CLE戦（３）

・ディフェンスは前半3TDされて20失点。でも後半は無失点
・相手のランをトータル39ヤードに抑えた（QBのランを除くと20ヤードのみ）
・OLBフリーニーがサック＆FF。でもそれ以外は消えてた
・Sラシャード・ジョンソンが4QにINT
・CBピーターソンがPRで38ヤードリターン

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アリゾナ　○34-20　CLE
http://www.nfl.com/liveupdate/gamecenter/56613/CLE_Gamebook.pdf

ディフェンスは前半3TDされて20失点（1つはPAT失敗）。でも後半は無失点に封じ込めた。

トータルは254に抑えたけど3rd downコンバージョンは9/16で56％という高率。前半の3TDがすべて3rd and goalからのパス成功だった。

QBマカウンは18/34（52.9％）、211ヤード、3TD、1INT、レイティング89.2。5回走って18yはこの試合CLEのリーディングラッシャー。36歳になってNFLで先発しているだけあってアリゾナ時代にはなかった熟練の味が出てた。ILBミンターやDTラッカーから何度もヒット受けて痛そうにしながらもプレーを続ける姿はカッコよかった。

ランは先発RBクローウェルが10回14y（平均1.4y）。ワイルドキャットという数年前に流行したのが嘘みたいに最近ほとんど見かけないプレーに前半何度か意表を突かれたけど、後半はディフェンスがきっちり対応できてた。

WRブライアン・ハートラインに4キャッチ32ヤード2TD（付いてたのはFSマシューとCBベセル）、TEバーニッジに7キャッチ53ヤード1TD（付いてたのはSSジェファーソン）。ハートラインがCLEにいるとは知らなかった。今シーズン初先発だったみたい。去年までMIAにいて2012年の対戦では80ヤードTD含む12キャッチ253ヤードなんて大暴れをされた（でも試合はアリゾナがOT勝ち）。前半はTDの2キャッチだけ。これが相性というものか。


□NT
　ガンター（95）　0
　X.ウィリアムズ（69）　インアクティブ


□DT
　キャンベル（93）　3タックル
　ラッカー（92）　2タックル　1TFL
　レディング（90）　1FR
　スティンソン（91）　1タックル
　マウロ（97）　2タックル

　ラッカーは3Qにサックしたけど関係ない場所でのFSマシューの反則で取り消された。今回はキャンベルよりも目立ってた。

　レディングは4Qに相手RBがハンドオフ時にこぼしたボールを拾ってFR。


□OLB
　オカフォー（57）　インアクティブ
　フリーニー（54）　1タックル　1サック　1FF
　ウッドリー（56）　2タックル　1TFL
　M.ゴールデン（44）　1タックル　1TFL
　K.マーティン（96）　0
　リディック（47）　インアクティブ

　フリーニーは3Qに3rd downでQBからボールをFFしたプレーでサックが記録されてる（ボールは相手OLがリカバー）。この試合のスタッツはこれのみ。LTジョー・トーマスが相手でほぼ試合から消えてた。

　新人ゴールデンは数回プレッシャーかけてパスを乱してる。

　ウッドリーは3Qにリバース気味にボールを渡されたRBを倒して7yロス。それ以外は目立たなかった。


□ILB
　ミンター（51）　7タックル　1TFL　反則1回15y（アンネセサリーラフネス）
　ウェザースプーン（55）　0
　フア（59）　0

　ミンターはQBマカウンに再三ハードヒット。何か恨みでもあるんだろうかと訝しむレベル。スライディングしてるQBにハードヒットは良くない。

　ウェザースプーンは今回もたぶんSTのみ。


□CB
　ピーターソン（21）　3タックル　反則1回5y（イリーガルコンタクト）
　パワーズ（25）　出番なし
　ベセル（28）　3タックル　2PD
　ブルックス（35）　0

　ピーターソンは相手エースWRのベンジャミンに付いてることが多かったけど3キャッチ26yに封じた。

　初先発ベセルは相手にすばしっこいレシーバーが多くて振り回されそうになってたけど代役としては十分な働きをしたと思う。4Q最後の4th downではWRベンジャミンへのパスをカットした。もう少しでINTだった。

　パワーズはWRジョン・ブラウンと同じく試合中にDBに負傷者が出た場合に備えての出場登録。無理はさせなくていい。


□S
　マシュー（32）　3タックル　1TFL　1PD　反則2回10y（ホールディング、イリーガルユースオブハンズ）
　R.ジョンソン（26）　2タックル　1INT　1PD
　ジェファーソン（22）　6タックル　1TFL
　ブキャノン（20）　4タックル

　R.ジョンソンは4QにINT。ファンブルロストでアリゾナ陣28y地点からというピンチでCBピーターソンの反対サイドにパスが来ると読み切ってのINT。今シーズンすでに4INT目。でも1QにRBジョンソンへのパスがランアフターキャッチで52ヤードのロングゲインになったのはこの人のタックルミスが響いた。

　マシューはTEへのパスカバーで何回か良いプレー。TFLもキャッチ後のTEをすぐ倒したもの。

　ジェファーソンは1QにランブリッツでTFL。


□K
カタンザロはFGが2/2。2Qに37ヤード、4Qに35ヤードの2本を確実に成功。

キックオフは6回蹴ってタッチバック4回。後半最初のキックオフは1y地点までしか飛ばなくて26y地点まで返されたけど、エンドゾーン中程からのリターンは相手KRをRBテイラーが17y地点で倒した。


□P
バトラーは2回平均50.0ヤード（ネット平均40.5y）、inside20yなし、最長50y。相手PRは2回平均9.5y。なぜか最近2週は飛距離がある。


□KR
RBデビッド・ジョンソンは3回平均21.0y、最長24y。エンドゾーン内からリターンしたのは2回とも20y地点まで戻せなかった。


□PR
CBピーターソンは4回平均12.5y。3Qに38yリターンしてCLE陣48y地点まで戻して逆転TDに繋げた。