アリゾナマニアの知ったか発言集

LSホーデル再契約

キャップに余裕ができたのでさっそくUFAになってたロングスナッパー専任のネイサン・ホーデルと4年契約。

今後は自前FA選手との再契約が続きそうです。ホーデルは2002年からすでに6年間アリゾナのロングスナッパーをしているけどさらに4年やることになりました。ウィゼンハントHCはLS専任にロースター枠を使わず他のポジションのリザーブ層にあてようとしてるみたいな雰囲気もあったけど、結局はホーデルを保持しました。LSは意外と大事なポジションだからスペシャリストに任せた方がいいですよね。


昨日書き忘れてたけど、WRフィッツジェラルドの契約にはトレード拒否条項が付いてます。チーム間でトレードが合意してもフィッツジェラルドが嫌だと言ったらお流れになります。メジャーリーグではよく聞くけどNFLではあんまりないですね。これは契約見直しに合意したあとトレードで放出という危惧を持ったのでフィッツジェラルド側が希望したみたいです。

フィッツジェラルドの契約が見直されたので、今度は相方のWRアンクワン・ボルディンの動向が注目され始めてます。ボルディンは新人のとき4年契約したあと2年満了時点で契約見直しを要求、2005年のトレーニングキャンプ直前に4年契約延長してるんですが、その内容は元の契約の残り2年を含めて6年総額23.5ミリオン。フィッツジェラルドは4年総額40ミリオンだから年平均だと半分以下。能力が同等なのに金額に開きがありすぎるんですよね。

チームももちろんこのことを把握してるんだけどチームもボルディンも「フィッツジェラルドの契約見直しがまとまってから」と先送りにしてきました。なので本格的な話し合いはこれから。なんといってもボルディンの代理人はドリュー・ローゼンハウスだし、実際に3年前の契約見直し要求時にはオフのミニキャンプをホールドアウトしたこともありました。フィッツジェラルドの新契約が予定より高くなったのでボルディンの出方によっては難航するおそれもあります。

で、噂なんですが、フィッツジェラルドの契約合意を受けて、NFC東地区に所属してるチームのうちの3つほどが、ボルディンをトレードで獲得できるか可能性を模索してるらしいです。アリゾナのフロントの傾向からするとそんなことしないだろうと思うんだけど、相手チームが上手いことドリュー・ローゼンハウスを焚き付けて超大型契約を要求してきてホールドアウトやらなんやらになって開幕前に放出せざるをえない状況になるという事態がありえないとは言い切れないです。

そんなことにならないためには早めにボルディンとも契約見直しに合意することですね。フロント頑張って欲しいです。順番としてはまずフランチャイズ指名したILBカルロス・ダンスビーとの長期契約、次にボルディン、そのあとSSエイドリアン・ウィルソン(5年総額21ミリオンでボルディンと同じく能力に対してかなり安い)も見直しが必要。

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