アリゾナマニアの知ったか発言集

WRボルディン放出

WRアンクワン・ボルディンがBALへトレード。ボルディン+5巡を出し、見返りはドラフト3巡と4巡指名権。


DEダーネル・ドケットがtwitterでつぶやきどころか絶叫してます。ワーナー、ボルディン、ダンスビー、ベリーが引退or移籍で退団。だから「せめてロールだけでも残ってくれそのためだったら俺の年俸下げてもいいから! 俺は試合で勝ちたいんだ!!!」。

ドケットならずとも、このタイミングで決まるとは思ってなかったんで驚きました。WRアンクワン・ボルディンがレイブンズへトレード。

・アリゾナ→レイブンズ
 WRアンクワン・ボルディン
 ドラフト5巡指名権(全体159番目)

・アリゾナ←レイブンズ
 ドラフト3巡指名権(全体89番目)
 ドラフト4巡指名権(全体124番目)

2巡1個ではなく3巡1個ブラスアルファでした。足元を見られた感じもありますが現実はこんなものでしょう。アリゾナは3巡と4巡が2個ずつになりました。

すでにボルディンはレイブンズと契約見直しも合意してます。アリゾナはボルディンの代理人トム・コンドンに他チームとの交渉許可を与えてたそうです。2010年はアリゾナとの4年契約(総額23.5M)の最終年でサラリーは3ミリオンの予定だったけど、それを破棄して3年総額25ミリオン、そのうち10ミリオンの支払い保証で合意。年8Mを手に入れました。

ボルディンは2003年のドラフト2巡指名でアリゾナ加入。7シーズンで95試合(92先発)に出場、通算586キャッチ、7,520ヤード、44TD。プロボウルに2回出場。通算キャッチ数と4回のシーズン1,000ヤードレセプションはチーム記録。

低迷時代からチームを支えてくれました。ただ7シーズンのうちフル出場できたのは2回だけどケガに悩まされ続けました。ここ2年は契約見直しを求めてミニキャンプをホールドアウトしたりもしたけど試合ではそれを感じさせないプロフェッショナルぶりも見せてくれました。新天地で契約問題もスッキリしたことだし今後も活躍することを願ってます。


カーディナルスの歴代キャッチ数

1 586 Anquan Boldin(2003-2009)
2 535 Larry Centers(1990-98)
3 523 Larry Fitzgerald(2004- )
4 522 Roy Green(1979-90)
5 493 Frank Sanders(1995-02)
6 480 Jackie Smith(1963-77)
7 469 Pat Tilley(1976-86)

カーディナルスの歴代レシーブ獲得ヤード
1 8,497ヤード Roy Green(1979-90)
2 7,918ヤード Jackie Smith(1963-77)
3 7,520ヤード Anquan Boldin(2003-2009)
4 7,067ヤード Larry Fitzgerald(2004- )
5 7,005ヤード Pat Tilley(1976-86)
6 6,644ヤード Mel Gray(1971-82)
7 6,579ヤード Frank Sanders(1995-02)

カーディナルスの歴代TDレセプション
1 66 Roy Green(1979-90)
2 60 Sonny Randle(1959-66)
3 59 Larry Fitzgerald(2004- )
4 45 Mel Gray(1971-82)
5 44 Anquan Boldin(2003-2009)
6 40 Jackie Smith(1963-77)
7 38 Bobby Joe Conrad(1958-68)

順当ならキャッチ数も獲得ヤードも2010年中にフィッツジェラルドが抜く勢い。ボルディン不在でマークが厳しくなって成績が落ちるか、それとも絶対的エースとして獅子奮迅の活躍をするか。先発に昇格するであろうブレストンがこれまで以上の貢献ができるか、3番手に繰り上がるデュセットがコンスタントに能力を発揮できるか、気になるけど楽しみでもあります。

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