アリゾナマニアの知ったか発言集

LAR戦(2)

・2週続けて前半ですでに大差。@LARは2年連続で完封負け
・1st down更新はたったの5回。QBブラッドフォードはパスわずか90ヤード
・LARのRBガーリーを平均2.2ヤードに抑えたけど3TDランされた

□A Familiar Feeling: Cardinals Struggle In Loss To Rams (チーム公式サイト9月16日日曜の記事)

スティーブ・ウィルクスHCは0-34での敗戦に「先週のデジャビュだ」。開幕週は前半のスコアが0-21。この日は0-19。立て直しのため修正が入るのは明らか。「座視せずすぐに解決に取りかかる」。

LAR戦中にQBサム・ブラッドフォードに代えて新人QBジョシュ・ローゼンを投入する考えはなかったかという質問に、悪いところだらけで1選手でどうにかなる状況とは思えなかったと返答。

開幕から2連敗は2005年以来。1st down更新はたったの5回(LARは24回)。去年の@LAR(といってもロンドンでの試合だった)も0-33だったので2年続けての完封負け。

去年はエースQBカーソン・パーマーが腕を骨折して試合の形勢が変わったのだが、今回はブラッドフォードがリズムをつかめなかった。17/27でわずか90ヤード。WRラリー・フィッツジェラルドは試合序盤にハムストリングを痛めて途中退場したのだが28ヤード(3キャッチ)がチームトップ。

トータル獲得ヤードは137ヤード。LARは432ヤードという大差。

QBブラッドフォードは「これを直したら良くなるというものが1つだけであることを願う。すぐに改善したい。2週続けてディフェンスに負担をかけてしまった」。

ディフェンスは序盤は先週より良かった。RBトッド・ガーリーを抑えて2週続けて1Qをスコアレスにした。

ラムズはKグレッグ・ザーラインが足の付け根を痛めて欠場というハンデを負っていたが、アリゾナはスペシャルチームですら優位に立てなかった。LARのPRジョージョー・ナトソンに何度もロングリターンされ6回平均22.2ヤード。

LARのRBガーリーは19回42ヤード(平均2.2ヤード)に抑えたが3TDランされた。QBジャレッド・ゴフはCBパトリック・ピーターソンに1つINTはされたがパス354ヤード。パスラッシュでほとんどプレッシャーがかからなかった。

オフェンスは改善が必要。WRフィッツジェラルドはLARのディフェンスがかなり良かったと強調しているとはいえ、3rd downコンバージョンが3/12。4Qまで敵陣にすら入れなかった。今シーズンまだトータルで6得点しかできていない。

ローゼンがベンチに控えていることもありブラッドフォードが批判の標的になりやすいがRGジャスティン・プーは「それはフェアじゃない。これはチームスポーツだ。フィールドには11人がいる。それぞれが十分な働きができなかったということだと思う。0-34で負けたんだから全員が良くなかったのは明らかだ」。

WRフィッツジェラルドも「サム(ブラッドフォード)はオフェンスの11人のうちの1人にすぎない。彼だけに責任があるわけではない」。

ウィルクスHCはディフェンスとスペシャルチームも見直すといっている。ワンサイドスコアはオフェンスだけでの問題ではないと。

アリゾナはこのあと2週続けてホーム。CHI、SEAと対戦する。シーズン序盤にして早くも正念場を迎える。

RGプーは「混乱してる間は辛い。本来の自分を取り戻したい。見つけ出す。0勝2敗で内容も悪い。焼け野原から立て直す」。

最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事