アリゾナマニアの知ったか発言集

CIN戦(2)

・QBは今週もスケルトンが先発。パサーレイティングは60.5
・3Qまでは3INTでレイティング18.0、4Qだけで159ヤード2TD投げてレイティング112.8
・WRフィッツジェラルドは今シーズン5回目の100ヤード以上
・RBウェルズは初のシーズン1,000ヤード突破


CBピーターソンをオフェンス起用しました。今シーズン3回目。過去2回はワイルドキャットでQBの位置に入った(1回目は相手がタイムアウト、2回目はスナップ手に付かず)けど、今回はスロットの位置にセットして、右サイドへ回りラテラルパスを受けたけど相手がすぐ対応して1ヤードロスでした。それならリバースのほうが走力を活かせると思うんですけどね。でも初めてスタッツが残った。

あと前半にRTブリッジスがLTブラウンの左にいて、RTの位置にはTEキングがいるというプレーも1回あった。いろいろ惑わそうとしてる。

全体のプレーコールでは、前半はTEをブロックに回すことが多かったのに後半途中からTEへのパスを増やしたこと、WRフィッツジェラルドにDLとLBの間のアンダーニースを走らせてパスを投げたプレーが2回とも成功したのが大きかった。後半のアジャストは良いけど、その前のゲームプランが浅いんでしょうか。

□QB
 スケルトン   23/44(成功率52.3%) 297ヤード 2TD 3INT Rat 60.5 5被サック ラン4回 6ヤード

 コッブがまだ脳震盪の影響が残っているということでスケルトンが2試合連続で先発。
  3Qまで … 9/20(成功率45.0%) 138ヤード 0TD 3INT Rat. 18.0 
  4Qだけ … 14/24(成功率58.3%) 159ヤード 2TD 0INT Rat 112.8
 笑えるほどの極端さ。チーム公式サイトの記事に"Jekyll-and-Hyde"なんて書かれてます。序盤は相変わらずパスが高い。そのせいでレシーバーが届かずINTされたのもあった。それ以外にもパスが少しずれてることが多い。4Qに変身したけどTEキングへのTDパスとか倒れながら横手投げでWRロバーツに通したパスとかはレシーバーがよく取った。でも最後はWRデュセットが足を滑らせなければ同点TDできてたパスを投げたわけだし、負け試合でも終盤に楽しませてくれるところはかつてのジェイク・プラマーに似ている。結局アリゾナにはこういうタイプが合うのかも。

 ホームとアウェーでずいぶん成績が違うのも相変わらず。

□RB
 ウェルズ  14回 53ヤード(平均3.8ヤード) 1キャッチ 8ヤード
 スティーブンス=ハウリング  1キャッチ 2ヤード
 テイラー  2キャッチ 19ヤード
 A.スミス  0

 ウェルズは今週も数字はあまり伸びなかった。でも膝に負傷を抱えてるとは思えない鋭い走りをしてました。これで3年目で初のシーズン1,000ヤード突破。チームにとっては2007年のエジャリン・ジェームズ以来だそうです。LSHはハムストリングの負傷のためあんまり起用されず、3番手テイラーのほうが出番が多かった。

 FBシャーマン  0

 4Qの敵陣1ヤードでQBスケルトンがスナップをファンブルしたのは本当はシャーマンにボールを渡して走らせるプレーだったそうです。そしたらシャーマンのNFL初ランでした。でも右へプルアウトしようとしたLGカレッジがスケルトンとぶつかってしまてしまい10ヤードロス。そのシリーズは結局FGでした。

□WR
 フィッツジェラルド  6回 105ヤード 1TD 最長39ヤード
 ロバーツ  6回 75ヤード 最長22ヤード
 デュセット  2回 47ヤード 最長27ヤード
 サンプソン  インアクティブ
 スタッキー  0
 S.ウィリアムズ  インアクティブ
 J.ジョンソン  インアクティブ

 フィッツジェラルドは3Qまでわずか1キャッチ13ヤード(落球もあった)だったけど4Qだけで5キャッチ92ヤード。30ヤードのTDではアンダーニースを走ってショートパスを受けたあと20ヤードくらい走った。次のドライブではサイドライン際ギリギリを走ってオープンになりゴール直前まで迫る39ヤードゲイン。

 TEヒープ  2回 29ヤード 最長20ヤード
 TEキング  1回 2ヤード
 TEハウズラー  1回 11ヤード
 TEドレイ  0

 ヒープはパスキャッチでは貢献したけど、最後のドライブ3rd and 7yでWRフィッツジェラルドへのショートパスのときブロックをミスして1st downを取れなかったこと(2ヤードしかゲインできず)が批判されてます。素人目にもわかるミスだったし、あそこで良いブロックしてたら1st down取れてた。ハウズラーをもう少し絡ませて欲しかったなと思う。

 CBピーターソン  1キャッチ マイナス1ヤード


 OLはランが53ヤードで平均3.8ヤード、被サックが5回、被QBヒットが10回。相手はDLに優秀なパスラッシャーが揃ってるうえに積極的にブリッツしてきたので苦しかった。サックはブリッツでノーブロックで倒されたのだけで2回あったし、QBスケルトンが時間をかけすぎたのもあった。

 RTはキースが負傷欠場でブリッジスが先発。そしてRGは後半からハドノットに代えて去年まで先発RGだったデュース・ルトゥイが今シーズン初めてオフェンスで起用されました。ハドノットは負傷ではないそうです。ルトゥイは1年契約だから来年の契約オファーをするかを実戦で使って見極めるためではないかと見られてます。それがよりによって今年7月に一旦契約合意したあと身体検査で引っ掛かっておじゃんになったCIN戦とは人が悪い。久々だったけどやっぱり強い。でもブリッツの圧力に押されて1サックも喫してます。


 Kフィーリー  FG 1/1(○29ヤード)

 FGはイージーな距離を確実に成功。キックオフは4回蹴ってエンドゾーン到達が3回、タッチバック2回。相手KRは2回平均20.0ヤード。アリゾナは試合開始のときはレシーブで、前半無得点だったから、フィーリーは前半一度もフィールド内に入ってない(笑)。

 Pザスタディル  パント6回平均38.3ヤード inside20y 2回 最長46ヤード

 自陣20ヤード地点ぐらいからのパントなのに40ヤードとか28ヤードとかいうスカがあった。あとの4つは良いパントだった。相手PRは2回平均3.0ヤードだったのでネット平均は37.3ヤード。ほとんどリターンさせなかったという意味ではまずまずの内容。

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