アリゾナマニアの知ったか発言集

WRの補強について

・WRを1人追加。ダミエーレ・バード(前CAR)
・小兵ながら40ヤード走4.28秒のスピードでリターナーで実績
・WRは今オフの重点補強ポイントの1つだけどFAでは有力選手来なかった
・なのでドラフト上位で指名する見込み。今年はWRも層が厚い

□Cardinals Sign Wide Receiver Damiere Byrd (チーム公式サイト3月26日火曜の記事)

WRダミエーレ・バード(前CAR)が1年契約で加入。

CARに4年いた選手。5-9、180という小兵ながら40ヤードを4.28秒で走るというスピードがある。

サウスカロライナ大出身で2015年CARのルーキーFA。
 2016 CAR 1試合(先発なし) 1キャッチ16ヤード
 2017 CAR 8試合(3先発) 10キャッチ105ヤード 2TD KR7回平均32.7ヤード1TD
 2018 CAR 8試合(先発なし) 1キャッチ8ヤード PR11回平均9.5ヤード

去年一昨年と2年続けて腕の骨折でIR入りしてる。

キングスベリーHCは火曜に「アウトサイドで突き抜けることができて相手に縦の脅威を与えられる選手が必要だとまだ思っている。去年はクリスチャン(WRカーク)が負傷したあと戦力不足になった。このリーグでは脅威を与える選手がいないと相手チームは楽になる」と語っててドラフトでスピードのある選手を補強しそう。


(J.J.ネルソンと入れ替わりで似たような身体能力の選手が来た。WRとしての実績はかなり劣るけどリターナー能力は上回ってる。KR/PRでファロー・クーパーの予備という感じ)。



□Cardinals Look To Catch A Wideout (Or Two) (チーム公式サイト3月7日木曜の記事)

(FA解禁前の記事です)。

スティーブ・カイムGMはWRの補強について「今年の春に重点を置くポジションだということに疑いはない」。

アリゾナのWRは2003年ドラフト2巡のアンクワン・ボルディンと翌年ドラフト1巡のラリー・フィッツジェラルドが率い、スティーブ・ブレストン(2007年ドラフト5巡)を加えたトリオがいたときにスーパーボウル進出。

その数年後にはフィッツジェラルド、マイケル・フロイド(2012年ドラフト1巡)、ジョン・ブラウン(2014年ドラフト3巡)で高いレベルを誇った。

現在はフィッツジェラルドはまだ健在だがNFL16年目で36歳。去年新人としてはいい働きをしたクリスチャン・カーク(ドラフト2巡、去年12試合で43キャッチ590ヤード3TD)はいるがインパクトある活躍ができる選手が足りていない。

「ダイナミックな動きができる選手を見つけてくるのが我々の目標だ。セパレーションできる選手、正確なランニングルートを走れる選手、キャッチ後でも高い能力を出せる選手。相手ディフェンスに脅威を与えられる選手が必要だ」(カイムGM)。

WRフィッツジェラルドは「オレの役割は変わると思う。クリスチャン・カークやQBジョシュ・ローゼンや今後10年このチームでプレーする選手たちを一人前にする手助けをすることはオレにとって重要だ。オレの知ってることを伝授して彼らの成長カーブを上昇させる」。

キングスベリーHCは今年のドラフト候補WRについて「今年は本当に層が厚い。評価するだけでわくわくする」。

D.K. Metcalf(ミシシッピ大、身長6-3、40ヤード4.33秒)、N'Keal Harry(アリゾナ州立大、身長6-4、40ヤード4.53秒)、A.J. Brown(ミシシッピ大、身長6-1、40ヤード4.49秒)、Hakeem Butler(アイオワ州立大、身長6-6、40ヤード4.48秒)といった大型、Marquise Brown(オクラホマ大、身長5-10、負傷中で40ヤード計測できず)、Parris Campbell(オハイオ州立大、身長6-1、40ヤード4.31秒)のような小さくてすばしっこい選手。すでにクリスチャン・カークがいるのでアリゾナが探しているのはアウトサイドWRができる選手。

NFL NetworkのドラフトアナリストであるDaniel JeremiahはキングスベリーHCについて「彼はフレキシブルだ。みんな彼のことをエアレイドに分類する。だが彼はTEを使っていた年もある。Jace Amaro(テキサス工科大出身のTEで2014年NYJのドラフト2巡)がいたときも100キャッチしていたわけではない。ボールを素早く手放すことでカバーされていない選手を生み出したいんだ。だから素早くて速いWRを薦める」。

アリゾナはトレント・シャーフィールド(去年のルーキーFA)とチャド・ウィリアムズ(一昨年のドラフト3巡)の成長への注視も続け、12月にウェーバーで獲得したファロー・クーパー(前LAR)にもWRとしての能力を示すチャンスがある。

目標はWRを再びチームの強力ポジションに戻すこと。「このオフェンスにはかなりのチャンスがある。そのためには騎馬を揃えないといけない」(スティーブ・カイムGM)。


(結局FAで獲得したのはケガばかりしてる元1巡指名ケビン・ホワイトだけ)。
(そのぶんドラフトでは上位で指名してきそう)。

(D.K.メトカーフって2世選手ではあるけど、父は元CHIのOL。プロボウル3回のRB/リターナーのエリック・メトカーフとは血縁関係が無いらしい。1998年にQBライアン・リーフ指名権とのトレードでアリゾナに来た選手)。

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