アリゾナマニアの知ったか発言集

HOU戦(1)

・HOU戦(ホーム)は32-0で快勝
・QBパーマーからWRフィッツジェラルドへTDパス
・控えQBのスタントンと新人トーマスも1TDずつ
・新人WRジョン・ブラウンが5キャッチ87ヤード


アリゾナ ○32-0 HOU
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56442/ARI_Gamebook.pdf

プレシーズンゲーム初戦は快調な勝利。最初のドライブでQBパーマーからWRフィッツジェラルドへのTDパスで先制、その後もQBスタントンのTDパスやFGで着実に得点を重ね、ディフェンスは前半に2INTしたほかHOUの攻撃を1st down更新9回、3rd downコンバージョン0/8に封じ込めて完封、4Qには新人QBトーマスまでTDパスを通してさらにディフェンスがセーフティ奪った。

問題点といえば反則が多かったなとか何個かサック食らったなとかランあんまり進んでないなというぐらいで、パーフェクトに近い内容。勘違いしたくなるぐらいの勝利。


□QB
パーマーは最初のドライブのみ。5/5、84ヤード、1TDでパサーレイティング最高点の158.3。サックされて3rd and 16yになったのにWRジョン・ブラウンへ25ヤードパスを通し、エンドゾーンのTEカールソンへTDパス(これはOLの反則で取り消された)、もう1回3rd down 10yになったけどWRジャロン・ブラウンへ通して、最後はスラントしてきたWRフィッツジェラルドへ7ヤードTDパス。完璧。

2ドライブ目から速くも2番手スタントンが出てきた。11/17(64.7%)、152ヤード、1TD、レイティング112.9。最初のドライブではWRジョン・ブラウンを上手く使って最後はWRジャロン・ブラウンへ5ヤードTDパス。そのあとはWRジョン・ブラウンとのコンビネーションが合わなくなってTDできなかったけど3ドライブで2FGで着実に加点。去年のプレシーズンはあまり良くなかったけど今年は良い出来。

3Q頭から4巡新人ローガン・トーマスが登場。11/12(91.6%)、113ヤード、1TD、レイティング133.7。加えてラン5回8ヤード。もっと雑だと思ってたけど良い感じにまとまっていた。短めのパスでは7割ぐらいの力で投げるという器用さもちゃんとあるし。それでときどき見せる強肩の軌道は身が覚めるほど。相手ディフェンスが2軍3軍だったというのももちろんあるけど、普段練習でアリゾナのディフェンスを相手にしてたらそりゃあプレーしやすいだろう。トム・ムーアが2年じっくり育てたら本当にものになるかもしれない。という予感は十分に感じさせた。

リンドリーは結局出番なし。結果的に出たQBは3人仲良く1TDずつ。


□RB
先発エリントンは最初のドライブだけ。2回7ヤード。記録には残ってないけどパスキャッチもしたし顔見せ程度なので順調そうだということだけ分かればいい。

2番手ステパン・テイラーは2Q途中まで。9回9ヤードと1キャッチ11ヤード。スタッツには出なかったけど足腰の粘り強さは見せた。

3番手ジョナサン・ドワイヤーは3Q途中まで。4回7ヤード。とにかくパワフル。しばらくアリゾナにいなかったタイプ。

ロバート・ヒューズはテイルバックには入らなかったけど1QからときどきFBの位置に入ってた。1キャッチ2ヤード。

そのあとはパーメレ(7回16ヤード)、ボウマン(7回29ヤードと1キャッチ13ヤード)、シグペン(2回6ヤード)と順番に出てきた。パーメレのすばしっこさは印象に残った。


□WR
フィッツジェラルドは2回11ヤード1TD。スラントで7ヤードTDパスをキャッチ。決めるとこはしっかり決めるのがさすが。

フロイド(足の付け根)とギン(膝)は欠場。2・3番手が不在だったけどそのぶん4番手以降の出番が増えた。

3巡新人ジョン・ブラウンは5回87ヤードの活躍。スピードだけじゃなく空いてるスペースを見つけるセンスもある。最初の25ヤードキャッチなんて背番号12だし去年までいたロバーツだといわれても信じるくらい。欲をいえばTD狙ったパスは捕れてたと思う。とにかく楽しみがさらに広がった。

ジャロン・ブラウンは2回15ヤード1TD。TDは3rd and goal 5yで競り合いながらもしっかりキャッチ。開幕ロースター入りは間違いないでしょう。

ゴールデンは7回45ヤード。KRとPRやってたし、WRとしても2Q頭から4Qまでたっぷり出場。正直あまりインパクトを感じなかった。小気味よくて堅実ではあるけど。

6巡新人ウォルト・パウエルは3回74ヤード。45ヤードキャッチのときはスタンドが盛り上がった。ミニキャンプでは評価が低かったけど盛り返してきてる。5番手争いは激しい。

あとはバックナー(2回16ヤード1TD)、オージャー(1回21ヤード)も良いキャッチしてた。


□TE
カールソンは反則で取り消されたけどTDパスをキャッチしてる。練習でQBパーマーとコンビネーション合ってるから心配してない。

ハウズラーは1回38ヤード。ランアフターキャッチでヤード稼いだ。

フェルズは1回14ヤード。さすがにキャッチは上手い。ブロックでRBがTFL食らったけど相手はドラフト全体1位のDEクラウニーだった。

2巡新人ニクラスはキャッチなし。目立たなかったけど元々地味なのがこの選手の個性だし。

ハーディが1回15ヤード。フェルズもだし元バスケ選手はキャッチ上手いね。



OLは先発はLTベルディア(68)、LGクーパー(61)、ラーセン(62)、RGファナイカ(74)、RTマッシー(70)。Cセンドラインが負傷欠場。

LGクーパーはDEワットにあっさり抜かれてサックを喫した。相手が悪かったといえばそれまでだけどあっさりすぎる。LTベルディアの加入でパスブロックはかなり安定しそう。

QB・RBが変わったところでOLもLTポッター(76)、LGクーパー、Cラーセン、RGワトフォード(78)、RTスタークス(73)に交代。クーパーは出場経験を積ませるためか長めに使ったし、ラーセンは本来2番手チームなので。

3Q頭からLTソーウェル(79)、LGドラハイム(60)、Cエステス(65)、ブレイク(64)、RTスタークスになった。ソーウェルは去年先発LTだったのに3番手チーム。OGは2人ともC登録というのが奇妙な感じ。このセットだけTDがなかったしサックも2つ喫してる(1つはCエステスが抜かれた、もう1つはブリッツ)。

4Q途中からLTケルビン・パーマー(69)、LGブレイク、Cエステス、RGスティーン(71)、RTソーウェル。実質1ドライブだけど4th downギャンブルでのQBスニークも成功させたりで14プレー74ヤードでTDドライブにしてる。

この感じだとLTベルディアとRGファナイカは問題ないし、Cセンドラインはもともと心配いらない。RTはマッシーが悪かったとしてもスタークスが控えてる。不安なのはLGクーパーだけ。

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