ヘイガンズ残留

OLBクラーク・ヘイガンズが3年契約で残留。控えILBバイセルは退団。

2番手SLBヘイガンズは1年前にスティーラーズから1年契約で加入。OLBのローテーション（SLBとWLBの2ポジションをラボーイ、オキーファ、ベリー、ヘイガンズの4人で体力を温存しながら回す）の一角として先発SLBのオキーファとほぼ同数のプレーに出場してパスラッシュとラン守備ともに貢献してたけど12月に厄介な脚の捻挫でIR入りしてました。

去年のスタッツは11試合で27タックル、1サック、1ファンブルリカバー。脚のケガの回復は順調で4月下旬のミニキャンプに参加できるかもしれないそうです。

同じくUFAになっている2番手SLBバートランド・ベリーとも交渉中。まだ合意してないってことはちょっと難航してるんでしょうか。先発WLBトラビス・ラボーイ（去年5年契約で加入）はプレイオフ中に上腕二頭筋を断裂したため夏のトレーニングキャンプまで練習できないそうです。

この4人のうちラボーイ以外の3人は30歳を軽くオーバーしてるので後継者のことも考えておかないといけません。その候補の1人だった去年のドラフト6巡指名OLBクリス・ハリントンはPSに入ってたけどシーズン中に引き抜かれてしまったし。


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控えILBモンティ・バイセルはチーフスと契約しました。2006年のシーズン途中に加入して2年半で40試合（4先発）に出場、堅実なタックルでラン守備で貢献してくれてたので退団は残念ですけどダンスビーとヘイズの控えは2年目アリ・ハイスミスの成長に期待します。

バイセルはカンザス州立大出身で元は2001年のチーフスのドラフト4巡だったということで地元かつ古巣に帰ることになるし、おまけにチーフスの新HCはトッド・ヘイリー（前アリゾナOC）で新DCはクランシー・ペンダーガスト（前アリゾナDC）なのでこんなやりやすい環境はないと思います。

ちなみにチーフスのヘイリー新HCは就任してすぐにチャン・ゲイリーOCの留任とゲーリー・ギブス（前セインツDC）の"DCかLBコーチ"への登用を決めててそのあと加入が決まったペンダーガストの役職は未定だったけど、最近になってペンダーガストをDC兼DBコーチに、ギブスはLBコーチにすると発表してます。アリゾナをスーパーボウルに導いた攻守コーディネーターがチーフスを率いるという形になりました。2009年はアリゾナとの対戦はありません。