アリゾナマニアの知ったか発言集

MIA戦のAftermath

・TEマクブライドが9キャッチ124ヤードの活躍
・WRハリソンは6キャッチ111ヤード。シーズン5TD目
・3試合連続で被サック無し。チームでは1975年以来


◻︎McBride Emphasizes National Tight Ends Day, And Dolphins Aftermath (チーム公式サイト10月27日日曜の記事)

・QBカイラー・マレイはこの日がNational Tight Ends Dayだと知っていた。ただTEトレイ・マクブライドにボールを渡したいという欲望には影響を与えなかった。

 マレイに影響を与えたのはマクブライドがどれだけ優秀な選手になったかである。新人だった2022年はTEザック・アーツを見習っていた。この日は9キャッチ124ヤード。WRマービン・ハリソン・Jrも素晴らしく、2人が100ヤードレシーブしたのは2021年第3週のWRクリスチャン・カークとWR A.J.グリーン以来だ。

 マクブライドはマレイが最も信頼する選手だ。彼はそれを獲得した。

 マレイは「トレイは野獣だ。トレイについてはいくら言っても言い足りない。彼はリーグでも最高の選手になれる」。

 MIA戦でチームはマクブライドに照準を合わせた。オリンピックのハードル競技のように相手選手を飛び越えた。そのあとサイドライン際で見事なtoe-tapping catchをして、何度もタックラーをかわした。

 National Tight Ends Dayにチームが必要とする働きをした。


 (抜群の信頼感。今シーズンTEの中でキャッチ数リーグ2位、レシーっビングヤード3位。もっと注目されていい。意外にも今年まだTDがない)。


・WRマービン・ハリソン・Jrはこの試合最初のターゲットで25ヤードのキャッチ。これだけで最近2試合の合計ヤードを上回った。それを足掛かりに6キャッチ111ヤード。難しいキャッチを何度もして試合後は明らかに満足そうだった。

 思い描いていた通りになったかと質問されると満面の笑みを浮かべた。彼は「そうだ」と答えた。先週同じ質問をされたときは「分からない」と答えていた。


・4QにWRハリソンがキャッチしたかどうか微妙だったプレー。ジョナサン・ギャノンHCはチャレンジのred flagを投げるかどうかの判断をケニー・ベル(football strategy directorという肩書きでコーチングスタッフにいる人物)に委ねていると言う。これでギャノンはHC就任以降チャンレンジは3回とも成功。


・アリゾナは最初のドライブでMIAから2回ファンブルさせたがTDドライブにされた。DLダンテ・スティルスがQBサック時、OLBビクター・ディムケージェがゴルライン前でキャッチ後のWRからFFしたがどちらもボールを押さえられなかった。幸運にもそれが敗因にならなかった。


・QBマレイは最初の2本のパスをDLに叩き落とされた。その後は動き回ってヤードを稼いだりサックを避けるなど本来の姿。3本目以降は26/34でパスをとした。


・Kチャド・ライランドは決勝FGを決めただけでなくキャリア最長の57ヤードFGを何事もなかったように真ん中に叩き込んだ。68ヤードでも届いていたのではないだろうか。


・アリゾナのLSアーロン・ブリュワーとMIAのCアーロン・ブリュワーが試合後にユニホームを交換する光景は良かった。


・アリゾナは3試合連続で被サック無し。注目すべき数字だがQBマレイの功績が大きい。彼は何度も個人技でサックを逃れた。前半終了間際に倒される寸前にボールを投げ捨てたのが2回あった。

 それでも3試合連続被サック無しはチームで1975年第12週~14週以来だ。当時はOLにall-proが何人もいた。過程はどうであれ印象的な数字だ。


・WRハリソンは1年目の開幕から8試合で5TDキャッチ。新人でこの記録は1950年のFran Polsfoot以来だ。


・WRグレッグ・ドーチは過小評価されているが素晴らしいプレーを2つした。3Qにキャッチ・アンド・ランで1st-down獲得してTDドライブに繋げた。その前に2Qにパントで敵陣エンドゾーン手前でボールを叩き戻してLSブリュワーがボールを5ヤード地点で押さえた。全ては小さなことだ。


・パントといえばPブレイク・ギリキンは今週も素晴らしかった。


・Sブッダ・ベイカーは前半はフィールドのあらゆるところにいた。彼はリーダーだ。

最近の「アリゾナ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事