本当に驚いた。
キックブロックされてなければ6-0か9-0で勝ってたはずの試合。超ロースコアでも見応えはあったけど全米放送でヘンテコな試合をやったものだ。
□
SEAのオフェンスが去年までのような迫力がなかったとはいえ、アリゾナのディフェンスの強さはかなりのもの。OLBのジョーンズとゴールデンを中心にパスラッシュでポケットを次々と崩していた。
オフェンスはWRジョン・ブラウンの欠場は響いたけどRBデビッド・ジョンソンが奮闘してたし2年目WRネルソンがいい仕事した。WRフロイドがまた足引っ張った。去年のシーズン中盤の勢いを取り戻してほしい。OLもRTハンフリーズが4Qに崩れたしTEグレシャムの反則も痛かった。
□
1試合まるまる見ての引き分けは初めて経験しました(オーバータイムに2ミニッツがあること知らなかった)。この試合をどう評価したらいいのかわかりません。とりあえず負けなくてよかった。
最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事