レノン 93タックル 3サック
ブラッドリー 31タックル
ウォーカー 16タックル
□
まだ終わってなかったんですよね~(笑)。書き終わってはいるんですが。
◎ … スターター
○ … 出場
△ … 出場登録されたけど出番なし
イ … インアクティブ
R … IR入り
- … PS、契約外、他チーム所属
■ILB
昨年からの人事:
ドラフト6巡でスターディバントを指名。FAでスチュワート・ブラッドリーと契約。8年在籍したジェラルド・ヘイズは契約を1年残して解雇された。新人スターディバントやパンゴ・トンガファウが解雇されワシントン、レノン、ブラッドリー、ウォーカーの4人が開幕ロースターに入った。
□ダリル・ワシントン
2年目(2010年ドラフト2巡) 25歳 テキサスクリスチャン大
出場15 先発14
◎イ○◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎
107タックル 5サック 7PD 2INT
16TFL 5QH
4年契約の2年終了(総額3.42M)
2年目ながらキャンプ中にホートンDCに高く評価され、シーズン序盤から解説者に「このチームのディフェンスで一番良い選手」と褒められていた。もともとスピードがあるうえに反応が早くてタックルが正確。常にボールのあるところに背番号58が出てくるという印象で、チームトップのタックル数を記録した。読みも鋭くて相手RBをスクリメージ前で何度も止めている。第2週はふくらはぎの負傷で欠場。課題は体重が軽いだけにランプレーのとき相手OLに狙い打ちされると大きな走路が開いてしまってビッグゲインの原因になってしまうこと、それとINTできてたはずのパスを何本も落球してしまったこと。これから当分のあいだはディフェンスの要として活躍してくれそう。
http://www.nfl.com/player/darylwashington/496959/gamelogs
□パリス・レノン
加入2年目(2000年CARのルーキーFA) 34歳 リッチモンド大
出場16 先発16
◎◎◎◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎・◎◎◎◎
93タックル 3サック 3PD
4TFL 5QH 1FR
3年契約の2年終了(総額4.5M)
ブラッドリーの加入で控えに回されると思いきや、ホートン新DCの戦術をいち早く吸収してポジションを堅持、全試合で先発した。ワシントン同様に読みと反応の良さで堅実にディフェンスを支えた。試合中の動きを見てるとワシントンとそれほど遜色ないのにスタッツに差が出るのはやはり運動能力の違いかな。それでも頼りになるベテラン。
レノンといえば2008年にDETで0勝16敗、2009年にSTLで1勝15敗を経験、そのあとアリゾナに来たらウィゼンハントHC就任4年目で初の負け越し(5勝11敗)になったものだから負け運をアリゾナに持ち込んだのではないかという疑念も持ってしまったけどチームが8勝8敗の5割だったことでそれも払拭できた。
http://www.nfl.com/player/parislenon/2503971/gamelogs
□スチュワート・ブラッドリー
新加入(2007年PHIのドラフト3巡) 28歳 ネブラスカ大
出場16 先発1
○○◎○・○○○○・○○○○・○○○○
31タックル 1PD
1TFL 1QH
5年契約の1年終了(総額30M)
大型契約で加入したものの4-3のOLBから3-4のILBへの転向や新戦術になかなか馴染めずポジションを奪えなかった。ローテーションや負傷代役でILBに入ったことはあったけど、あとはブリッツ要員で使われることが多かった。それでもSTのカバーユニットでしばしばタイミングの良い強烈なヒットをしていたのは運動能力とタックル能力の高さを感じさせた。加入2年目になるので今シーズンはスターターとなって活躍することを期待してる。
http://www.nfl.com/player/stewartbradley/2495559/gamelogs
□レジー・ウォーカー
3年目(2009年ルーキーFA) 25歳 カンザス州立大
出場16 先発なし
○○○○・○○○○・○○○○・○○○○
16タックル
3年契約の最終年(総額約1.3M) →RFA→UFA
2010年は実質3番手として出場機会が多かったけど去年はブラッドリーの加入で4番手となりディフェンスでの出場は少なかった。それでもスペシャルチームのカバーユニットではチーム2位の16STタックルを記録してしっかり貢献してる。RFAとしてのテンダーオファーはなかったけど最低保障年俸での2年契約で残留が決まった。ある程度計算できるリザーブとして存在感はある。
http://www.nfl.com/player/reggiewalker/2507675/gamelogs
□クワン・スターディバント
新人(2011年ドラフト6巡) 23歳 ノースカロライナ大
出場なし
ドラフト6巡指名ながらそのあとFAでブラッドリーが加入したことで押し出された格好。最終ロースターカット後の当初の53人には入ったけど他チームを放出された選手と契約するため結局解雇されてPS入り、そのまま53人枠へ昇格することなくPSのままシーズンを終えた。大学時代4-3のOLBだったのが3-4のILBになったこともあり、プレシーズンゲーム中の評価は潜在能力はあるけどまだNFLの試合で使えるレベルではないというのもだった。1年間練習に参加してどれだけ成長しているか。レノンが30歳台半ばで契約最終年だから今年認められればその先がある。
http://www.nfl.com/player/quansturdivant/2495235/gamelogs
□
ウォーカーと再契約したので全員が残留。ドラフトでも指名しませんでした。
注目はレノンとブラッドリーの先発争い。チームでの経験と実績と安定感ではレノンだけど、持ってる能力の絶対値ではブラッドリーが上。契約額を考えてもブラッドリーがレノンから先発を奪ってもらわないと困るというぐらいの気分。どっちがスターターでも一定以上のレベルにあるという点で層は厚い。
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