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終盤の展開は目茶苦茶でしたね。興奮が冷めません。凄い試合でした。
結局はQBカーソン・パーマーとWRラリー・フィッツジェラルドのための試合だったなと。
WRフロイドへのTDパスで先制するもそのあとオフェンスもディフェンスもGBに押されて逆転を許すという厳しい展開。QBパーマーは指の負傷の影響かピリッとしない。
それを打開したのがWRフィッツジェラルド。ショートパスやサイドライン際でのパスをキャッチしてオフェンスのリズムを取り戻した。
相手ゴール前まで攻め込んで少なくともFGで同点にはできるという場面でQBパーマーがこの試合2つ目のINT。やはりパーマーはプレイオフを勝てないQBなのかという空気が漂う。
それでもギリギリのところをくぐり抜けて再びゴール前まで進むと、エンドゾーン内でWRフィッツジェラルドが弾いたボールが宙に浮いてWRフロイドのもとへ。
QBパーマーがNFL13年目にしてのプレイオフ初勝利へ産みの苦しみでもがく中、チームメイトが盛り立てるという展開に勝利の女神が微笑んだ、と感じるプレーだった。
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でも試合はすんなり終わらなかった。GBのQBアーロン・ロジャースが4th downでエンドゾーン内からWRジャニスにロングパスを通し、さらにヘイルメリーまで通ってTDとなり同点でオーバータイム突入というありえない事態に。
コイントスで勝ってアリゾナの攻撃から、プレッシャーを受けてプレーが崩れるもQBパーマーがパスを送った先には超オープンのWRフィッツジェラルド。ランアフターキャッチで一挙に5ヤード地点まで達すると、WRフィッツジェラルドへのショベルパスで中央突破してTDという劇的な幕切れ。あの場面でとっておきのプレーをコールするエイリアンズHCに感嘆。
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レシーバーに負傷者が続出する中でパスを通しまくったQBロジャースもあっぱれ。
今回の審判団は優秀だなと思ってたら4Qに急にコンタクト系の反則をほとんど取らなくなったけど両チームが被害を受けたから公平かなと(回数ではアリゾナが得してる)。
アリゾナの4Q最後のドライブでパスプレーを選択せずランで時間を消費してたら最後あんなことにならなかっただろうけれども、GBの反則も取らなかった。あそこでパスをコールするのがエイリアンズHC。
オーバータイムのコイントスでコインが回転しなくてやり直しというのも含めてめったに見ることができないことがいろいろ起こった。
アリゾナが勝ったことはもちろん嬉しいんですが、試合が凄かったことの興奮のほうが強くてどっちが勝ったかはとりあえずどうでもえー。楽しかった。
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