・RTジョンソンとDEウィル・アンダーソンの1巡上位新人対決
・OLBはエリート選手がいてもローテーション起用する方針
・Kプレイターは50ヤード以上FG成功のチーム記録を40試合で更新
□Paris v Anderson, The Pass Rush, And Friday Before The Texans (チーム公式サイト11月17日金曜の記事)
・RTパリス・ジョンソン・JrはHOUのDEウィル・アンダーソンと高校時代にもAll-America Bowlで対戦している。
今週アリゾナはHOUと対戦するのでジョンソンがアンダーソンをブロックすることになるかもしれないという事実を超えた結びつきが両者にはある。
アリゾナは今年のドラフトで全体3位指名権を持っていて多くの人がアンダーソンを指名すると予想していた。しかしモンティ・オッセンフォートGMはHOUとのトレードを成立させ、全体3位から6位へと下げる代わりに2024年の1巡指名権などを手に入れた。HOUは3位でアンダーソンを指名。アリゾナはずっと狙っていたジョンソンを6位で指名した。
アリゾナはOL構築のために若くて才能あるピースを必要としていた。HOUは高い代償を払ったがアンダーソン獲得に満足している。アンダーソンはpass-russ win-rateでもrun-stop win-rateでもトップ3に入っていて安定感あるプレーをしている。
HOUがここまで5勝4敗でプレイオフ争いに加わっているのは今年の全体2位で指名したQB C.J.ストラウドのほうがずっと大きな理由だ。MVP候補に挙げられる活躍をしている。
アンダーソンはQBにプレッシャーをかけ続けているがサックは2つだけにとどまっている。アリゾナはデニス・ガーデック(5)、ビクター・ディムケージェ(4)、ゼイブン・コリンズ(3.5)、BJ・オジュラリ(3)らを上手くつなぎ合わせてチームトータルで28サックしている。
アリゾナが来年4月に2つの1巡指名権のうち1つをエッジラッシャー獲得に使っても不思議ではない。OLをまた指名することも理にかなっている。もしエリートなエッジラッシャーがいたら今のようにローテーションする必要性は変わるかとニック・ラリスDCに尋ねるとこんな答えが返ってきた。
「フロント全体の選手たちをフレッシュな状態に保ちたい。スクリメージでのプレーは毎スナップできるものではない。8割もプレーさせたくない。選手たちをフレッシュな状態でラッシュさせたい。何があろうとローテーションは維持したい」。
(アンダーソンがずっとジョンソンのサイドにいることはないと思うのでLTも重要。屈指のパスラッシャーがいると手を焼いてるのでパスプロテクションが勝敗を分けるかも)。
(ニック・ラリスDCはDLとOLBはローテーション主義なのでアンダーソンを獲ってたとしても起用法は変わらなかったと)。
・今週ウェーバー加入したRBマイケル・カーターは本格練習が1日だけで今週出場するのだろうか。エマリ・デメルカドはつま先の負傷で今週も欠場決定。キオンテイ・イングラムはいるが、PSのトニー・ジョーンズを再び引き上げるかカーターを使うかは注目だ。
・DLはジョナサン・レッドベターが欠場するのでまたスターター離脱に対処しなければならない。今年このポジションは負傷者が相次いでいる。
・OLBデニス・ガーデックは今年5サックで通算13サック。ルーキーFAの通算サック数でILBロナルド・マッキノンのチーム記録を抜いた。
・ロブ・ロドリゲスOLBコーチはチームのパスラッシャーで一番経験が少ないのは新人BJ・オジュラリではないと言っている。オジュラリは大学時代もやっていたが、ゼイブン・コリンズは去年までILBだった。ロドリゲスはコリンズのOLBとしての可能性を高く評価しているがまだ時間がかかると繰り返し言っている。
「できて当たり前のことができないとかなりがっかりする。テクニックを教えているところだ」。
ロドリゲスはATL戦でのオジュラリの2サックのうち2つ目はコリンズの影響が大きかったと指摘した。「彼のベストラッシュの1つだ。毎回ああいうラッシュができるようになれば彼は本当に効果的なラッシャーになれる」。
(コリンズは担当コーチからするとまだOLBとして全然未完成だと。つまり伸びしろだらけ)。
・Kマット・プレイターは今シーズンはファンタスティックな働きをしている。ATL戦では51ヤードと56ヤードを成功させ、アリゾナ加入からわずか40試合で17回の50ヤード以上成功でチーム記録を塗り替えた。ニール・ラッカーズは100試合で50ヤード以上成功が16回だった。
プレイターは50ヤード以上のFG成功のNFL史上最多記録を更新し続けていて、現在76回。55ヤード以上は通算で22回目の成功で、NYJのグレッグ・ザーラインより1本多い。
・KといえばHOUのKはマット・アメンドーラだ。先週は終了間際に決勝FGを決めた。昨シーズンはアリゾナに在籍していてPHI戦で決めれば同点のFGを失敗した。
(プレイターは去年は4試合欠場してアメンドーラ、ブランケンシップ、ビスカイーノとコロコロ変えてた)。
・今週はロードなので上下とも白のユニホームを着用する。
・@HOUはまだ2回しかない。2005年は記憶に残っている。QBカート・ワーナーが先発して10本すべてのパスを成功させたが膝の負傷で途中退場、ジョシュ・マカウンが体調不良だったのでthird quarterback ruleを適用してこの日インアクティブだったジョン・ナバールを後半開始時から起用した。
2017年は当時新人だったSブッダ・ベイカーが初先発した。13タックル、1サック、2FF、1FR、2PDの活躍。
「とてもよく覚えている。前週SEA戦でSタイボン・ブランチが負傷したのでオレの出番になった。コーチ陣やBA(ブルース・エイリアンズHC)がオレに言った言葉を覚えている。『誰でも初戦から素晴らしいプレーをすることができる。君の初戦では何が起こる?。どんなプレーをする?』。オレはそれを真摯に受け止めた」。
(@HOUは0勝2敗。相性といえるほどのサンプル量ではない)。
・OLBはエリート選手がいてもローテーション起用する方針
・Kプレイターは50ヤード以上FG成功のチーム記録を40試合で更新
□Paris v Anderson, The Pass Rush, And Friday Before The Texans (チーム公式サイト11月17日金曜の記事)
・RTパリス・ジョンソン・JrはHOUのDEウィル・アンダーソンと高校時代にもAll-America Bowlで対戦している。
今週アリゾナはHOUと対戦するのでジョンソンがアンダーソンをブロックすることになるかもしれないという事実を超えた結びつきが両者にはある。
アリゾナは今年のドラフトで全体3位指名権を持っていて多くの人がアンダーソンを指名すると予想していた。しかしモンティ・オッセンフォートGMはHOUとのトレードを成立させ、全体3位から6位へと下げる代わりに2024年の1巡指名権などを手に入れた。HOUは3位でアンダーソンを指名。アリゾナはずっと狙っていたジョンソンを6位で指名した。
アリゾナはOL構築のために若くて才能あるピースを必要としていた。HOUは高い代償を払ったがアンダーソン獲得に満足している。アンダーソンはpass-russ win-rateでもrun-stop win-rateでもトップ3に入っていて安定感あるプレーをしている。
HOUがここまで5勝4敗でプレイオフ争いに加わっているのは今年の全体2位で指名したQB C.J.ストラウドのほうがずっと大きな理由だ。MVP候補に挙げられる活躍をしている。
アンダーソンはQBにプレッシャーをかけ続けているがサックは2つだけにとどまっている。アリゾナはデニス・ガーデック(5)、ビクター・ディムケージェ(4)、ゼイブン・コリンズ(3.5)、BJ・オジュラリ(3)らを上手くつなぎ合わせてチームトータルで28サックしている。
アリゾナが来年4月に2つの1巡指名権のうち1つをエッジラッシャー獲得に使っても不思議ではない。OLをまた指名することも理にかなっている。もしエリートなエッジラッシャーがいたら今のようにローテーションする必要性は変わるかとニック・ラリスDCに尋ねるとこんな答えが返ってきた。
「フロント全体の選手たちをフレッシュな状態に保ちたい。スクリメージでのプレーは毎スナップできるものではない。8割もプレーさせたくない。選手たちをフレッシュな状態でラッシュさせたい。何があろうとローテーションは維持したい」。
(アンダーソンがずっとジョンソンのサイドにいることはないと思うのでLTも重要。屈指のパスラッシャーがいると手を焼いてるのでパスプロテクションが勝敗を分けるかも)。
(ニック・ラリスDCはDLとOLBはローテーション主義なのでアンダーソンを獲ってたとしても起用法は変わらなかったと)。
・今週ウェーバー加入したRBマイケル・カーターは本格練習が1日だけで今週出場するのだろうか。エマリ・デメルカドはつま先の負傷で今週も欠場決定。キオンテイ・イングラムはいるが、PSのトニー・ジョーンズを再び引き上げるかカーターを使うかは注目だ。
・DLはジョナサン・レッドベターが欠場するのでまたスターター離脱に対処しなければならない。今年このポジションは負傷者が相次いでいる。
・OLBデニス・ガーデックは今年5サックで通算13サック。ルーキーFAの通算サック数でILBロナルド・マッキノンのチーム記録を抜いた。
・ロブ・ロドリゲスOLBコーチはチームのパスラッシャーで一番経験が少ないのは新人BJ・オジュラリではないと言っている。オジュラリは大学時代もやっていたが、ゼイブン・コリンズは去年までILBだった。ロドリゲスはコリンズのOLBとしての可能性を高く評価しているがまだ時間がかかると繰り返し言っている。
「できて当たり前のことができないとかなりがっかりする。テクニックを教えているところだ」。
ロドリゲスはATL戦でのオジュラリの2サックのうち2つ目はコリンズの影響が大きかったと指摘した。「彼のベストラッシュの1つだ。毎回ああいうラッシュができるようになれば彼は本当に効果的なラッシャーになれる」。
(コリンズは担当コーチからするとまだOLBとして全然未完成だと。つまり伸びしろだらけ)。
・Kマット・プレイターは今シーズンはファンタスティックな働きをしている。ATL戦では51ヤードと56ヤードを成功させ、アリゾナ加入からわずか40試合で17回の50ヤード以上成功でチーム記録を塗り替えた。ニール・ラッカーズは100試合で50ヤード以上成功が16回だった。
プレイターは50ヤード以上のFG成功のNFL史上最多記録を更新し続けていて、現在76回。55ヤード以上は通算で22回目の成功で、NYJのグレッグ・ザーラインより1本多い。
・KといえばHOUのKはマット・アメンドーラだ。先週は終了間際に決勝FGを決めた。昨シーズンはアリゾナに在籍していてPHI戦で決めれば同点のFGを失敗した。
(プレイターは去年は4試合欠場してアメンドーラ、ブランケンシップ、ビスカイーノとコロコロ変えてた)。
・今週はロードなので上下とも白のユニホームを着用する。
・@HOUはまだ2回しかない。2005年は記憶に残っている。QBカート・ワーナーが先発して10本すべてのパスを成功させたが膝の負傷で途中退場、ジョシュ・マカウンが体調不良だったのでthird quarterback ruleを適用してこの日インアクティブだったジョン・ナバールを後半開始時から起用した。
2017年は当時新人だったSブッダ・ベイカーが初先発した。13タックル、1サック、2FF、1FR、2PDの活躍。
「とてもよく覚えている。前週SEA戦でSタイボン・ブランチが負傷したのでオレの出番になった。コーチ陣やBA(ブルース・エイリアンズHC)がオレに言った言葉を覚えている。『誰でも初戦から素晴らしいプレーをすることができる。君の初戦では何が起こる?。どんなプレーをする?』。オレはそれを真摯に受け止めた」。
(@HOUは0勝2敗。相性といえるほどのサンプル量ではない)。