アリゾナマニアの知ったか発言集

4巡 S Dadrion Taylor-Demerson

・4巡Sデイドリオン・テイラー=ディマーソンの評価
・通称"rabbit"。40ヤード4.41秒、大学で10INTのパスカバー能力



・4巡104位 S Dadrion Taylor-Demerson (テキサス工科大)

 「概観:
  テイラー=ディマーソンは各チームが獲得を強く熱望するような測定値ではないかもしれないが、かなりの本能とボールスキルがある。彼のカバー能力はsplit safety、high safety、ニッケルもできるバーサタリティがある。マンカバーをこなすだけの十分な素早さがあり、抜群の予測力でQBの手の内を見抜く。

  アグレッシブさがマイナスのプレーを生むこともあるしタックル能力は平均以上ではないかもしれない。彼のバーサタリティとフットボールIQと安定したボールプロダクションはDC達が求めるものに適合しているので、先発DBとして確固たる地位を築くはずだ」。


 「長所:
  複数のカバレッジ・スキームで成功できるバーサタリティがある。
  直感力が高く、プレーメイキングなふるまいに加えてボールスキルがある。
  QBの意図を察知してパスに飛びつく。
  ルートの先読みとスピードでスロットでのカバー機会を創出する。
  スナップ後のアジャスト・プロセスに度胸と知性がある。
  相手を追いかけるのではなくスピードで位置をリカバーする。
  タックルで足を狙うときのwrap-and-rollが上手い」。


 「弱点:
  Sとしてはサイズとプレーの力強さが平均以下。
  プレーアクションやジェットスウィープに大きく食いついてしまう。
  high safetyの位置で判断が遅いのでレシーバーに背後を取られる。
  wide runを封じるには忍耐力と規律が安定していない。
  run-throughやpop-and-stopのタックルは得意ではない」。


 (ボールへの反応が良いしスピードもある。ただポカもやるしサイズ不足でタックルはそんなに良くない。アリゾナがタックル能力のそれほど高くないSを獲るのは珍しい)。



・5-10、197。40ヤード走4.41秒。

 2019 テキサス工科大 11試合2先発 16タックル 1TFL
 2020 テキサス工科大 10試合3先発 16タックル
 2021 テキサス工科大 12試合7先発 62タックル 3INT 10PD
 2022 テキサス工科大 13試合12先発 73タックル 5.5TFL 3INT 5PD 2FF
 2023 テキサス工科大 13試合13先発 72タックル 1サック 1.5TFL 4INT 8PD

 (レッドシャツ無しだったのに去年大学に残って5年生super seniorでプレー。その甲斐あって去年12月に卒業単位取得。チームキャプテンも務めた。2歳の娘がいる)。

 (FSブッダ・ベイカーは5-10、195で40ヤード4.45秒と身体能力はほぼ同等。ただタックル能力は差がある。そのぶんパスカバーはちょっと上回ってるかもしれない)。


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