シーズン総括（１１） ＤＥ

■バートランド・ベリー　　評価Ａ
　出場１６　先発１６
　４９タックル（３９ソロ）　１４．５サック

すでにディフェンスの中心選手。オフにＦＡで５年総額２５ミリオンの大型補強で加入して金額に見合う活躍、シメオン・ライス以来の２桁サックを記録してプロボウルに選出されました。精神的にもリーダーで若手にアドバイスしたり食事に誘ったりしてるそうです。

■ペッピ・ゼルナー　　評価Ｂ
　出場１６　先発１４
　２３タックル（１７ソロ）　２サック

開幕直前にＲＢハンブリックとともにトレードでレイダースから来ていきなりスターターＬＥに定着。スタッツは伸びなかったけどＤＴでもプレーしたり奮闘してくれました。なによりこの人が来たことで新人ドケットをＵＴで固定できたことが大きかった。

■カルビン・ペース　　評価Ｂ
　出場１４　先発なし
　１２タックル（８ソロ）　４．５サック

０３年は全試合先発して１サック、２年目はベリーとゼルナーの加入とバンデンボシュの復帰で出場機会は減ったけどパスシチュエーション限定での起用で相手ＱＢにかなりプレッシャーをかけていた。成長してくれて嬉しかったけどシーズン終盤になるとウェートトレーニング不足をグリーンに名指しで指摘されあまり使われなくなった。ラン守備能力も高いからコーチの指示通りにバルクアップすればスターターも十分務まる素材。１巡指名なんだから頑張って欲しい。

■カイル・バンデンボシュ　　評価Ｂ
　出場１６　先発１
　１３タックル（１１ソロ）

３年間で両ひざのＡＣＬを断裂したけど戻ってきた。練習も試合も大好きなアツい性格はマッギニス前ＨＣだけでなくグリーン現ＨＣにも気に入られてるようです。契約最終年でＵＦＡになるし再契約オファーがあるかわからないけど残留すればゼルナー、ペース、Ａスミスとの先発ＬＥ争いが楽しみ。

■アントニオ・スミス　　評価Ｃ
　出場２　先発なし

ドラフトされた７人のルーキーで唯一開幕ロースターに残れずＰＳ入り、シーズン終盤にアクティブロースターに昇格。チームは最初から即戦力とは考えていなくて将来性を見越しての指名だったみたいでウェイトを真面目にやって相当パワーアップしてるそうだし先発ＬＥ争いの大穴。