アリゾナマニアの知ったか発言集

新人OLBマイジェイ・サンダースが進化中

・新人OLBサンダースは第10週時点で出場100スナップ未満ながら2サック

□Myjai Sanders Evolution Showing Cardinals Development On Edge (チーム公式サイト11月17日木曜の記事)

 (2週間前の記事です)。

・ドラフト3巡新人ILBマイジェイ・サンダースはDE J.J.ワットのリターンTDになるはずだったサックを決まる前にも、2Qの連続プレーで成長を見せていた。

 ラムズ戦でWRクーパー・カップへのshort inside passを埋もれさせて3ヤードロスにした。次のプレーではQBジョン・ウォルフォードの前に出てパスを急がせてインコンプリートにした。

 サンダースは「あの2つのプレーが決まったとき、オレは頭の中で『今がそのときだ』と話していた。ついに試合で貢献できるところを見せるチャンスが来た」。

 オフにOLBチャンドラー・ジョーンズがFAで退団し、エッジラッシャーはベテランのマーカス・ゴールデンとでニス・ガーデックがいて彼と同じドラフト3巡のキャメロン・トーマス、ドラフト7巡のジェシー・ルケタと2021年ドラフト6巡のビクター・ディムケージェが期待の若手だ。

 若手たちがどのくらいの早さで出てくるか分からないためディフェンスの中でも層の薄いポジションだった。

 バンス・ジョセフDCは「テクニックを学ぶことだ。NFL入りするパスラッシャーはたいていスピードがある。NFLの長身で大きいOTが押し込んでくるので圧倒できるスピードラッシャーは多くない。NFLのパスラッシュはダーティーな仕事で、スピードからパワーに変わる。若い選手はそれを理解するのに苦労する。パスラッシュはダークな仕事だしテクニックを学ぶ必要がある」。

 ジョセフDCは彼ら若手がNFLに馴れるのを容易にするために現時点ではラン守備やパスカバーに下がる仕事を減らしている。

 サンダースはラムズ戦の出番はわずか21スナップ。しかし5タックル、1サック、1TFL、1PD、1FFでスタッツシートを満たした。ジョセフDCはサンダースを「抜群の試合」とした。疑いの余地なく今シーズン最高の働きだった。

 サンダースが初めて20スナップ以上に出場したのが2試合前。今シーズン通算でまだディフェンスで100スナップに出ていない。しかし2サック、6回のQB hurryの成績だ。(LVに移籍したジョーンズはここまで460スナップで0.5サック、12回のQB hurryだ)。

 サンダースは「オレには学ばないといけないことがまだたくさんあると感じているが、上手くなっていると感じる。映像を見てたくさん試合を見て、試合がゆっくり見えるようになったときオレにとって良いことが起こり始める」。

 OLBマーカス・ゴールデンはNFLのエッジラッシュを学ぶ上で一番難しいのはすべてのOTが同じでないと理解することだと言う。大学では基本的にみんな同じようにセットする。彼によるとNFLでは攻撃方法を変えたりステップを変えたりしてディフェンス選手を翻弄するのだという。

 サック数が成功のシンボルとされることが多いのも難しいことかもしれない。

 「オレは2年目(12.5サック)のあとみんながそれを期待するようになった。それはギフトであり呪いでもある。世間が期待しているのにそれができないと『彼は期待外れだ、ひどいシーズンを送っている』となる。そういうものなんだ」。

 サンダースは今はそんなことは気にしていない。彼はラムズ戦のあとに自分のベストはこれからだと言っていたが、それは自明の理だとわかっている。

 「オレたちにスポットライトが当たっているなんて言わない。ただ試合に出さえすればオレたちができると期待されていることをやるだけだ」。


 (そのあと2試合はサックはないけどよくQBに迫ってるしLAC戦でPDしてる。キャメロン・トーマスがLAC戦でサック。2人が着実に成長してるのが今シーズンの収穫)。

 (6-5、255でチャンドラー・ジョーンズとほぼ同じサイズ。どう成長していくか楽しみ)。


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